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【ピペロル語 part5】文法: 命令文、疑問文、否定文、助動詞

ピペロル語の命令文、疑問文、否定文、助動詞を用いた表現について説明します。


命令文

動詞の原型を文頭におき主語を省略することで二人称への命令文になります。

idul;
走れ。

elazul pilazol yetol midolo;
あの扉を綺麗にせよ。

yuhazul yekol halae akyulo;
この花に水を与えよ。


疑問文

文頭に ¥ をおくことで疑問文になります。

¥ julono yosi lyubul;
朝は好きですか?

¥ yekol halae akyulo yoti yuhazel;
彼はこの花に水を与えましたか?

また、以下の疑問詞を用いることもできます。

だれ zyuji
なに zupji
いつ zitoji
どこ zokji
どれ zyeji
なぜ zaiji
どのように zyobji

ただし、疑問詞が主語や補語、目的語になるときはその位置におかれ、適切に活用します。

¥ zaiji julono yosi lyubul;
なぜ昼が好きなのですか?

¥ yekol halae akyulo zyuji yuhazel;
だれがこの花に水を与えましたか?

¥zyuje kyoyapo yoti sokzul;
彼女は誰に飲み物を作っていますか?

¥ zupji yoso namiyui;
あなたの名前はなんですか?


否定文

動詞の語頭に nya- をつけることで否定文になります。

sayolo yoki nya-lyubul;
夜は好きじゃない。

eblol yekol onigili nya-ul;
このおにぎりはしょっぱくない。

¥ melao yoti nya-momel;
彼女は夢を見なかったのですか?

nya-yuhazul yekol halae akyulo;
この花に水を与えるな。

ただし、CSV型の文で動詞 ul が省略されているときは、これの代わりに形容詞の否定形を用いることもできます。

nya-ebol yekol onigili;
このおにぎりはしょっぱくない。

nya-antakol kazmi pilazol;
あの美しい星は古くない。


助動詞

以下の助動詞を動詞の原型のにおくことで様々な表現をすることができます。

poluz 〜できる
siluz 〜すべき
bauz 〜しなければならない

yekol lojo yoki poluz takyuzul;
私はこの式を計算できる。

pilazol yetol midolo yosi siluz elazul;
あなたはあの扉を綺麗にした方がよい。

yekol halae akyulo yoti baluz yuhazul;
彼はこの花に水を与えなければならない。


過去と未来を表すときは助動詞を次のように活用します。

現在形: Aーluz
過去形: Aーlez
未来形: Aーliz

yekol lojo yoki polez takyuzul;
私はこの式を計算できた。

yekol halae akyulo yoti baliz yuhazul;
彼はこの花に水を与えなければならないだろう。


単語

juloni (名)昼
sayoli (名)夜
lyubul (動)好む
ebol (形)しょっぱい
antakol (形)古い
loji (名)式
takyuzul (動)計算する



part5 は以上になります。

追記
2024/04/11 疑問文を追加しました。

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