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失敗しない濡れ髪スタイル!ヘアセットのコツとオイルの選び方を解説

流行りのウェット感のある「濡れ髪」のスタイルに仕上げるには、ヘアオイルがおすすめです。

しかし、ヘアオイルの使い方や選び方を間違えると、油っぽく清潔感のない仕上がりになってしまうことも。今回の記事では、ウェット感を出すヘアセットの方法や、ヘアセット用のヘアオイルの選び方をご紹介します。

「何度チャレンジしても上手にウェット感を出せない」
「ナチュラルなウェット感にならない」

そんな人のために、ヘアオイルを使う際の注意点も解説しているので、参考にしてみてください。

ヘアオイルとは?

ヘアオイルのイメージ画像

ヘアオイルとは油を主成分としていて、髪をコーティングして乾燥や静電気のダメージから髪を守ってくれるヘアケア製品です。

補修成分を含んだ補修目的のヘアオイルが主流ですが、ヘアセット用のヘアオイルも豊富にあり、用途によって選ぶことができます。

ヘアオイルの原材料によって、しっとりと重めのオイルから軽い仕上がり感にできるヘアオイルまで、テクスチャーもさまざまです。

▶ヘアオイルの効果

ヘアオイルはお風呂上がりの濡れた髪に使うことで、ヘアオイルに含まれる毛髪補修成分が髪のダメージ修復や保護のために働きます。また水分を髪内部に閉じ込めて、潤いのある髪をキープしてくれます。

オイルで髪表面をコーティングすることで、ドライヤーやアイロンの熱、そして紫外線から髪を守る効果もあります。

また乾いた髪につけてヘアセット目的で使うことも可能です。その際には髪質に合わせたヘアオイル選びがポイントになります。

▶ヘアオイルの種類

ヘアオイルには、植物性と動物性、そして鉱物性の3種類があります。それぞれの使用用途や成分、向いている髪質について解説します。

動物性のオイル
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動物性のオイルは、馬油、スクワランオイルなどがあり、ダメージ髪の修復や予防に向いています。
馬油はリノール酸やオレイン酸など不飽和脂肪酸で構成されていて、頭皮マッサージに使用OKなものもあります。揮発しにくいため、ウェット感をキープしたい人におすすめです。
スクワランオイルの主原料は鮫です。スクワレンという鮫から取れるオイルに水素を添加して安定させたものがスクワランオイルで、人間の皮脂にも5%程度含まれています。
動物性オイルは、少し重めの仕上がりになるので、剛毛で広がりやすい髪質に向いています。

植物性のオイル
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植物性オイルには、ツバキやホホバ、アルガン、米ぬか、ひまわりなどを主原料にしたものがあります。
中でもホホバは、人間の皮脂にも含まれる「ワックスエステル」が主成分なため、ほかのオイルより肌や髪へ馴染みやすいと言われています。熱にも強いため、ドライヤーやヘアアイロンの前につけると熱ダメージから髪を守ってくれます。
ゴールデンホホバオイルを筆頭にビタミンA、B、Eなど栄養素が豊富なのも植物性オイルの特徴です。元気を失った頭皮や髪に有効に働くため、ヘアセットと同時に髪に栄養補給もできます。
植物オイルは動物由来や鉱物系のオイルに比べて軽めなので、髪の毛が細くボリュームがない人に向いています。

鉱物性オイル
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鉱物系オイルで代表的なものはベビーオイルやワセリンです。原料は石油で、シリコンが配合されています。
石油やシリコンと聞くと身体に悪そうなイメージがありますが、純度の高い鉱物油を抽出し、精製されてできたものなので過剰に心配する必要はありません。
またシリコンに悪いイメージを持つ人もいますが、本来シリコンはコーティング力に優れているため、特にヘアスタイリング剤には入っていた方が良い場合もあります。シャンプーでノンシリコンが良いと言われるのは、シリコンが髪表面を覆うことで、シャンプーの本来の目的である洗浄の邪魔をする可能性があるからなのです。
鉱物性オイルは、パサつきやボリュームを抑えてくれるので、髪の毛が硬く多い人やハイダメージ髪におすすめです。赤ちゃんにも使えるベビーオイルやワセリンはヘアセットだけじゃなく、肌の弱い人にも安心で全身に使えるので、1本あると重宝します!

ヘアオイルで仕上げるヘアセットの方法

髪を束ねようとしている女性の画像

ヘアオイルでヘアセットすると「ウェット感」ある仕上がりにすることができます。もしウェット感を出したいけどセット力も欲しいなら、ワックスと混ぜて使うと「キープ力もある濡れ髪」に仕上げられます。
ウェット感を強めに出したいときは、オイルを多めにするのがポイントです。
さらに、ツヤを強く出したいならバームかソフト系のワックスを選んでみましょう。

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▶レディースのヘアセット方法

まず、ブラッシングによって髪についたほこりや絡まりを取りましょう。そうすることで、オイルを均一に効果的に馴染ませることができます。

手にオイルを少量出したら、手のひらで少し温めてください。温めることで髪に馴染みやすくなります。

オイルは基本的に毛先のみにつけましょう。ボリュームを抑えたいときには髪内部に揉みこむようにつけるのがポイントです。髪表面のパサつき感を整えて、濡れ感を出したいときには、毛先に付けて手のひらに残ったオイルのみを軽く付ける程度でOKです。

