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ウイルス騒動で「世の中がなんかおかしい」と気づかなったら、相当ヤバイと思うんだ

■新型ウイルスがはじまった頃の経緯

 発生から2年半余り、現在は第7波が猛威を振るっている(ことになっている)新型ウイルス。

 はじまりの頃を振り返ってみます。

【2020年1月】
・WHOが中国武漢で相次いでいる原因不明の肺炎の患者について、新型ウイルスの可能性があると発表。
・「新型コ〇ナウイルス」を確認、日本国内でも感染確認。

 このころ筆者は、危機感ゼロで沖永良部島へ旅行に出かけたりしておりました。

 同じころに安倍さんは「春節に多くの中国人が訪日されることを楽しみにしている」と宣い、大ブーイングを受けていましたね。

 ウイルス発祥国からたくさんの人を喜んで受け入れるって・・・まだまだノーテンキな日本人たちでありました。

・WHOの「国際的な緊急事態」宣言後、国内でも「指定感染症」に認定。

【2020年2月】
・乗客の感染が確認された「ダイヤモンド・プリンセス号」が横浜港に入港。後に死亡者も。

 当時筆者の職場がみなとみらいにあり、かのクルーズ船が停泊しているのを窓越しに眺めていました。

 にわかに熱を帯び始めた報道と、のどかなオーシャンビューのギャップを感じながら仕事してました。

・WHO、新型コ〇ナウイルスを「C〇VID-19」と命名。
・国内で初めて感染者死亡。

 このあたりから、BCPやらテレワークやら時差出勤やらで、企業回りも騒がしくなってきました。各種イベントの中止や延期が相次ぎ、東京オリンピックの開催も怪しくなりました。

・安倍さんが、全国の小中学校、高校などは春休みまで臨時休校とするよう要請。

■いまだに理解できない言葉『自粛要請』

 『自粛要請』なる難語が登場したのもこのあたりだったと思います。その意味は、「自らつつしむように求めること」らしいです。

 この『自粛要請』という言葉に、筆者は違和感を覚えました。

 ”他人”から求められた時点で、”自ら”の考えではないし、その責任は誰がとるのでしょうか?

 感染がどこまで拡大し、どれだけの犠牲が出るのかもわからない未知のウイルスに対し、なぜ『外出禁止』にできないのか??

 現在の法律の枠組みでは禁止はできないのかもしれないけど、未曽有の感染症から全国民を守るというスタンスに立てば、超法規的な措置も必要なのではないか???

 自分の家族が命の危険にさらされたら、法律なんて二の次でしょう。

 なぜ政治家たちは、本気で国民を守ろうとしないんだろう・・・????

 頭の中が「?」だらけになりましたが、一周回って、こんな政治家たちを何も考えずに選んできたのは自分たちであることに気づきました。

 のほほんと生きてきた50間近の男が猛烈に反省し、目覚めた瞬間でもありました。

■やり場のない怒りに導かれ、たどり着いた動画

 目覚めたはいいけど、何をすればいいのかわからない。これまでの生き方を大いに悔やむ日々でありました。その後悔は、やがて「怒り」に変わりました。

 そう、筆者は怒っていたんです。何かに。国に。政治に。自分に。

 この「怒り」を鎮めるために、知性の乏しい筆者が思いつくことといえば、「怒る」でググってみることくらいでした。

 そこでヒットしたのが、藤井聡先生が第二次安倍政権参与時代に、国会で怒っている動画でした。

 藤井先生が何に怒っているかをヒトコトでいうと、「国は国民を守るためにもっと金を使え!」ということ。

 日本は国の借金で大変なことになっていると、我々はメディアに刷り込まれています。

 それも虚言(そらごと)であることを論理的かつ明瞭に、学者生命を賭して訴えかけています。国会議員たちは話半分にしか聞いていません。

■金がないから国民は救わない

 藤井先生の「説教」に、筆者の心は思い切り打ちぬかれました。と同時に、コ〇ナ騒動で最初に沸いたQに対するAがココにありました。

Q:政治家はなぜ国民を救わないんだろう?
A:金がないから(嘘だけど)、以上!

 要するに、自粛要請ではなく強制的に「外出禁止」にしてしまうと、失われる経済は政府の責任で補償しなければならない。

 あくまでも「自粛要請」にしておけば、応じるかどうかは各個人の判断であり、その結果収入が減ろうが、職を失おうが、それは「自己責任」という理屈です。

 ヒドイ話ではあるが、おそらく偉い政治家の先生方と我々庶民とでは価値基準が違うのだろう。金がないから救わないって・・・

 それはきっと、煉獄さんと猗窩座くらい違うんだと思う。

煉獄さん「君と俺とでは価値基準が違う!」

■正しく怒ろう!

 後悔からの諦めは、失望、無気力、自暴自棄になる。だったらいっそのこと「怒り」に変換した方がいい。「怒り」は、行動の源泉になりうる。大切なのは、「正しく怒る」ことなんだ。

 藤井先生のように正しく怒るには、筆者には圧倒的に知性が足りてない。気づくのが劇的に遅いけど、死ぬまでにもう少し時間がありそうだし、最期まで足掻いてみようと思ったのでした。

 そして「国の借金は嘘」というテーマを追いかけました。今となっては完全に肚落ちしています。100%嘘です。メディアの垂れ流すデマもすぐにわかるようになりました。

 ではなぜ、そんな嘘がまかり通っているのか・・・?

 新しいことを知ると、その先にまた知らない領域が現れます。ここからまた、新たな探求が始まるのです。

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