【アラフォーぼっち】ワガママに動いてみたら、人とのつながりが感じられた話
こんなこと頼むの、申し訳ない……。
こんなことお願いしたら、迷惑なんじゃないかな…。
こんな時間に連絡したら、悪いよね……。
そう考えてしまって、なかなか人に頼みごとができないそこのあなた。
そう、あなたです。
抱え込みすぎていないですか?
相手のことを思い遣りすぎて、相手の時間を奪うことが心苦しくて、つい何でもかんでも自分でやっちゃう。
もう無理。もうキャパオーバー!!
そう感じながらも、とにかく自分で何でも解決しようとしてしまう。
私も、そうです。
仕事においては、特にそうでした。
ただ、最近ちょっと、そんな自分が変わってきているのを感じています。
理由は一つ。
今、自分が本当にやりたいと思っていることが目の前にあるから。
私は今、秋の電子書籍出版に向けて、準備をしています。
自分の過去の経験を踏まえたものを書こうと考えています。
それに伴い、同世代で自分と同じような状況の人(アラフォー・独女・結婚予定なし)の話が聞きたかったんですね。
誰に話が聞けるだろう……。
そう考え、すぐに思いついたのは学生時代の同級生たちの顔。
ただ、中には数年連絡を取っていない人も。
ちょっと躊躇いました。
自分の都合のために、急に電話したら迷惑じゃないかな。
でも、今の私はとにかく電子書籍を書き上げたい一心です。
ええい!!四の五の言っている場合か!!
なるようにしか、ならんわ!!
自分にハッパをかけ、スマホを手に取りました。
3名に突然の電撃Line通話。
結論から言うと、それぞれと1時間以上話しました。
平日の夜だったけど。
お互いに翌日も仕事だったけど。
皆それぞれに、私の質問に誠実に答えてくれて、その上でお互いの近況報告も。20年以上前に知り合ったのに、知らなかったお互いの考え方が知れたり、過去に苦しんでいた経験を共有してもらえたり。
すごく嬉しかったし、とても有難かった。
正直、私は最近までずっと、私なんてこの世に必要がない人間なんだ。
私なんて、いてもいなくても社会も会社もまわり続けるし、誰も困りはしない。そう思って苦しんでいました。
けど、実はそれって私が閉じていたからなのかな?
と。
友人たちと話し終えた時に、不意に思ったんです。
今回、私は話をするにあたって、今まで友人たちには黙っていたことを話しました。実はすごく苦しんでいた時期があったこと。そして今、やりたいことがあって、そのために話を聞かせてもらいたいこと。
そうすると、友人たちも正直に、実はパワハラで苦しんでいたことがあったり、今はお母さんの介護で大変だったり、将来のことで不安を抱えていたりする、と教えてくれました。
3年前に父が他界したことを今回初めて伝えた友達は、
「え?なんで教えてくれなかったの?ちゃんとお焼香行きたかったのに!」と、言ってくれました。
相手に気を遣わせたくないという考えから父の死を公言していなかったのですが、彼女には、それがショックだったようです。
先に、私自身が苦しんでいたことがあったと、書きました。
ふと、その時に私自身が感じていたことを正直に、彼女たちに話していたら、違っていたのかもしれない。
そんな気がしました。
人が自分の意見や思いを他者に伝えられない、あるいは伝えない理由は様々です。
私の場合は、自分の「さびしい」を認めたくなくて、誰にも何も言わなかったんじゃないかと思います。
根っこにある部分を人から隠そう隠そうとしていた。自分自身からも。
だから、誰にも「お願い。助けて。」という一言が言えなかった。
今回、私が友人たちに自分のことが話せ、素直にお願いすることができたのは、「電子書籍を出版したい」この強い想いがあるから。
「隠したい」という欲よりも、「電子書籍を出したい」という欲が勝った結果です。そのおかげで、
あ、自分が閉じていただけで、実は私って一人じゃないのかも……。
と、思うことができました。
自分が「やりたい」を見つけるって、すごいパワーがあるようです。
だからこそ、あなたの心に聞いてみてほしいのです。
あなたがやりたいことは何ですか?
あなたがなりたい あなたになる勇気を。
あなたは、決して一人じゃありません。
最後に:
私のワガママにこころよく付き合ってくれた友人たちに心からの感謝を。
付き合ってくれて、本当に有難う!
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