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大相撲令和六年初場所六日目の照ノ富士-翔猿戦について

 どうもべっちょです。



■あまりにもブチ切れたので酷評します。

○まぁ、まずこれを見てくれや

○褒めるべきところ

・翔猿の敢闘精神。
・腰が重い横綱への対策を練った臨機応変な動き。
・差されたり腕を取られたりしたらおしまいなので、胸より上への突きで相手の体を起こして何とか上体を起こす作戦を立てている。
・照ノ富士の予想外の腕の回転の早さにもしっかり付いていけていた。
・相手が横綱だけに下半身も重い(ここまで回復してくると思っていなかったけど)ところに。蹴返しでバランスを崩させようとした。
・翔猿はなんとしてでも勝ちたいという想いが存分に感じ取れた。

○悪いところ

・予想外に照ノ富士が動けるコンディションだったので、自分の足捌きでなんとかしたかったけど止められたり、付き合ってしまってペースが握りきれなかった(格の違いなので仕方ない部分ではあるが)。
・上体を起こす突きに腰が入っていなかった。これは反省点。
・蹴返しを打ったときに足が揃ってしまった。張った後にもっと早く動いて相手の横に回って切り返し気味に打てれば浮いた可能性がある。
・「腕を取られない」「廻しを取られない」「突き押しに負けない」と三つの同時処理があったので、せめてどれか1つでも最初から照ノ富士の武器を減らせれば勝てる可能性が高かった(最初に左へ変化をしていれば後ろを取れて送り掛けで勝てた可能性はある)。


■それに対しての横綱

○良かったところ

・足と腕が昨年より動いていた(当社比)。
・腰を低く取れていたので(当社比)、横の蹴り技に対して踏ん張る必要が無いぐらい他のことが出来た。

だけ


■一番やってはいけないことをみなさんわかっていますよね?

○勝負がついてからの駄目押し

論ずるに値しない。左の押しで翔猿が諦めて(怪我防止の為にこの時の翔猿が行った判断は重要)土俵を割っているのに右の突きで駄目押し。翔猿じゃなくても怒るわ。

○駄目押し後にもずっと睨み続けていた

お前横綱だろ。相手にどんな策を講じられようと、全てを受け入れる覚悟と度量を持って挑むのが横綱の役目であり、本場所での勝負だ。同部屋の序二段相手に胸を貸してる稽古じゃねえんだぞ。
「翔猿が取組後に礼をしなかった」とX(旧Twitter)で意見がそこかしこで見られたが、無理と判断して土俵を割った翔猿も駄目押しされたらキレる決まってるだろうが。そして睨みながらもちゃんと礼はしている。節穴共はよく見ろ。
「心技体」全てを兼ね備えた横綱になった照ノ富士に「心」ないことをされたら当然格下とはいえキレる。これBreakingDownじゃねえんだぞ。

○花道での叫びながらTV台ブッ叩き

伊勢ヶ濱親方に言って即引退しろ。品格とかそういうレベルじゃねえ。反省している素振りも見せてるようだが、あんなんポーズよ。

元々が神事と言われている相撲だが(厳密に言えば、神事として扱われるのは奉納土俵入りのみ)、本場所は興行であり「ガチンコだけど気持ちの良い勝負(今はね。昔は…うん。)」、その興行を円滑に行うためには「遺恨」は絶対に残してはならない(ので、駄目押しなんて以ての外)というのを理解していない。
(朝青龍を思い出しながら)
弱点を攻められるのが嫌ならやめろよ。そして目に入った突きは「事故」だ。あの0.4秒の立ち合いで故意にピンポイントで出せる訳ないだろうが。


■「蹴るのは良くない」と言っている人たちに向けて

○相撲には「蹴返し」や「蹴手繰り」など様々な足技があります。そして、「弱点を攻めるのは、どんな勝負事でも鉄則」です。わかりまちたか?

怪我の箇所を蹴られるのが嫌なら引退しろ。マジで。


■おわりに

その日にいくら他で好相撲が繰り広げられようと、打ち止めの一番がこんなにクソだと興醒めなんだわ。
非常に気分が悪いので中日までは引きずります(というか1日経ってもまだイライラしてる)。
翔猿は今回のことを気にせずに自分の相撲を取ってくれ。

ではまた。

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