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シティリーグ大阪(エクストラ)ベスト4 メルカリアイアント

はじめまして、bet(https://twitter.com/bet_exe)です。

ポケモンカードはBW初期の頃に始め、XYシーズンは競技シーンから離れていたものの1年ほど前のポケモンカードブームからエクストラレギュレーションをメインに再開しました。

2020シーズン実績
・CL東京 エクストラ 30位
・シティリーグ大阪 エクストラ 3位タイ

本稿は10/22に行われたシティリーグ大阪大会にてベスト4に入賞したデッキレシピを紹介するため執筆しました。

エクストラ環境におけるLO(山札切れ)を狙う構築は《オーロット》《アンノーンDAMAGE》《ガブギラハンデス》などのデッキに勝ち目が無かった為、長期間環境トップには存在せず、最新のアイアントLOデッキについて書かれた記事も少ないです。
LOデッキを使いたい方はもちろん、エクストラルールにおけるLOデッキの動きを知っておくことで対策を考えることも出来る内容になっています。

追記

10/24 対《3神チャーレム》の項目を大幅に更新しました。
対《ゲッコウガ&ゾロアークGX》とのマッチアップについて加筆しました。
環境トップデッキとのマッチアップの項目に数点加筆しました。
10/28 対《レシラム&ゼクロムGX》とのマッチアップについて加筆しました。
デッキの改善案に加筆、エクストラバトルの日仕様のデッキレシピを追加しました。

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シティリーグ大阪
1回戦 ウルトラネクロズマ 0-0 LO勝ち
2回戦 ウルトラネクロズマ 0-2 LO勝ち
3回戦 モクナシラフレシア 0-6 負け
4回戦 ウルトラネクロズマ 0-0 LO勝ち
--7位タイで予選通過--
TOP8 ウルトラネクロズマ 0-1 LO勝ち
TOP4 モクナシラフレシア(再) 4-6 負け

TOP4の試合でサイドレースになっているあたりにも注目して頂けるとより楽しく読んでいただけるのではないかと思います。

デッキ選択理由

私は、現在の環境(エクストラバトルの日開始~シティリーグ大阪まで)では様々なパターンのLOデッキをメインに使用していました。

その理由は三点あり、

まず第一に、初めに書いたとおりこのデッキタイプがかなり長期間環境のトップに居なかったため、プレイヤーの意識から外れていると感じたこと。
このデッキ自体もブルーの探索などの強力なカードを新たに採用できるようになっており、デッキパワーが不足していないのであれば積極的に使用したいと考えました。

第二に、環境トップデッキが《ウルトラネクロズマ》であること。
LO構築というのはエネルギー破壊カードが多投できるので、ダブルドラゴンエネルギーを4枚割るだけで勝てるデッキが環境トップに存在するのはとてつもない追い風です。

そして第三に、《オーロット》が環境に存在しないであろうという予想が容易に出来たこと。
現在《オーロット》は明確な仮想敵もおらず、環境トップの《ウルトラネクロズマ》に歯が立たないと悲惨な立ち位置にあるデッキです。
LOデッキの天敵ともいえるオーロットがいないのならば、LOを狙うデッキが最強だと判断し、今シーズンの使用デッキに選びました。


アイアントの必要性を考える

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エクストラ環境のLOデッキには、25分の制限時間という課題があります。
この課題を1枚で解決できるのがアイアントの強みであり、逆に時間切れによる敗北を意識しないのであればホルビーやヤミラミなど他のカードを使用するべきと考えました。

よってまずはアイアントを採用しないLOデッキを作成し、エクストラバトルの日で試すことにしました。

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https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/nHLLLn-bH8deg-L6Ng9Q/

アイアントの入っていないデッキその1です。
フルメタルウォールを打つための壁としてルカリオ&メルメタルGXが採用されています。

序盤から積極的に動けるデッキ構成ではないため、タッグコールを4枚採用し、グズマ&ハラからプレイヤーズセレモニーを早めにサーチします。
ダブル無色エネルギーが不要なターンではリサイクルエネルギーをサーチしておき、ホルビーに貼っておく動きが強かったです。

エネルギー破壊や2種類のキャッチャーで相手の展開を止めながらみがわりロボとピッピ人形を可能な限り並べてターンを稼ぎ、終盤はロケット団の工作やジュジュベ&ハチクマンを連打します。

まずはこのデッキを使いエクストラバトルの日に参加しました。
デッキの構成上プレイングが想定していたよりも難しく、自分のターンにも時間を長く消費してしまうことが多く、その結果有利な状況でも時間が切れてしまい引き分けになってしまいました。

LOデッキは自分の動きを明確にしたほうが実戦向けであると判断し、次のデッキ作成に移ります。

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https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/yM2yM3-Tk96Ie-XppMM3/

アイアントの入っていないデッキその2。エネルギー破壊特化型です。
ヤミラミのジャンクハントは時のパズルを2枚回収できるので、ブルーの探索やセンパイとコウハイと合わせてほぼ毎ターン好きなカードを2枚以上サーチ出来ます。
改造ハンマー・クラッシュハンマー・フレア団のしたっぱを連打して相手のエネルギーを全て破壊し、相手がヤミラミを倒せなくなったところからロケット団の工作に切り替え反撃する形を取ります。

構築がエネルギー破壊に特化しているためプレイが簡単であり、時間切れという課題を解決できていればこのタイプのデッキを持ち込む予定でした。

しかし、エクストラバトルの日で使用したところ、SMレギュの構築そのままのデッキに対して、対戦相手に試合時間を長く使われすぎて時間切れ引き分けとなってしまいました。

LOデッキは対戦相手の行動時間にもかなり依存するうえ、対戦相手から見ても難しいデッキのため長期戦になりやすく、結局この構築にしても時間切れという壁を越えることは出来ませんでした。

この結果から、LOデッキには速度を重視したアイアントが必要と判断し、シティリーグではアイアントを採用することにしました。


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