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ライブ配信事業を一から立ち上げた男に聞く、新規事業立ち上げで重要なポイントとBeyondのカルチャー ~ビヨンドで最たる自由人にインタビューしてみたら、発言も自由すぎた~

こんにちは!4月からBeyondに入社しました、新卒社員の佐々木です^^
今回はビヨンドのプロデューサーで、スポーツインストラクターからライブ配信クリエイター、店舗管理のスーパーバイザーなど、多様な経験を経てビヨンドにジョインした江刺家さんにお話を伺ってみました!

ー<インタビュアー佐々木について>
Beyondのまだ知らざる地域の魅力を発信するお仕事に惹かれ、2020年11月にジョインした新卒社員。ファーマーズマーケットやローカルな商店街を巡るのが好き。最近のGWで登山の沼に片足を突っ込んだので、苦手な筋トレに挑戦しています。英語と日本酒を勉強中。

スポーツインストラクター・店舗運営のスーパーバイザーを経て地方創生の道へ

江刺家さんは今コンサルティングや撮影、ライブ配信制作、システム関連の構築など幅広く担当されてますが、ビヨンドに入るまでどんなことをしていたのか知りたいです

もともとは19歳の頃に個人事業主としてスポーツインストラクターをしていたんですよね。プログラミングを独学で学んでジムの予約サイトを作ったり、25歳の時に仲間を集めて起業したりね。ただ当時、祖母の葬式の日しか休みが無かったくらい働いていたんです。
さすがにこれはまずいな、と思っていたタイミングで、前職の人事の知り合いから、プログラミング教育の会社で働いてみないかと声がかかって、ビヨンドにジョインするまでそこで仕事をしていました。

その前にスポーツジムの立ち上げとか、店舗運営とかのコンサルタントをやってたから、そこで自分のプログラミングの経験を活かしつつ、その会社でスーパーバイザーとして店舗運営の管理を行ったりしていたりしていましたね。

あとその時に国内でのプログラミング教育の必修化に合わせて、自治体や先生向けにプログラミング教育の講義をする機会があって、そのタイミングで自治体営業をやるようになったのも今の仕事に繋がっていると思います。

すごい、、!でもスポーツやプログラミング関連のお仕事をされていたところからどうしてBeyondに入ろうと思ったんですか?―

子供たちにスポーツやプログラミングを教えていたのが一番の理由ですね。

スポーツジム時代に子供にロードバイクや体操、水泳を教えていたんだけど、子供が元気になってくれたほうが老後を支えてもらえるなって期待していたんですよね。(笑)

でも、実際蓋を開けてみると、日本の地方に目を向けていったときにそもそも子供が誇りを持って生活できるハコができていないなってだんだん気づき始めて。

例えばだけど、将来何がしたいの?って子供たちに聞くと、東京に行きたいってみんな口を揃えて言うんですよ。これはどういうことかって言うと、自分たちの地元に魅力が無いと思っているのと同じなんです。自分たちの地域の魅力に気づいていないから、故郷からどんどん離れてしまう。この状況を改善しないと、国内で豊かになる場所とそうじゃない場所で格差がどんどん生まれていくのは目に見えているなって思ったんですよね。

だからこそ今このタイミングで観光資源の磨き上げをして、子供たちが自分の地元を誇れるようにしていかないと、日本が本当に終わってしまうって思う。それで地方を元気にしていくビジョンを持っているBeyondに出会って、自分の目的と合致しているなって思ったから転職を決めた理由です。

それと、日本の将来と自分の子供のことを考えた時に、不安要素を残したまま死にたくないなって。せめて自分の周りだけでも豊かにしていきたいし、子供が大きくなった時に、自分の親父ってかっこいい仕事をしてたんだって思わせられる父親になりたいっていうのもありますね。かっこよく言うとね(笑)

ビヨンドのサービスについて思うこと

―実際入ってみてイメージにギャップはあったか―
外から見た時のうちの会社って、全世界の発信に強いんだろうなっていうイメージをよく持たれやすいんですけど、厳密には中国以外を網羅しているっていうのが正しいです。
インバウンドに携わる人には多く知られていますが、中国に関しては市場感や費用も桁違いに大きいんです。だからこそ太刀打ちできる日系企業は少なくなってしまう。だからこそ、そこに関してはもっと力を入れていく必要はあるなとは個人的に思ってます。

