BMSGっていいな‼️
《写真元 : Twitter@SkyHidaka》
白昼夢
毎日のように、夢を見ている感覚に陥る。
次々にお目見えする情報、新しい環境の中で楽しそうに頑張っている姿、タイムラインで皆で同じ感情を共有できる尊い時間、そして何よりBMSGに出会った人達が幸せそうに笑っている光景。
これは本当に本当の夢物語なのではないだろうかと、「俺たちの歌」と称されたあの曲を綴った彼の先見の明にただ感服するしかない。リアルな場所に声があり、沢山の人がいて、日々賑わっているこのファンダムのことを思うと、あまりに幸せすぎるこの事実に胸がぎゅっと締め付けられる。
まる1年、である。
SKY-HIは去年の今日-2020年9月26日に、YouTube生配信 #SKYHI実家ワンマン-Family Homesession- にて、彼自身の実家から、
ライブを通したありのままの姿で世間に株式会社BMSGをお披露目し、ボーイズグループのオーディションを開催することを発表した。そして同時に、第1弾アーティストとなるNovel Coreを紹介。BMSGのはじまりの2人が配信を通じて世の中に自らを示し、これから変革を起こす会社であることを宣言した。
長くなるが、ここでもう一度原点に立ち返る為にも、その時の彼の言葉を引用させて頂きたい。
(中略あり)
そして、こう続けた。
物凄い衝撃だった。
嬉しさと感動で胸がいっぱいで、目の前に家族がいなければ泣いていたと思う。
何故嬉しかったのかは分からないけれど、彼が道を切り拓いていく姿がとてもかっこよくて、何よりもその理念と目的、そのものを体現してくれる「誰か」を、私自身がずっと探し求めていたからかもしれない。例えば、強く共感したのは以下引用。
停滞している日本の音楽カルチャーに漸く光が差すのだと、時代が変わるのだと、そう感じられた。
あの日の自分に私はこう伝えたい。
『SKY-HIを信じて着いてきたBMSGは、最高に素敵な才能に恵まれて、こんなにも沢山の人から愛される会社になっているよ』
正直な話、1年前はBMSGが掲げる「革命」がどれほど現実味を帯びているのか分からず、今まで男女混合やガールズを主に応援してきた私はボーイズグループのオーディションと言われてもいまいちピンと来ていなかった。
どんな人が応募してくるんだろう。
今会社はどんな状態なんだろう。
目指すレベルもまだ分からないし、兎にも角にも何も分からない状態だった。
与えられた情報は、SKY-HIとNovel Core、
そしてBとMとSとGのアルファベット4文字のみ。
これから何が起こるのだろうという希望に満ち溢れると同時に、既に身体が悲鳴を上げていると言って笑う彼には複雑な気持ちも抱いていた。
無理しないでと言っても無理をするような人だから、もうとっくに心身の限界なんて超えていたと思う。昔も今も同じことを言われ続け心配されているのはその証拠であろう。
私がSKY-HIを聴き始めたのは数年前からだけれど、曲に委ねる思いや生き方はどの時代も揺るぐことはなく、彼は一貫して愛を歌い続けていた。
アーティストとして、人間としてリスペクトしている彼が創る会社。そしてこれから間違いなく起こる革命。そこには光り輝く未来への希望とこのレーベルへの信頼しかなかった。
「オーディション番組は地上波で放送する」と聞いた時にはせいぜいAbemaかなと思っていたから(これまた懐かしい話)、スッキリ公式Twitterで「新しいオーディション番組を特集します!」と告知が出た時にはまさか、と目を疑った。
周りの誰にこの革命の意義や可能性を理解されなくとも、自分が信じたこの道でBMSGに生涯添い遂げようと誓った1年前の日を忘れることはないと思う。
たかが金額、されど金額。
生涯忘れないといえば、『ボーイズグループのオーディションに自腹で追加1億円を出資した』こともそうだった。デビューして15年間でそれほど潤沢になっていたことに、今まで彼らに費やしたお金はちゃんと懐に入っているのだなと安心したことを覚えている。(ドームアーティストなのだからそれくらい入っていないと困るけれど、やはり普通に応援しているとどれほどの手取りがあるのかは見えないから...)
