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そろそろ顔出し=ノンマスクでいいと思う

■終わらないマスク社会

 筆者は副業でサラリーマンをやっています。毎月一定の収入が得られるリスクの低い、ありがたい副業です。

 最近は在宅勤務も多いですが、基本的には電車に乗って通勤しています。この記事も通勤途中に、スマホで書いてます。

 車中を見渡すと、皆さんまだマスクです。着用率100%です。筆者を除いて。この感じ、いつまで続くんですかね?

■街中のマスク警察

●深夜のスーパーで

 割と遅い時間に、食品スーパーに行きました。客は筆者だけ。暑苦しいのでアゴマスクにしていました。

 すると少し離れたレジから、店員の声。「マスクお願いします!」

 いや、誰もいないし、ひとりでしゃべらないし。

●週末のショッピングビルで

 近所に寂れたショッピングビルがあります。営業しているのは2軒だけで、あとは空き店舗です。

 通り抜けようとしたら、佇んでいたオジサンに「マスク持ってますか?」と問いかけられた。

 「持ってますよ!」と笑顔でマスクをポッケから取り出し、すぐにポッケに戻しました。

 そのまま通り過ぎたら、後ろから追いかけてきて「ちゃんとしろよ!」と怒られました。恐っ!

●リモートワーク中の図書館で

 図書館では、ご丁寧に数分おきに「マスク着用のお願い」アナウンスが流れます。

 「お願い」なので、承諾するかどうかは、こちらにオプションがあるはず。当然ノンマスクでパソコン作業をしていたら、警備員さんが注意しにきました。

■底流にある「他者承認欲求」

 この方々は、ご自分の意思でマスクのお願いをしているわけではありません。

 組織のルールや世間の空気を拠り所にして、「マスク警察」の任務を全うしています。自分の行動を他人に決められてるんですね。

 根底にあるのは、「人に認められたい」「嫌われたくない」欲求です。このタイプは、反対側の人を攻撃する傾向にあります。

■マスク着用を主体的に考えてみる

 そもそもマスク着用は義務ではありません。するもしないも、個々の裁量です。筆者は、マスクするのは嫌ですが、マスクする人を責めたりはしません。

 以前に街中で、「マスクを外せ!」と声高に叫んでいる団体を見かけたことがあります。そんなことしちゃダメです。

 それだと本質はマスク警察と一緒、「逆」マスク警察です。

 「マスクしちゃう派」も「反マスク派」も心ある日本人のはずです。どちらの考えも尊重し合いたいものです。

 ただし、どちらを選ぶにせよ、「自分で考えて自分で決める」ことが前提です。そこに、争いは起こりません。

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