九九組にカヴァーしてもらいたい楽曲を勝手に妄想する話【スタァライト アドベントカレンダー2023(DAY8)】

はじめまして、betabomeと申します。

本記事はめのフェさん(@Menophe9901)主催のアドベントカレンダー企画『ぼくのわたしのスタァライトAdvent Calendar2023』の8日目の記事です。

今回の企画のためにnoteに登録しました。拙い記事となると思いますが、寛大な心でご覧ください。(間に合ってよかった……)

まず自己紹介します!
スタァライトの出会いは、ロロロ公開の少し前、勤務先への行き帰りの電車の中で日課となっているアニメ鑑賞のために、dアニメストアで観るものを探している中で偶々見つけたのが始まりです。
正直申しますと、TV版はハマりませんでした。無論面白かったから最後まで観たわけですが、そこから音源を買おうとか、舞台を観てみようとか、グッズを買おうとか、そういう気持ちになるほどではありませんでした。

ロロロが公開され、風向きが変わり始めます。つい先日観終わったアニメの総集編。それなのに、何かが違う。時折挟まれる不穏なななとキリンの会話、そして、ラストシーン……。ここでようやく私はこの作品は「何かおかしい」と気づき、レヴュー・デュエットで初めて聴いた『Star Diamond』だけは音源を購入。

そして劇ス。ここでやられました。皆さんがよく『星のダイアローグ』にかけて「あの頃には戻れない、何も知らなかった日々」とおっしゃいますが、まさにあれです。

そこからは、それなりにスタァライトにハマったつもりです。音源も九九組関連はすべて揃えましたし、劇スのトークイベントのために北海道も行きました。今年の春に発売されたくじメイトも全グッズコンプリートのため、生まれて初めて「求○○」「譲○○」なんて出してみたりもしました(ご交換いただいた皆様に感謝)。

そんな私が、このアドカレで書くのは、九九組キャストへの愛や今年のスタァライト関連の思い出ではありません。
今から……九九組にカヴァーしてほしい楽曲を語っていこうと思います!!!!!
きっかけは、先日例によってdアニメストアでアニメを探していたときに、またも偶々見つけたアニメロサマーライブ。
(そういえば九九組出てたよな?)と思いながら、再生してみると、流れてきたのは九九組が歌うセガ『サクラ大戦』の名曲『檄!帝国歌劇団』。そのとき、ピンときました。そして、九九組にカヴァーしてもらいたい曲が頭に浮かんできたのです。
そんな折、アドカレの募集があったので、これを記事として書いてみようと相成ったわけです。

前置きが長くなりましたが、さっそく始めます。まず、九九組各キャラクターのソロ歌唱枠から、発表してまいります。

1.花柳香子
『雨上がりの夜空に』(RCサクセション)
劇スのエンディング、五重塔をバックにひかりと再会した香子。彼女を連れてきたのは、あのバイク、あっ倒した!!
そんなところにインスピレーションを受けてこの曲を選ばせていただきました。
いつしか、香子は、双葉よりも長くバイクと時間をともにすることになるでしょう。そんなバイクも徐々に古くなっていき、やがては“ポンコツ”に。
十二代目花柳彗仙として忙しい日々を過ごす中で、バイクで一人夜の道をかっ飛ばしたくなる日もあるでしょう。それなのにイかれちまったバイク。
「こんな夜にお前に乗れないなんて!!!こんな夜に発車できないなんて!!!」
そんなRCサクセションの名曲をぜひ伊藤彩紗さんのきれいでかわいらしいお声で、聴きたいと思いました。

