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ヌフnote
2020年5月11日 15:10
始まりはいつも唐突でさりげない。生まれた時の記憶の話だ。つまり覚えてない。産道の狭さや逆光の眩しさや酸素濃度の濃さや空気振動の細かさや情報質量の多さや時間経過の緩やかさ、それら全てを忘れてる。起承転結の起の部分。そっくりそのまま抜けている。 今こうして文章を書いている私はたしかにここに存在している事が私がこの世に生まれた事があるという紛れもない証拠であるのにも関わらず、私