インバウンドっていう視点で見た時に中国は外せない主要国になってきますし、中国は国外のサービスが閲覧できなかったりするから、マーケティングをしていく上では企業様からすると色々とハードルが高いっていうのは営業活動をしていて感じますね。これからは中国に対しても効果的な施策を考えていきたいですよね。

―まだ勉強不足で恐縮なんですけど、どれくらい他国と違いがあるのか知りたいです―
例えば、普通に欧米豪向けに情報発信を行っていこうとしたら、100万くらいから、ある程度の情報発信は可能ですけど、中国の場合は最低出稿価格が1000万だったりするんです。
そもそも今日本の会社でそのくらいの規模感に太刀打ちできる資金があるところは珍しいですし、うちの会社がより安価に紹介できる施策やサービスを提供できるようになれば、より強くなれると思います。

ーインバウンドの市場感を把握しているからこそ、提案が難しいですよね―中国に対しては、海外の企業がデータを収集することが難しい国だからこそ、現地との綿密な繋がりを構築する必要がありますね。中国マーケティングに強くて、信頼できるパートナーと組んでクライアント様に提案していくのがベストですよね。

それと、インバウンドを軸にしていて、Facebookが費用対効果が高いっていう理由で選ばれることが多いからこそFacebookに運用案件が多いんですよ。もちろんそれは嬉しいことなんですけど、そこばかりを担当してFacebook運用だけをする会社と思われるのも違うなって思っていて。

もちろん本当の強みってとこで言うと、 SNSマーケティングに強いっていう点はかなりあります。運用実績でも、海外 SNS 運用実績数は日本で一番の数をやっていますしね。ただ、今後この強みを軸に、インバウンドマーケティングをトータルで販売するための商材の拡充はマストですね。プロデュース力がもっと強化できれば、総合提案の幅はより広がるなって感じています。なので今は丁度そこに力を入れていますね。


なるほど。他にビヨンドだからこその強みって、どんな点だと思います?―
スピード感かな!うちの会社って、人数が少ないから良い意味で意見が通りやすいし、新規事業なども企画をしやすいんですよ。

例えば、新規事業を立ち上げる時も、もともとライブ配信事業ってうちの会社ではやっていなかったんです。その時、僕が個人でトレーナーの事業をしていたとき、ライブ配信事業をコロナになる前くらいからやっていたんです。

ここで得た知識をビヨンドで活かしたらどうなるんだろうって思って、ライブ配信事業やってみる?ってボソって言ってみたのがきっかけですね。ほんとーにボソっと(笑)それが採用されて、今ここまで大きな事業に拡大していったので、ビヨンドならではの文化で出来上がった事業だなと思っています。

―最初アイデアベースで言ったことがスピード感を持って事業化していけるのはベンチャーならではですよね―
そう!あとモチベーションにも繋がりますね。自分で言ったからにはもちろん責任も生まれてくるから、結果的に成長が早いですよね
それに新規事業なんて失敗することが大前提ですし、失敗したらその改善策を生み出せばいい。逆に成功すれば会社としても利益に繋がりますしね。特にこのライブ配信っていうジャンルにおいては、新しいプロモーション手法にまでこぎつけた!っていう、僕の今のモチベーションになっていますよ。

新しい企画がスピード感を持って次々と生み出す組織

―なるほど。私自身も働いていて感じるのですが、失敗を失敗で終わらせずにどうやったら改善できるか、即座に切り替えて改善策を生み出しているのが強みなんですかね―
そうですね。そこも少数精鋭だからっていうのもあるんだけど、事業を転換する際に小回りが利くっていう、舵切りがしやすいメリットがあるますね。でもそこって、良く捉える人もいれば悪く捉えられる場合もあって。

それは何故かっていうと、昨日は白って言ってたことが、今日は黒になるということが、ベンチャーでは全然普通にあるんですよね。そこを理解してくれる人とか、本当の意味で仕事が好きな人じゃないと正直きついと感じてしまうかもしれないですね。


―サポートが万全に用意されている体制で仕事をしたい人だと、いずれ辛くなりそうですね―
ただ、僕たちの会社の場合は人のタイプが良い意味で結構二分化されてるんですよ。
もう石橋を叩いて壊すぐらい慎重に叩くタイプの人もいれば、とりあえずやっちゃおうぜ!ってタイプもいて、そこのバランスは本当に丁度いいです。

そういう意味で河地君とか寺島さんは、石橋壊して渡るタイプだけど、俺とか道越さんは”いいじゃん!とりあえずやってみたら?”みたいな感じじゃないですか?