現在行われている
THE FISRTクラウドファンディング では、驚くべきことに開始35分で目標金額の1億円に到達した。しかし違った見方をすると、確かにこれは「35年間かけてようやく掴んだ1億円」なのかもしれない。今回のクラウドファンディングで強く感じたのは、どれだけ主催者を信用してお金を託すことができるか、見返りよりもこの部分が出資者の人数や額に占める割合が大きいということだった。
AAAとして、SKY-HIとして多くのファンを味方に歩んできた彼が、新たに得たTHE FISRTからのファン層。彼と出会って半年という方も少なくはないだろうが、根強いファンからも新しく加わったファンからも寄せられる信頼度というものは並大抵ではないように思う。
その背景には紛れもなくこれまで彼が刻んできた道のりと、THE FIRSTというオーディション・育成プログラムを通して見えた彼の人柄や考え方があり、1対11ではなく1対1×11というボーイズ一人一人への向き合い方や些細な面での気遣いも見て取れる。
あるコメント欄で、私は「この子達が日高さんという大人の元で育つことができて良かった」というコメントを拝見したことがある。特に歌唱やダンスが未経験のメンバーにとっては、変な癖を付けないことが大切だ。その為には正しいメソッドで各々に合ったレッスンを施すことができるコーチ陣の手腕が必要であり、そのような実力あるトレーナーとの関わりが深いSKY-HIの広い人間関係があるからこそ、あれほどに豪華な講師陣を揃えることができている。勿論SKY-HI自身もいちアーティストである為、自社のアーティストに様々な面から丁寧なアドバイスができることもBMSGの大きな魅力の1つだと思う。
話は戻るが、普段は触れることすらない1億円という大金がオーディションにおいてどの用途で使われるのか、これはかなり考察のしがいがあったように思う。番組制作費なのか、機材費用や審査使用費なのか...何も分からないけれど、ただ、スーツに身を包んで日テレにプレゼンをしに行った1年目の社長としての姿を想像すると、どうにも愛おしくて仕方がなかった。不安なことも沢山あっただろうに、彼は改めて「怖くても進め」という言葉を誰より体現している存在なのだなと思う。まさにSKY-HIの命をかけて、THE FISRTというオーディションはうぶごえを上げた。
今ではこんなにも素晴らしい才能に囲まれ、毎日幸せそうに生きるSKY-HI。これまで得てきたものが余すところなく次の世代に還元されていることはとても喜ばしく、彼が繰り出す音楽の形として非常に美しいDNAの継承の仕方だなと個人的には感じる。
一縷
ボーイズとの出会いは、本当に未知の世界だった。
ちょうど大学に進学する4月から遂に始まる「THE FISRT」を楽しみに上京した私。
9月に発表されて以降は「THE FIRST」や「BMSG」で検索しても公式情報しかヒットせず、SNSでハッシュタグを検索しても海外の方の投稿しか出てこなかった。4月の放送がスタートしてからは徐々に視聴者による投稿やネット記事も増え始め、目に見えて動きが重大さと認知度を増していることをじわじわと感じていた頃だ。
初回の放送のことはもはや殆ど記憶にないが、スタジオの空気感も流石にアウェイであったこと、これから何が始まるんだろうという先の見えないワクワクドキドキ感でテレビに釘付けだったこと。それだけは何となく覚えていた。
実家ワンマンからそれまでは所謂「推し活」という視点からTHE FIRST及びBMSGを追いかけるという考え方は不思議なことに1ミリも無く、どちらかと言うとBMSGという企業の成長を見届ける1つ目の関門としてオーディションの終始を見守るつもりでいた。どんな人が受けているのかも全く想像が付かなかったため、誰か特定のメンバーを応援しようとも恐らく思っていなかった。その点は私が今でも単なる「推し事」としてではなく「企業対顧客」のような、されど「アーティストとファン兼広報屋(笑)」のような、そんな関係値でBMSGと関わっていることにも結びつくのかもしれない。
だからと言うのはおかしい気もするけれど、争ったり競ったりを考える暇がないのである。目的が「いかにしてBMSGをアジアNo.1レーベルにするか」「いかにして成功に導くか」である以上、それはきっとこれからも変わらない。
ただ、これは義務感から来るものでは決してない。
上手く言えないけれど、私のBMSGへの愛はそんな堅苦しいものでは到底収まりきらず、常に飽和状態であることは確かだ。だから、私にできる限りの最高の形でこの会社を、日高くんをサポートしていきたい。されど、ハイスピードで駆け抜ける人、歩いている人、少し休憩している人、どの熱量で応援している人に対しても愛を持って共に歩みたい。