2.石動双葉
『ハネウマライダー』(ポルノグラフィティ)
双葉もバイクつながりで選曲しました。
この曲の主人公は後ろに寄り添う誰かとバイクで人生という旅をしているわけですが、それってもう双葉と香子じゃないですか……。
「大切なものを乗せて走りたいなら、生まれ変わっていかなければね」って新国立を目指す双葉の気持ちじゃないですか……。
双葉は、香子が「双葉、うち海が見たい」といえばぶつくさ言いながらもハンドル切りますし、香子が「飛ばしやす」と煽られたら絶対途中でおろさないと思います。
双葉は香子にバイクを預けて一旦はバイクを降りるわけですが、二人を結ぶ大切な絆の象徴が、これからも二人の人生を運んでいくと信じています。
生田輝さんのカッコよさに曲調がよく合うのではないでしょうか。

3.西條クロディーヌ
『Swing heart direction』(小松未可子)
彼女の口上に寄せて、Linked Horizonの『自由の翼』も浮かんだのですが、同曲で歌われる外国語はドイツ語なんですよね……。そこが引っかかって、彼女の真矢様への心情にマッチしていると感じたこの曲を選びました。
聴けば聴くほど、真矢様をみているクロの曲だと思います。劇スでの死闘を通じてライバルと認め合った二人。心の距離が「だんだん近づいて」、いつか「お互いのテンポが優しく重なる」日が来ることを夢見る乙女なクロを思い起こさせてくれます。
「いつか同じ夢、いつか語り合う そんな大切な関係になるまで」はもうちょっと「時間がかかりそう」ですが、いつか二人でクロちゃんがアルバイトしていたシャンゼリゼ通りのお洒落なカフェのオープンテラスで楽しくおしゃべりをしてくれたら、と思いました。

4.大場なな
『GLOMOROUS SKY』(NANA starring MIKA NAKASHIMA)
※中島美嘉さんの公式YouTubeに飛びます

???「へえ、あんたも“なな”っていうんだ」
というネタが頭をよぎったことは否定しません。しかし、これは本当にななに合うと思って選びました。
「あの虹を渡ってあの朝に帰りたい」とか「あの星を集めて、この胸に飾りたい」って、要するにオーディションに勝って第99回聖翔祭に戻りたいってことだと思うんですよ(強引)。
そして「あの夢を並べて二人歩いたGLOMOROUS DAYS」って純那ちゃんと過ごした日々のことじゃないですか(涙)
「この夢を抱えて一人歩くよGLOMOROUS DAYS」って劇スで二手道を分かれた先の日々のことですよね?(懇願)
これは『NANA』の曲であり、“なな”の曲なんですよ……。
小泉萌香さんのカッコよさとかわいさを兼ね備えた声にも合うのではないかと思いました。

5.露崎まひる
『タッチ』(岩崎良美)
野球漫画の主題歌であり、まひるのアニメ5話のときの心情にすごく近しいと感じて選曲しました。もう一曲同じく野球漫画『MAJOR』の主題歌『心絵』(ロードオブメジャー)と本当に迷いました。正直まひるは二曲歌ってほしいです。
タッチに関しては「星屑ロンリネス」という形で歌詞に「星」が出てくるところもポイントが高いと感じています。
まひるは華恋が真剣な目をしたら、まひるはそこから何も言えなくなってしまうでしょうよ、そりゃあ。
『心絵』は劇ス後のまひるですね。新国立に入ってまた迷うこともきっとあるでしょうが、晴れやかな心のまま、己の道を進んでいってほしいと思っています。
『タッチ』は岩田陽葵さんのかわいらしさに『心絵』は伸びやかな声で映えると思いました。

6.星見純那
『ALONES』(Aqua Timez)
※Aqua Timezの公式You Tubeに飛びます
 
純那がアニメ8話の後にななのために歌ってあげる曲っていうイメージです。純那もまひる同様に劇ス後の純那の曲として『ワタリドリ』([Alexandros])と悩みましたので後述します。
『ALONES』に関しては「もう誰かのためじゃなくて、自分のために笑っていいよ」と、純那からななに伝えてほしいその一心です。
「「昨日のことまで塗りつぶさなくても明日に向かえる」から、安心して?」
そんな言葉を佐藤日向さんの優しい声で語りかけるように歌ってほしいです。

