別注家具製作所

別注家具製作所は木工の未来を見据え、造作家具のクオリティを追求する“職人“集団です。「…

別注家具製作所

別注家具製作所は木工の未来を見据え、造作家具のクオリティを追求する“職人“集団です。「Innovate Always, Craft the Future.」を掲げ、家具業界とあらゆる職人のイメージを革新するために、ものづくりとその環境を「別注」していきます。

最近の記事

座面の浮いたベンチは強度検証とシンプル補強が重要です!

今回はプランター付き造作ソファの事例紹介です。 デザイナー様の要望で座面の下に支柱の無い、浮いたような意匠を要望されました。 問題は強度となります、デザインがかっこよくても引き渡し後、使用されるうちに揺れなどのクレームになれば施主様の満足度が下がり、今後のお付き合いにも影響を及ぼします。 そこで弊社施工担当の営業窓口と自社工場の家具職人と強度面で検討に入りました。当初は営業窓口が棚板などを支えるL型補強金物を強化したような補強を検討しましたが、自社工場家具職人が「ホゾ継ぎ

    • 特注ソファ+間仕切り工事|全て造作家具工事で完結します!

      今回の施工事例はオフィスのフリーアドレスゾーンです。私共が携わらせていただいた部分は造作ソファとスチールメラ焼き仕上のグリッドシェルフです。現場採寸から施工図の作成し、自社工場で木製品部分の加工、協力業者さんへ椅子張りの依頼、装飾金物の発注依頼、現場大工手配をして、現場施工まで対応させて頂きました。 床と天井工事以外は全て、別注家具製作所で対応させて頂きました。私共へ依頼いただくメリットは、造作ソファ及び間仕切り工事が全て特注品となり、また双方が複雑に一体化しているため、一

      • 壁面意匠パネル|不燃基材(ダイライト)+ツキ板

        今回の事例紹介は壁面に意匠パネルを施工です。壁面ということで不燃基材(ダイライト)に天然突板(厚み約0.2ミリ)を貼り合わせた部材で製作する必要があります。そこで今回初めて取引をさせていただく恩加島木材㈱さんに特注リブ材を発注させて頂きました。参照|恩加島木材㈱| 不燃材ダイライトをVカットし、突板部分(0.2ミリ分)だけを残し折りたたむようにリブを形成しました。 参照|不燃リブパネル不燃認定:NM-1272|材種:サペリ板目 ポリウレタン塗装 スチールパーテーションに

        • モラート施工と特注家具|ワンストップ対応のご提案です。

          今回ご紹介する対応事例はオフィス内のコミュニケーションスペース、カフェカウンター天板のモラート仕上げです。 広いオフィスの中でモラート施工箇所は造作家具工事の一点のみ、よって私共オーダー家具工事業者への一括発注がお客様のご要望でした。弊社の対応はまずは仕上がりサンプルの手配からです、お客様(施工管理)及び施主様(オフィスオーナー)へ提出するにあたって家具デザイナー様から、モールテックスとモラートの中から選定頂き、当社が間に立ってメーカーへサンプルを手配する流れとなりました。

        座面の浮いたベンチは強度検証とシンプル補強が重要です!

          床上げ+造作家具工事は一括発注がお得です!

          コロナ禍の影響などもあり、我々オーダー家具業界でもオフィス工事においてフリーアドレススペースの案件が増えてきております。 床上げ工事にてR形状でかつ、造作家具工事と密接に絡み合うような場合は是非、株式会社別注家具製作製作のお声がけください。理由はお客様であるオフィス内装工事の施工管理士様が、床上げ工事業者と木工所の間に立って(更には造作家具を取り付ける大工さんも含めて)、細かな調整が必要です、普段から多忙を極めるお客様の負担が更に増えることになるかと思います。 当社なら、造

          床上げ+造作家具工事は一括発注がお得です!

          木目柄のマグネットボードは品番指定がポイントです。

          収納造作家具の裏面をマグネットボートとして使用したいという案件がありました。その際、打合せ段階で注意してもらう事柄があります。それは同柄の木目を選定する際に、家具本体に使用する材料である、アイカポリ合板やアイカメラミン合板とは別にオルティノシートも展開しているかどう確認したうえで品番指定することです。 事前に確認を怠ると、せっかく設計士様、施主様の承認を得ても製作段階で再品番指定をしていただくことになり、工程が遅れることになるのでご注意ください。 (株)別注家具製作所は木

          木目柄のマグネットボードは品番指定がポイントです。

          オートマチック【ALー01】スガツネ|召し合せ金物

          今回は「メシアワセ金物」での対応事例をご紹介します。 既に納品された壁面収納家具に対して、カギの機能を追加するように要望を頂きました。 両方の扉に鍵を追加するのではなく、片方のみに付けスガツネ工業のオートマチック(AL-01)にて対応した方がカギを開錠する際に、いちいち両方の扉に鍵を差し込む手間が省けるうえに、コスト的にもお得です。 株式会社別注家具製作製作は、このような細かな事でも誠実に対応させて頂きます。 東京事務所の常駐スタッフが迅速にお応えします! 他にも木

          オートマチック【ALー01】スガツネ|召し合せ金物

          造作カフェカウンター|タイル施工までお任せください。

          オフィス内の休憩、コミュニケーションスペースとして使用されるカフェカウンター造作家具です。 カウンター腰部分にはタイル仕上げとなっております。 通常、内装工事の総合請負をされている工事会社様にとっては特注家具工事とタイル工事は別々の専門工事業者へ分離発注されることがほとんどかと思います。飲食店などの店舗内装工事ならいざ知らずオフィス内装工事となりますと通常、タイルなどを意匠で使う部分はかなり小さい場合が多いかと思います。その場合は当社のような異素材をトータルで対応できる業

          造作カフェカウンター|タイル施工までお任せください。

          木工パネルとホワイトボード一括発注で簡単施工管理が可能です!

