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父に捧げる手紙と文句/或いは親族が出てくる夢枕と親族以外の夢枕に関する考察

 どうもべっちょです。


※この記事には迷信めいた話が含まれています。そういうのが嫌いな方はこの辺でも読んでアクセス数増やしていってください。


■父親が亡くなりまして

・四月は俺も色々ひどかった

まあ、四月に心停止した時に帰郷した際に、ある程度は覚悟していたので、今回の危篤(元々低下していた呼吸器能力が、誤嚥性肺炎から更に自発呼吸の著しい低下)では「もう疲れただろうから、母さんと兄ちゃんに会いに行ってきな」って気持ちで思っていたし、俺の体調も飛行機に乗れる状況では無かったので、東京で見届けるって形になったんだけど…

・夢枕に絶対出てくると思ったらやっぱり出てくるところと部屋の片付けだけは律儀(それ以外は俺と同じで、だらしない)

まあ、八日の夜に寝たら出て来たよね。

夢枕に

危篤の報せを前日の午前に聞いて、やること(向こうの病院への連絡とか親族とのやりとりとか)を一通り終わらせて、逡巡してから寝てたら出てきたよ。

亡くなる二時間前(8時前に亡くなった)に出てくるという謎の律儀さ

体感(夢だから体感も何も無いが)も8分ぐらいで、一通り雑談や「身体に気を付けろよ」という無茶な相談(というかアンタが死ぬんだから説得力がゼロだろ)と

「60年はこっちに来るなよ」

と言われて別れの挨拶して行かれたんだが…

無茶言うな!


■火葬場の過密スケジュールと親族集合の混乱

・亡くなってから一通り終了までのスケジュール

土曜の朝7時に亡くなる。

火葬場が直近で空いているところが日曜10時。

その報せを受けたのが土曜正午。

直系六親等、傍系三親等まで全員ドタバタ(北海道は広いのである)。俺は無理なのでリモート参加(さすがにリモート葬儀は人生初である。しかも一親等)。

本葬に参加出来る人間が全員到着したのは土曜23:30。一人だけまさかの山口県に行っていた人間が居てヤバかった(宇部から羽田があったから道内より到着が早かった。無かったら福岡経由でかなりギリギリだったかもしれない。ちなみに道内で一番危なかったのは幌加内に住んでた従弟甥である。朝出発してなかったら間に合ってなかった)。北海道は広いとかそういう問題じゃなかった。

とりあえず近場に住んでる人以外は安置場で全員寝て、朝までぐっすり。寝ずの番は安置場の人がやってくれた。やさしい。

日曜朝9時出棺からの本葬。こんなところでグループトークを使うとは…(俺だけの為に)

11:20火葬からの壺納め。

13時本葬終了。月曜仕事の人が多いので現地解散(空港が近い人もおるし)。戒名?付けてる時間なんてマジで無かったから俗名で行きましたよ。仏教徒だけど俗名でも構わないスタンスの我が家なので。


スピード感すげえなあと思いました(率直な感想)。


■俺はリモート葬儀に参加しただけなのか

・4月に預かってきた過去帳に記入するという宗教的には最重要な仕事

過去帳って何やねん?って人に軽く説明すると、「位牌」です。
名前(戒名があれば戒名、今回の様に俗名なら俗名)、享年(これは宗派で厳格に数え年で統一されていたりするけど、ウチは満年齢でやらせてもろうてます)、続柄、没年(元号表記)を記入するんだけど、まあ記入欄が狭いのに筆と墨で書くという縛り(そりゃそうなんだが)があるし一発勝負なので緊張しましたね…

・過去帳の重要性

一族の法要って、一般人だとどんな人でも一番長くて百回忌で終わる(通常だと三十回忌ぐらい?)から、位牌ってそこで焚いてもらうんだけど、過去帳の場合、一族の誰かが亡くなった場合そこでまた書くから、家系が続く限り、半永久的に位牌の役割があるんですよ。なので、うちの過去帳には大正は当然の如く、明治、慶應元年没の高々曾祖父(高祖父の祖父)とか載ってます。

そこまで遡ってるのに何で家系図作っとらんのや!

それに一発勝負で、しかも今回は続柄が「本帳作成人」なので更に狭いという…しかも過去帳自体が53年前に作成された物だから紙もボロボロだし…ある意味最後の親孝行だけど、「ミスったら一生恨まれる」というプレッシャーがヤバかった…
四十九日過ぎたら流石に過去帳修繕を業者にお願いします。親父よ、あんた別職とはいえ職人だったんだから和紙をセロハンテープで接ぐとか素人仕事やめて。それならバラバラのままの方がええねん…
父よ、あんたの雑な補修で俺の金が飛んでいくぞ!


■夢枕の話…するか。

まあ、四捨五入アラフォーだからそれなりには人の生老病死を見てきた訳だが…
関係が深い人から浅い人までめっちゃ出てくるねん。しかも亡くなる日を中心に。
昔からそういう体質なのでしゃーないんだけど。
※理系脳ですが、これでもれっきとした仏教徒なので霊的なものは信じています。

一番深いところだと、わざわざ守護霊交代の挨拶に来てくれたついでに、俺に憑いてた変な霊を引っ剥がして行ってくれた俺が3歳の時に死んだ兄。
21歳から5年ぐらい貞子みたいなのに憑かれていて(職場で憑かれた)、毎回首を絞められたりしていたんだけど(当時の俺に会ったことがある人は絞められた跡を見た人もいる)、それ以来全く見なくなった。
あと、死んだ祖母に「たまには思い出せ」って怒られたから家族LINEで流したら、同日に全員のところに出てきたという。さすが高僧レベル…
母親は前日に出てきた。はえーよ。

俺と全く接点がないレベルだと、元カノの同僚が悪性リンパ腫で亡くなった日に出てきた。写真でしか知らんかったけど、どうやら元カノのことを好きだったらしいし、告白しこともあるらしいが、俺んとこに出てこられても…

そう言えば安倍晋三さんも出てきました。俺に何を求めているんだ!

これでも一部。
あとは世話になった先輩の父親(父親同士が親友だった)も出てきたし数えればキリがない。


■父親っ子だったからかなり引きずるかと思ったんだけど

うーん…やっぱり「覚悟」と「準備」って大事なんだなぁって。
4月にもう整理するもんは整理しに帰省したし(骨折治っていない中で)、あの時には奇跡的に復活したけど、「次は無い」って自分の中で覚悟を決めていたので、訃報を聞いても「お疲れ様」って言葉が先に出てきたのは悲しませずに出来たかなって。

まあ、しばらくは、ふとした拍子に涙が出てくるんだろうけど、それぐらいは許してくれるよねと。


■おわりに

四十九日明けるまではnote更新も大人しくしていようかと思ったけど、まあ、あの親父も気が早い人間だったから初七日明けで許してくれやと。

というか、色々と考えてると頭の中から何かしら出てくるもんで、noteのストック結構溜まってるのよね。
「miss you」の曲別考察とかも出していきたいんで、毎日とは行かんでも無理のない範囲でアップしていきます。


ではまた。

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