『ワタリドリ』の話の前には、まず私のアニメ作品における純那の進路について解釈を述べます。私は、純那は大学には進学したと思っています。舞台ではどこぞの白金の君とNYに向かったようですが、アニメでは狩りのレヴューに勝ったのですから、劇ス冒頭の進路希望に書いていた道を貫いたうえでNYに留学したと考えているのです。
そして一足先に羽ばたいていった九九組のみんなに「追いかけて届くよう」「一心に羽ばたく」純那に『ワタリドリ』はマッチしていると思いました。

7.天堂真矢
『地上の星』(中島みゆき)
「地上の星いまどこにある」かって?(地上の星は)お前じゃい!!!
われらが主席天堂真矢には、地上の星としていつまでも煌めいていてほしい。
「私を観ろ!」という強い意志を持って歌い上げてくれるのではないかと思います。
そして、真矢様にはもう一曲ご用意しました。
『糸』(中島みゆき)
これはもう、クロのほうを向いていとおしそうに「縦の糸はあなた、横の糸は私」と歌ってほしい(恍惚)。クロが顔を真っ赤にして悪態もつけず恥ずかしそうに下を向くさまが目に浮かびます。

8.神楽ひかり
『君の街まで』(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
これは完全に曲題と、エンディングの映像から選びました。
私はまだ、神楽ひかりのことを何も知らないのですね。日本での寡黙でだらしなくて、でも華恋の前では大人ぶるベイビーと、ロンドンでの高みを目指して不敵にほほ笑む君と、九九組のみんなを訪ね歩き慈しみのまなざしを向ける彼女、これが同一人物なんですよ。どれも本当の神楽ひかりですが、どれが一番素なのかがまだつかめていないのです。
なので、上記が選曲理由になります。
アジカンらしい爽快なメロディーですが、三森すずこさんが歌ったら、まったく違う、凛とした曲になるのではないかと思っています。

9.愛城華恋
『Idea』(eufonius)
華恋も2曲あります。一曲目は、TV版でいなくなったひかりを探して「何千回でも走り続け」るということでこの曲です。
どれだけ彼女にとってひかりと運命のスタァになることが大事だったのかは、1話の決死の乱入や10話の奔走を見ればわかりますが、そんな必死さがこの曲に通じると考えました。
そしてもう一曲は
『プラチナ』(坂本真綾)
主人公なのでね、そりゃあこの曲が合いますよ。
彼女の「思い」の強さが、レヴュースタァライトの原動力で、それが「すべてを変えて」いったのですから、ぜひこの曲歌ってほしいです。ここまでのソロメドレーの大トリを飾るにふさわしい曲だとも思っています。

以上がソロ曲でそのほかに数曲、複数人で歌うイメージで挙げさせていただきます。
①    石動双葉・花柳香子
『三年目の浮気』(ヒロシ&キーボー)
劇スのセクシー本堂の時の衣装で昭和歌謡曲の番組ステージで歌ってほしい。絶対に合う……。
②    全員がペアになって
『光るなら』(Goose House)
「君だよ 君なんだよ、教えてくれた。暗闇も光るなら星空になる」。それぞれがペアになって歌ってほしい一曲です。
③    全員で
『M八七』(米津玄師)
この曲は私の中でパート分けまで決まっています。再生讃美曲とも似た、ななに捧げたい曲です。

今回はここら辺にしたいと思います。もしみなさんの共感を賜れれば幸甚です。
きっと皆さんにも「この曲、スタァライトに合うんじゃねえ?」という曲があると思います。
ぜひ、Xでつぶやいてください。私たまに(お、この曲は)と思った曲については検索かけていまして、解釈一致していた時はうれしくていいねボタンを連打しています。
もしそのとき巡り合えたら、それもきっと「運命!だよ?」ってことで。

それでは。
Have a happy holidays!!!

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