「蠅の帝国 (新潮文庫) 」帚木蓬生・著の読後感【読書日記】
「蠅の帝国 (新潮文庫) 」帚木蓬生・著の本の表紙が目に留まったので、読んでみることにしました。解説で、下記のような要約文が書かれています。
本書は、志那事変から太平洋戦争終結後までの期間、内地、満州、中国大陸、東南アジアを舞台に、軍医と医師を主人公とした全十五話からなる短編集である。主人公は古手大尉一名を除き、中、少尉、軍医見習い士官、医師と、いずれもが二十代半ばの若者たちで、彼らが医学者として戦争にどのように向き合ったのかが描かれている。
資料を参考にしながら描か