          日々、お忙しくされている施工管理士さまへ、煩雑な発注業務、内装仕上げ工事の施工管理業務の省力化の提案をさせて頂きます。 今回はオフィスのミーティングスペースのホワイトボート設置工事の木工パネルとホワイトボードシート施工の一括対応事例です。 物件の大小にもよりますが、例えば造作家具の設置工事は工程的にかなり後半になるかと思います。おそらく他の内装がほとんど仕上がっているのではないでしょうか?造作家具設置後にシート工事の職人さんを手配するにしてもスケジュール調整が煩雑であった

          木工パネルとホワイトボード一括発注で簡単施工管理が可能です!

          メラミンジョイント|ひと手間惜しまず、木目を合わしてお届けします。

          メラミンの定寸は3×6(サブロク)と4×8(ヨンパチ)が基本となります。最大長さが2400ミリとなりますので、それ以上を超えるカウンターテーブルなどはメラミンを継がなけらなりません。 メラミンの木目を合わせて、一枚板のように仕上げると同じメラミン仕上の造作家具でも高級感が違います。最終的には工事引き渡し時の印象がよいため、細かい所にチェックされなくなります。 別注家具製作所は、このような仕上にもこだわり、多くのお客様より多くのご用命、リピート注文を頂いております。 造作

          メラミンジョイント|ひと手間惜しまず、木目を合わしてお届けします。

          窓際造作カウンターを丸柱に合わせて設置

          今回の造作家具の納品事例は、窓際カウンターを丸柱の間にきっちり据え付ける内容です。 デザイナー様のご要望で柱と家具の間の仕上げには、雑巾摺やシリコンシールは出来ない、しかも両サイドとも丸柱ということできっちり現場採寸をする必要がありました。 また、天板が無垢材のハギ板のウレタン染色塗装仕上ということもあり、現場での削り合わせなどもできません。 そこで現場採寸をするだけではなく、(株)別注家具製作所では更にひと手間を加えます。 現場採寸をした後、自社工場と連絡を取り合っ

          窓際造作カウンターを丸柱に合わせて設置

          Kvadrat(クヴァドラ)クラウズアートオブジェの取付事例

          Kvadrat(クヴァドラ)クラウズ アートオブジェの取付事例をご紹介します。 会議室スペースの壁面にアートオブジェの取付をご依頼頂きました、初めて扱う素材でしたので、取扱ショールームに問合せたところ、施工方法などに関しては、現場の状況にもよるのでとのことでした。インターネットなどで調べてみると、アンカーボルトなどで固定するなど記載されていましたが、ボルトが目立つということで他の方法を考えてほしいとお客様から依頼され、下記のように取付しました。 頂点のくぼみを狙って、貼釘

          Kvadrat(クヴァドラ)クラウズアートオブジェの取付事例

          SD(スチール扉枠)とWD(木製扉)を一括対応で据付工事まで

          今回の対応事例は、建具工事です。 現場の兼ね合いで、扉枠はSD(スチール扉枠)で扉ははWD(木製扉)のご指定、仕上は木目シートでした。 木製扉にした理由として考えられる事柄は、 1.スチール扉より木製扉の方がコストを抑えられる。 2.吸音板を挿入するには木製扉の方がしやすい。 但し、スチール枠と木製扉となると、金物業者と木工業者に分離発注する必要があり、かなり煩雑な施工管理となります。 木製枠と違って、スチール枠になりますと丁番位置を決め、タップを切る必要があり、

          SD(スチール扉枠)とWD(木製扉)を一括対応で据付工事まで

          アート格子パネルはトメ部分の固定がポイントです。

          格子のアートパネルを製作させて頂きました。 こちらの格子で製作でひと手間加える箇所はこちらです。 製作の工程上、トメ部分の強度に問題があるので補強が必要です。 このような補強を施すことによって強度的にも問題が無く、トメ部分の格子が施工後、反りが発生することを防ぎます。 当社の営業担当者は木製品、オーダー家具の専門家です、お客様の図面を見て作るだけではなく、施工後のトラブルなども考慮してお客様に様々な提案をさせて頂きます。 (株)別注家具製作所は造作家具工事の専門工事

          アート格子パネルはトメ部分の固定がポイントです。

          造作パントリーのリブの裏側にひと手間惜しみません。

          オフィス改装工事の造作家具工事で別注パントリーを製作させて頂きました。デザインは本体腰部分と扉にリブ材を施しております。角のアールが小さいため、そのままリブを貼り付けると少し角ばったアールになります。 当社の家具職人は「図面に書いてあるから仕方ない。」とは絶対に言いません。きれいに収まるよう一工夫いたします。 リブ部分の裏側をアール部分に添わすため、一つ一つ削り合わせて接着していきます。 限られた工期と予算の中で少しでも品質の良いものをお客様に届けるべく日々精進しており

          造作パントリーのリブの裏側にひと手間惜しみません。

          エポキシ樹脂積層板×別注家具

          (株)別注家具製作所は店舗やオフィス、ホテルなど様々な場面で、お客さまに依頼を受け個性的なデザイン、素材を使って日々モノづくりに勤しんでおります。今回の事例はガラス布エポキシ樹脂積層板(ES-3230)という素材をカフェのテーブル天板、窓際カウンターの天板として使用しました。ガラス布エポキシ樹脂積層板とは機械系の拾い分野使用されている素材の様で電装・機械備品の歯車などに使用される素材だそうです。設計事務所さまの指定にて素材メーカー卸業者さんを紹介してもらい、頂いた設計図を元に

          エポキシ樹脂積層板×別注家具