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交通事故日記 Vol.1(事故の内容)
2020年11月11日(水)20:25頃
東京都内の交差点で交通事故に遭いました。
交通事故に遭って本当に思ったんです。
とにかく事故後に知ることが多すぎる
なので、日記として書くことにしました。
事故に遭う前、事故を起こす前に、知っておくべきことが沢山あります。
いつ自分が被害者になるか。
怪我で済む被害者ならまだいいです。
逆に、加害者になった時どうなるのか。
どのタイミングで加害者になってしまうのか。
僕の事例と経験を元に色々と解説していきます。
事故の状況
説明も書きますが、アニGIF作りましたので見てください。
下が僕で、上が相手です。
信号機がある見通しのいい交差点で起きた
ライダーにとって最も恐ろしい右直事故です。
直進するバイクと右折しようとする車の間で起こる典型的な事故と言われています。
速度差が大きく衝突のダメージも大きいため、ライダー側の死亡事故につながるケースが多いのも「右直事故」の特徴です。
僕は、125ccのスクーターに乗り、交差点を直進で通過しようとしていました。
すると、対向車線から80ccのスクーターが急に右折。
危険を感じ、80ccのバイクを回避。
なんとか回避できたが、転倒。
相手は、僕が回避したことで接触なし。無傷。
時間的に人通りも多く、信号待ちの方や、周りのお店の方が出てきてくれて、救急車の手配や、横になったバイクを起こしてくれたり、バイクはお店に止めておいていいよ。と言ってくれたりと、色々と助けていただきました。
東京も、悪い人ばかりではないです。
僕はこの時、膝に強い痛みを感じて、立つことができませんでしたので、道路の横で痛みに耐えてうずくまっていました。
なので、こういう時は、助けてくれる人にドンドンお願いしましょう。
そして、ここで大事なのが証言です。
事故を見てる人は、ちゃんと見ています。
今回は、バイク同士ということもあり、どちらもドライブレコーダーを搭載していませんでした。
なので、現場の証言が多ければ多いほどよいです。
場合によっては、運転手が自分に不利だと気づいて嘘を付く可能性もあります。
なので証拠は多いほうがいいです。
事故を見た方に、その状況を警察に伝えるようお願いしましょう。
実は、この時、目の前で事故を見ていた女性の方が、
相手のバイク、ウインカー出てなかったよ?
と言っていたけど、僕は痛みと興奮で、
そうでしたか。。イテテテ。。。
としか言えませんでした。
なので、怪我して辛いと思いますが、意識があるなら、
それは警察に言ってください!
と伝えるようにしましょう。
僕ができなかった一つの失敗です。
同時に、事故を見た方は、忙しいかもしれませんが、捜査協力として状況を警察に伝えてあげてください。
怪我した本人は、本当に辛いんです。それどこじゃないです。痛くて。
人助けと思って、是非お願いします。
救急車到着
5分程度で救急車と警察が到着し、僕はそのまま救急車へ。
事故の興奮からか血圧は180まで上がり、膝の痛みもどんどん増してきます。
救急車の中に警察官が来て、軽く状況説明はしたものの、事故現場に降りれる状態ではないので、僕はそのまま病院へ。
検査の結果、膝蓋骨骨折と診断され、そのまま入院という流れになりました。
救急病棟で入院の準備をしていると警察官がやってきて、事故の説明をしてくれました。
内容はこんな感じです。
警察からの説明
今回、相手との接触はなかったものの、転倒して怪我をされました。
相手のバイクが無理に右折をしてこなければ、そのまま直進をし、事故は起こらなかったと相手に伝えたところ、自分に非があると認めましたので、事故の原因を作ったということで、誘引事故という扱いになります。
相手は、この誘引事故の被疑者として話をすすめていきます。
今日はこのままゆっくりなさって、後日連絡をください。
相手の方の連絡先は、警察の方で控えてありますのでこちらも必要であればお伝えいたします。
それではお大事になさってください。失礼したします。
非接触でも被疑者になる
僕は、旅客運送業に勤めた経験があるので、この辺の知識をガチガチに叩き込まれました。
これは、僕が昔勤めた会社で実際にあった話です。
自動車が住宅街を走行していたところ、横の路地から急に自転車が飛び出してきた。
急ブレーキをかけ自動車は停車。接触はしなかったものの自転車が転倒。
大丈夫ですか!?と声をかけると、
ごめんごめん!大丈夫だよ!
と言って、そのまま自転車に乗って立ち去ってしまった。
ドライバーも大丈夫ならいいか。
と、そのまま現場を立ち去った。
このドライバー、後日警察から連絡が来て、ひき逃げ扱いになり、免許取り消しになりました。
なぜひき逃げ?
理由はこんなです。
転んだ自転車の方、後からやっぱり足が痛い。と言い出して、警察に行ったそうです。
ぶつかってなくても、それは事故なので診断書持ってきてください。
と言われ、警察に診断書を提出。人身事故に。
警察は、防犯カメラから、その時間にそこを走っていた車を割り出し、その日、事故の届け出がないことが判断。
救護義務違反(ひき逃げ)となり免許取り消しに。
相手が立ち去ったとしても、110番をして非接触で事故が起きたと通報していれば、救護義務違反(ひき逃げ)にはなりません。
とにかく届け出が大事です。
僕はこの話を知っていたので、今回の件もすぐピンときました。
今回の僕のケースは、逃げずに警察に届け出がされているので良いのですが、
仮に、ぶつかってねーし関係ねーし。
と言って逃げられた場合、接触していなくても立派なひき逃げになりますので、泣き寝入りせず必ず通報しましょう。
そしてそういう場面を見たら、スマホで写真と撮るなどして手伝ってあげましょう。
ちなみに、今回の相手の方、人身事故なので違反点数は結構いくことになると思います。
僕の診断書次第ですが、最低でも6点、下手したら13点いかれます。
接触していなくてもこれは人身事故なのでこうなります。
ひとまず今日はここまで。
事故に遭わないのが一番ですが、
遭う可能性、起こす可能性は0ではありません。
参考にしていただければ幸いです。
それでは、皆さん今日も一日安全運転で!
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