小説の題名を書くことはできない。【読書日記】
人気のある、若手作家の小説を初めて読んだ。
理由は、某所で課題図書として挙げられていたからだった。
通読してみて、参考のためにネットでほかの方の感想を読ませてもらった。おおむね、好意的な感想が並んでいる。まるで、図り事の提灯記事の羅列のように思える感想文だった。
興味を引くことのない事柄や、軽い人物造形の描写がつづく文章。うんざりするほど、どうでもいいことが書かれている貧弱な物語。でも、ありえないほどの高評価……妙に、謎めいている。世代間のギャップのせいだ。と言われれば、そう