アウト/ポルカドットスティングレイの感想
どうもべっちょです。
気圧の影響と躁でちょっと遅れた。雫ちゃんごめん。
■今までのポルカドットスティングレイとは一味も二味も違う
●まあ、まずはMV見てくれ。
流石にこれでは気付かなかったんだけど…
●先日雫ちゃんがインスタライブで雑談的なことをしていたんだが…衝撃的な事実をサラッと言っていた。
いや、本当にサラッと言っていたから余計に驚いたんだけど、
ドラムは打ち込み、他の楽器隊は宅録で、一回も音合わせしてないらしい。
…えっ？
いや、まあ今の時代はそのレコーディング手法は珍しくないんだけど、ポルカドットスティングレイの新章とも言えるこの曲でそれ出来るの!?
この手数の多い曲をミツヤスは一度も叩いてないってことだよね!?
■音楽面
●インスタライブで言ってたこと、俺の憶測がかなり混ざってます。
まずはベース。
インスタライブで｢ゲーム音楽を聴きまくった｣と雫ちゃん本人が言っていた通りで、ゲーム音楽ってベース音は主旋律部分ではルート音とユニゾンが多めなので目立たないようになってるからそうなるよね。
ただ、2番はギターがおとなしい分、結構目立ってるんだけど、卓で低音を下げてるから耳への当たりは強くないから聴き心地に違和感は無いのと低音疲れがない。よき。あと、ギターソロ後のシンセも清涼剤になってる。
次、ギター面。これがポルカ史上最大のターニングポイントだと思う。
初めて聴いたときに｢は？｣ってなった。
いや、ハルシのギターって基本はテレキャスターでクランチ効かせたハイフレットでのカッティングと単音リフじゃないですか。
これハムバッカー入れたギターでザクザクディストーション効かせてる音でしょ。ソロと間奏はフロントPUかノイズゲート使ってるだろうけど。これってライヴでテレキャス使うの？
あと、ソロの難易度。俺は流石に16年ギターから離れてるから弾けんけど(おかしい、俺はギター業界に就職するために上京したはずなのだが…)、まあここは速いけど、ソロ終わりのデジタルディレイ(だよね？)の設定を間違えなければゆっくり弾くところから始めたら大丈夫だと思う。耳コピも出来るはず。みんながんばれ！ハイフレットだからテレキャスだと難しいぞ！
■ヴォーカルと雫ちゃんの意図
●ポルカドットスティングレイの新機軸…か？
今までもドライブチューンはあったけど、ここまでのレベルは無かったから何故こうなったのか疑問だったんだけど、インスタライブを見たら、ある程度その疑問が氷解したから、まずはヴォーカル面に関しては｢今までこういうハードな曲はやっていなかった｣ということ、そして暗に示した｢ゲーム音楽を研究した結果、自分の声もその一部にしてしまう｣というところを再認識したんだと思う。
これが歌詞にも現れているんだけど、そこは歌詞サイト見てくれ。著作権というものがあるんだ。
■｢アウト｣の意味
●当然歌詞にある以外にも複数の意味がある。けど雫ちゃんが意図してない物があるだろうから、違ったらごめん。
｢今までのポルカドットスティングレイの枠から外れた曲｣という意味での｢アウト｣。
上記と似た様な意味だけど、｢縛りを無くす｣という｢ジェイルアウト(脱獄)｣(歌詞には無い)
｢この曲でお前らを沸き上がらせてやる｣という｢ブレイクアウト(歌詞では反語として使われていると思う)｣。
｢キックアウト(気に入らない奴は叩き出す)｣
｢ストックアウト(気に入らねえ奴は処分)｣
んで、｢SPROUT｣って名詞が出てくるんだけど、これ、｢スプラウト｣なのでおわかりの通り、｢新芽｣なので｢新生｣と言う意味もあるんだろうけど、私の伴侶であるDeepLに聞いてみたら｢萌え｣｢萌芽｣という意味も有るらしい。マジか…色々な意味で大丈夫かこの名詞は？
あとは普通に｢カミングアウト｣の意味もあるとは思うよ。
■｢JO-DEKI｣の後にこれを出してきた意味
●全方位へのサプライズ
｢JO-DEKI｣含む今までのポルカの曲って、曲調と歌詞が両方とも攻撃的なことってなかったから(MVにメリケンサック出てきた曲はあるが)この曲はティーザーの時点で驚いたんだけど、JO-DEKIからの振り幅で尚更驚いたってのが一番だよね。
｢JO-DEKI｣はこれね。
これを狙っていたというなら、俺は術中にハマった良客なんだけども。
次に何の曲を出して来るのかは正式には公表されていないからね。
■曲の総括
●ワンマンライヴでやってほしい中盤辺りの起爆剤
アンコールにこれ持ってこられたら最後のラブコールで間違いなく貧血を起こすので、是非中盤辺りでお願いします。
■おわりに
いつも俺が言っているとおり、音楽は聴くも聴かないも自由だけど、この曲はあれこれ因数分解せんでも単純にかっけぇ曲なので普通におすすめなので聴いてほしいと思います。レビューが遅れたのは台風と線状降水帯による躁の面が大きいけど毎日聴いてるので。
わがままを言うなら｢JO-DEKI｣とセットで聴いて欲しい。
ではまた。
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