で、こういう突っ走るタイプを、石橋を壊すタイプがうまくサポートしてくれる。どっちかがどっちかを認めていなければこの関係は成り立たないんですよ。もちろん喧嘩もするけど、お互いがお互いを想ってるからこそ良いペアとして成立しているなって感じますよね。

好奇心を追求できる働き方

―江刺家さんはどんなに忙しい時でも常に楽しそうに仕事している印象がありますよね―

当たり前でしょ!(笑)
仕事とプライベートを切り離して考えるとか、仕事とプライベートは一貫しているべきとか色んな考え方で働いている人がいると思うけど、僕の場合は仕事は楽しんでこそ高いパフォーマンスが出せると思っているので。

一般的な視点で見ても、仕事とプライベートの境目って意外と区切るのが曖昧だと思うんですよ。

例えば新卒とか二卒の皆は特にそうだろうけど、絶対入社して間もない時とか通勤時間とかに自己啓発とかスキルアップの本とか読むじゃないですか。
でもそれも時間外とは言いつつ、仕事に繋げたいからしているんだと思うんですよ。でもそれはプライベートとしてみんな捉えている。考え方次第ですよね。

ただ、僕の場合は面白がることを大切にしているっていうのが仕事をするうえでの根底にあって。いつも何か面白い事考えたり、常に何か新しいことを知りたいし、なんかもっとこうしたら、もっとああしたら、もっともっといいことができるんじゃないの?っていうのは仕事でもプライベートでも考えていますね。

あぁ、僕持病持ちで、中二病っていう結構重い病気抱えてるんですよ。常にキラキラしてたいの、毎日。(笑)


―ビヨンドを代表する自由人ですね(笑)ちなみに、江刺家さんはどんな人がビヨンドに合っていると思いますか?―
一緒に事業を成長させていきたい人かな。
うちの会社はまだまだ少人数で創業期だから、大手で定年までずっと働きたい、安定志向なタイプな人だと途中できつくなると思います。というのも、俺たちの会社は小型船に乗ってるようなものなんですよ。
昨日までこっちに進もう!って言ってたけど、今日みたらこの方向まずい!じゃあ方向転換しよう!みたいなことは頻繁に起こりますからね。
でもこれは新規事業を立ち上げたり事業を拡大するとき必ず経験することだし、この環境下で臨機応変に動ける人じゃないと、いつか振り落とされるかもしれない。会社の成長を一緒に楽しめるような人が合ってるんじゃないですかね。


個人的に誰かのために何をやりたいとかっていうのはあまり気に留めていなくて、常に新しいことをして斬新なイメージを持てる人がいいですね。

そういう意味でも、経営者マインドを持っていて、一緒に会社を大きくしていきたいと思う人の方が合うと思うんですよね。もちろん新卒とか二卒の子がそれを最初から全てこなすことはできないし、自走できるまでは僕たちが丁寧にサポートしていくのでご安心を!


―最後に、江刺家さんから最後一言をお願いします―

来たいなら来ちゃいなよ。以上!


佐々木一言コメント
🖊編集後記🖊
江刺家さんの話を伺って、日本全体をワクワクできる社会にしていきたいという想いと、自分自身がどう生きたいかの両方を大切にする仕事観に胸を打たれました。地方創生を実現させる中で自分はどうなりたいのか、改めて問うきっかけをいただきました。
江刺家さん、お時間をいただきありがとうございました!

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ビヨンドではこれからも地方のデジタルマーケティングに対するお悩みをトータルで解決できるマーケティング総合商社を目指して活動してまいります。

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