他との競合ではない。この場合、個人としてもBE:FIRSTのデビュー曲「Gifted.」としても、ライバルは国内の他グループや他企業というより自分自身なのかもしれない。実際、BMSGを通した1年間は私にとって初めての出来事の連続であったし、荒波に揉まれて成長した感覚は何となくある。日々本当に学びが多い。
私がこれまで若年の未熟者ながら色々なアーティストに触れてきた中で、やはり日本の音楽業界はこのままでは危ないと感じることは幾度となくあった。
実力のあるアーティストが本来出られるはずの場所に呼ばれないその事実は健在であり、最近では大型音楽番組の質も非常に危惧している(分かる方には共感して頂けると思う)。
「いつか誰かがやらなければならなかったこと」を先陣を切って始めたSKY-HIにはいくら時が過ぎても感謝しきれない。この言葉には嘘偽りもない。
私が見たい景色はいつだって想像も出来ないほど遠い所にあり、自分にも想像がつかないほど不明確だけれど、BMSGとならどこまでも歩んで行ける気がしてならなかった。ジュノンが「こんな気持ち初めてさ」と歌い、リュウヘイが「こんな景色初めてさ」と歌う時、こちらもいつも同じ気持ちでいられるよう、何年後も初心を忘れずにいたい。
To The Firstを「俺たちの歌」に生まれ変わらせた11人が同じ事務所にいることは未だに信じられない。BMSGパーカーを渡されたその瞬間、いや、「その炎を燃やせ」と力強く拳を天高く突き上げたその時から、この運命は定まっていたようにも思える。
いつかまた全員で同じステージに立つ姿が見たい。
BMSGフェスがあったらどんなに素敵だろう。
振り返るとこの1年間、まずはオーディションが成功してボーイズグループが生まれる瞬間に立ち会うことを通過点として来たが、采配や権限が全て社長・プロデューサーであるSKY-HIにあることに救われた瞬間は数え切れない。例えば練習生制度を設けたことで「このオーディションに受からなければこの先の道はない」という彼らの張り詰めた気持ちに少しゆとりができたこともその一つだ。
そして、最終的なデビューメンバーが枠を増やしたこともサプライズであった。
SKY-HIが作るグループなら必ず...という腹の括りや覚悟がもう長いことあったから、誰が選ばれても胸いっぱいに愛していこうと決めていたし、あとは結果を待ちながら信じるのみだったのかもしれない。
あの時の鮮明な記憶は最早パンドラの箱に眠っている気がする。
これから、未来へ
言ってしまえば今のBMSGは、光り輝く宝石箱だ。
まだまだちっぽけな人数から、こんなに多くのファンに支持され愛される会社になったことが私は本当に本当に誇らしい。そして、それぞれの人生のタイミングでオーディションを受け、最後まで諦めることなく炎を燃やし続けたボーイズには感謝してもし切れない。
ここで改めてBMSGの面々を紹介しておこう。
11月3日にデビュー、5日には初のワンマンライブを目前に勢いを増すBMSGの先鋒・BE:FIRSTの7人、
SOTA
SHUNTO
MANATO
RYUHEI
JUNON
RYOKI
LEO
舞台やアーティスト業等、各々のスキルを伸ばすべく新たな挑戦に胸を高鳴らせるTRAINEEの3人、
RUI
RAN
REIKO
突如現れ、BMSGいうレーベル、ひいては音楽の新時代に新旋風を巻き起こすティーンエイジラッパー
edhiii boi
所属ソロアーティストとして今後の新たな動きに益々の注目と期待が集まる右腕の1人、
Aile The Shota
第1弾アーティストの名に恥じないアーティシズムを更新し続けるBMSGの長男、もう1人の右腕、
Novel Core
そして、株式会社BMSG 代表取締役CEO -
SKY-HI
このメンバーが集ったことは、単なる偶然ではなく必然のように思う。
BMSGの冒険はまだ始まったばかり。
きっと、これからもっと仲間が増えていくだろう。
BMSGがどれほどの会社になりゆくのか、私達には想像できない。恐らくSKY-HI自身も手探りな部分はあると思う。だけれど、彼なら大丈夫。彼にしかできないことであり、成し遂げた暁にはきっと素晴らしい景色が私達を待っているはずだ。
そのために、日々小さなことでもできることを積み重ねて共に歩んでいきたい。
1年後も5年後も10年後も、BMSGとそのファンが
幸せでありますように。
BMSGが新たなカルチャーを生み出し、音楽業界がもっと豊かで輝かしいものになりますように。
「笑って死ねる生き方はこれしかなかった」と語ったSKY-HIの声が、多くの方の心に届きますように。
そう願って、まる1年の節目の初noteを締めたい。
最後に、皆様へ。
纏まりのない長文をここまで読んでくださり、
そしていつも本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
BMSGに関わる全ての方に
愛と感謝とリスペクトを込めて。
2021.9.26
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