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清春 - THE TEST / SECOND DOSE

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5月にも実施された清春さんの配信ライブ
THE TEST」の2回目が6/18 6/19とありました。

前回も2DAYSで、何となく1日目と2日目で、
セットリストの温度感を変えているように感じたのですが、
今回の配信ライブは2日間ともセットリストは違うものの、
共存共栄みたいなメッセージがとても強く押し出されれ、
前回とはまた違う濃密な2日間でした。

ソロ黒夢の曲はもちろん、SADSの曲もあり、
確りとSADSも清春さんのキャリヤにいるんだという
安心感もありました。
復活後のSADSはヘヴィロックメインで、
他の形態でやるには汎用性が低いのが難点でしたが、
前回の「Rescue」今回の「ACME」と、
今回の形式にも十分に馴染んでいて久しぶりの再会に、
少しだけ嬉しい気持ちになりました。

前回よりも美術に凝っていて、床に落ちたシャンデリアや、
洋服をかけたラックなどがステージに増えて、
世界観がより膨らんで映像作品としてのクオリティも
さらに進んだと感じました。

また映像の綺麗さがMVなみなので、
妥協して現在の形を取っているということもなく、
むしろ現在の形のある種の到達点を探るという
清春さんらしい意欲的な活動です。

清春さんやGOATBEDなんかもそうでしたが、
コロナの影響ですぐにライブを
配信系に切り替えられるミュージシャンは、
こういうとき本当に頼もしいし、
キャリヤというよりは歩んできた音楽が
並でないということの証でもありますよね。

集客できるかどうかは別として、
配信だとやりにくいとか、なす術のない人は、
言い方は悪いですが、
バシッと配信をできるミュージシャンと比べると
まだまだといった感じになるでしょうか。

これを機に多くの人が、ライブ、メンバーやスタッフといった
大所帯でやる音楽への臨み方が大きく変わるのかなと、
何となくだけど思います。

あるラジオの投稿にあった私の好きな言葉を引用するならば、
孤立せよ!


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