最後に、後れ毛や前髪にもオイルを馴染ませます。このときにウェット感が足りないなら、手に半プッシュ出して軽くティッシュでオフしてから、手に残ったオイルでセットしてください。後れ毛や前髪は毛量が少ないため、塗布する量が少し多いだけで油っぽい仕上がりになってしまいます。

▶メンズのヘアセット方法

基本的に、髪が長い人はレディースとヘアセット方法は同じです。

髪の毛が短い場合はオイルの量に注意しましょう。まずは1〜2滴を手に取り、耳の後ろや毛量の多い後頭部から馴染ませていきます。最後に前髪や顔周りをセットします。

ふわっと仕上げたい人は、髪の内部に揉みこみボリュームを出すように整えていきましょう。逆に、モードな雰囲気に仕上げたいなら多めのオイルで、髪表面にウェット感を出してコームで綺麗に仕上げます。

カラーしている人や乾燥しやすい人は、毛先に揉みこむようにつけるとまとまり感が出ます。

ヘアセットでヘアオイルを使う際に気を付けるべきポイント

ポイントの画像

ここまでにお伝えした「ヘアオイルでセットするときの注意点」をまとめます。

・頭皮や前髪にオイルをつけない(つけすぎない)
・髪質や仕上がりに合うオイルを選ぶ

重要なのは上記の2点のみです。どんなに人気のオイルも自分の髪質や望むヘアセットにあってなければ、残念な仕上がり感になってしまいます。ここまで解説した内容をもとに自分に合うヘアオイルを見つけてくださいね!

『濡れ髪』が似合うヘアスタイル

スタイリングしている男性の画像

ヘアオイルの使い方と選び方次第で、どんな髪型も基本的には濡れ髪スタイルは可能です!中でも特におすすめのヘアスタイルを3つ紹介するので、仕上がりの参考にしてみてください。

▶①パーマのショートヘア

パーマのショートヘアのイラスト

パーマのショートヘアは、オイルでアレンジしやすい髪型でウェット感もよく似合います。ボリュームを出すために少なめのオイルを髪内部に揉みこみ、後頭部をふんわりと整えていきます。

半プッシュのオイルを追加して、耳の後ろから毛先を中心に馴染ませていきましょう。髪表面には手に残ったオイルをサッと撫でる程度でOKです。

▶②後れ毛を活かしたアップスタイル

後れ毛を活かしたアップスタイルのイラスト

後れ毛を活かしたポニーテールヘアも濡れ髪におすすめのヘアスタイル。

アイロンで緩めに巻いたら、軽くほぐしてオイルを揉みこみます。無造作に緩くまとめて高めの位置でしっかり目に結びましょう。オイルを半プッシュ手に取って、余分なオイルをティッシュでオフしてから、後れ毛や前髪部分に付けて整えたら完成です。

▶③ダークカラーのストレートロングヘア

ダークカラーのストレートロングヘアのイラスト

毛先をほんの少し巻いたロングヘアも濡れ髪が似合います。

ダークカラーはオイルを付け過ぎると、より一層清潔感からかけ離れた印象になってしまうので注意しましょう。ツヤが出やすい鉱物性のオイルがおすすめです。3分の1より下の部分にのみオイルを馴染ませていき、最後に残りの部分と前髪にツヤ出し程度に付けたら完成です。

全体を整えたら、アホ毛チェックも忘れずに。

アホ毛直しにはプリュスオーのポイントリペアがおすすめです。マスカラタイプで持ち運びも使いやすさも抜群のヘアアイテムです。

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ヘアオイルでヘアセットがおすすめなのはこんな人!

最後に仕上がり感や髪質別のおすすめヘアオイルを紹介します。

▶ウェット感のある仕上がりにしたい人

ミルクやスプレータイプはコーティング力が弱めで、ウェット感を出すヘアセットには不向きです。
ウェット感を出したいなら、ヘアオイルを使いましょう。
特にウェット感重視の人は、シリコンが入った鉱物系オイルが向いています。

▶ドライヘアで髪がまとまりにくい人

髪が乾燥やクセで広がりまとまりにくい髪質の場合、動物由来や鉱物系の重めに仕上がるオイルがおすすめです。

▶くせ毛で髪が広がりやすい人

広がりやすいくせ毛には植物性オイルが向いています。
頭皮にも優しく、髪を乾燥やダメージから守ってくれる特性があります。

【まとめ】ヘアオイルでヘアセットをするときは「オイル選び」と「使い方」がポイント!

ヘアオイルは、濡れ髪スタイルのヘアセット向きのヘアアイテムです。ただ使い方を間違うとべたつきが出て不潔感が出たり、イメージ通りにまとまらなかったりと使いにくさもあります。

ヘアオイルを使って理想のヘアスタイルにするには、ヘアオイル選びと使い方がポイントです。自分の髪質や仕上がり感に合うものを選んで、量やセットの手順を間違わないように気を付けましょう。

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