「大河の一滴」五木寛之著・読後感【読書日記】
行きつけのカフェで、常連さんのひとりとカウンターで話をしていた時、ある話題がきっかけで話をするようになりました。別に畏まるような文学論でも政治的な話題でもありませんでした。ウクライナを侵略するロシアについての話題が発端だったような気がします。
「大河の一滴」を読んだのは、最近のことでした。以前からタイトルだけは知っていました。近所の図書館の書架でそのタイトルの本が目に付いて、手に取って読んでみようと思ったのです。読後感としては、特に「応仁の乱からのメッセージ」の章が印象に残