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読書日記

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2020年11月の記事一覧

『塗られた本』松本清張著の読後感【読書日記】

『塗られた本』(ぬられたほん)は、松本清張の長編小説。『婦人倶楽部』(1962年1月号 - 1963年5月号)に連載され、1984年5月に講談社ノベルスから刊行された。後に電子書籍版も発売されている。           出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 「塗られた本」は読みごたえがあり、気恥ずかしくなるほど、ロマンチックな気分に浸ることができる小説でした。しっかりした構成で描かれた小説を読んでいると、頭の中に物語が映像として浮かんできて、それ