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享受会コラム#39「ワクワクしています」byワカP

 こんにちは。4月から息子と一緒にスポーツチャンバラに通っているワカPです。この競技、“とにかくはじめやすいですし(家の前でよくやっています)“、”誰とでもできるし(男女でも、大人vs子どもでも)“、”戦いごっこが好きな親子“には最高です!そんな”富良野のスポーツチャンバラ“をやっていて、ワクワクしたことがいくつかあります。

【1】ワクワク①⇒礼を大切にしていること
 “スポチャン”では、練習の最初と最後に必ず“礼”をする。とても単純なことだが、なんだかとても気持ちがいい。礼をする時に時境(ジキョウ)さんがよく言っていることがある。それは「(最初は)これから頑張るぞという気持ちで。」「(最後は)いつもの生活にもどります。」である。
礼をする時、あんなに騒がしかった稽古場は静まりかえる。正座をして目を閉じると、風の音や自分の鼓動や呼吸の音が聞こえる。

 また、礼をするのは稽古の最初と最後だけではない。一対一で打ち合うときも、必ず最初と最後に礼をする。
いい年をした男達が、もの凄いスピードで“小太刀”や“長剣”で、小手や面を打ち合う。手加減しないのが楽しいので、礼をした次の瞬間から、ホントにバチバチ打ち合う。さっきまで楽しく話をしていた息子の友達のお父さんが、ボコボコに打ち合う。
 職業上「人のことを叩いてはいけません。感情のコントロールです。話し合いで解決しましょう。」などと常に言っている自分としては、不思議な状況である。しかし、最後にもう一度礼をすると何事もなかったかのように“日常に戻る”。この単純な礼がとても気持ちいい。

 スポチャンを始めた頃は、どこか遠慮してやっていた所もあったが、今はこの礼のおかげで、強く叩けるようになった。先日、中富良野で行われたイベント“twilight”でもスポチャンの体験会が行われたのだが、そこでも始めた会った大人の方としっかりと礼をし、強く叩くことができた。
「いや待てよ・・・。相手は、始めてスポチャンをやったばかりの方だった。そう言えば、どこか遠慮してやっていた気がする・・・。もしかして、髭を生やしたサウナ上がりの坊主が、本気でバコバコにしようと向かってきたことに恐怖を感じていたかもしれない・・・・。」姿勢のよい礼が届いていることを願う。

【2】ワクワク②⇒自分との戦いであると繰り返し言われること
 負けたら悔しい。これは、大切な感情だと思う。でも、勝つことが全てになるのは違う。色々なところで言われていることだが『勝利至上主義がもたらす影は、スポーツや競技の本来の楽しさや健全さを失わせる恐れがある。』選手たちが勝つために過度なプレッシャーを感じることにより、身体的・精神的な健康が損なわれる場合が少なくない。また、フェアプレーの精神が薄れ、ルールを無視したり、不正行為に手を染めたりするリスクも増えることもあるかもしれない。
そんな中、練習をする時に時境(ジキョウ)さんがよく言っていることがある。「勝ち負けじゃないんだよ。自分との戦いなんだよ。」である。

 これを、小さい頃から言葉として聞き続けることは、とても有意義なことだと思う。フェプレーの精神が根付き、スポーツが純粋に楽しくなるためには欠かせない要素な気がする。

 現在行われているパリ五輪の世界最終予選を兼ねたバレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド。男子のイラン戦で、主審からグリーンカードが出される場面があった。日本もイランも勝ちにはこだわっていたと思うが、なんだかとても気持ちのいい試合だった。
※グリーンカードとは:相手チームからチャレンジがあった際、対象のプレーに対し、自己申告を行った選手に、フェアプレーを称えられるカードです。

 スポーツチャンバラには審判がいますが、二人で練習をしている場合は、打たれた(負けた)ことを自己申告します。こうした、行為が「素直に認め合い、潔く、爽やかに相手を讃え合うこと」にもつながっていくのだと感じた。

 たった2ヶ月ほどだが、きっと私にも、潔く爽やかな精神が育ってきているのだと思う。先日「誰ですか、ここに靴下を脱ぎっぱなしにしたのは?」という妻からのチャレンジに対して、自ら「私です。」と自己申告した。潔く爽やかに自己申告することができた。しかし、グリーンカードは提示されず、審判の息子からは「ちゃんとしてください。」とステージ1の警告を受けました。
※ステージ1の警告:バレーボールでは、1チームの1回目の軽度の不法な行為があった場合は、ステージ1として処置する。チームに対して行い、ゲームキャプテンを呼んで口頭で警告を行われます。

 今日も富良野は私をワクワクさせてくれている。

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