昨日の出来事は今日の思い出

大学4年目3回目の八丈島の旅行が終わった。
去年は1日遅れの途中参加の予定だったが台風の影響で八丈島一個手前の御蔵島で引き返すという悲劇が起こった。家に着いたのは出発から24時間後である。強い孤独感に苛まれたのを今でも覚えている。しかし、去年は行けても雨がほとんどだったらしかったこともあり、まあ行かなくても良かったと言い聞かせていた。

そして、今年学生最後の八丈島の合宿が8/7にスタートした。結果から言うと8/17まで八丈島にいるというとても面白い展開になった。合宿中はバイトを38時間分いけなくなることが嫌で飛行機で帰ろうとしたがこれも欠便になり結局延延延延泊になった。
今小田急線の電車の先頭で輪行しながら思うことは、これは悲劇ではなくとてもハッピーなことだったということだ。八丈島で延延延泊なんてしたくても出来るわけではない。お金はかかったが人生目線で考えるとこの思い出はメモリーに深く刻まれたかけがえのないものである。
正直人並み以上にはやりたい事をやってきたと思うが、その中でも1番楽しかったかな。

運動を全くやらず参加した本合宿。同期もたくさんいたこともあり、自由な感じで参加した。しかし、どの練習もしっかりやりきることができた。大学2年生の7月以来やってこなかったレース形式の練習も完走でき良かった。やはり、いい人たちと体を動かし練習する事が好きなんだと改めて感じた。
早朝や合間のスイム練習も結構参加した。自分のペースで練習しみんなで騒ぐのは良い。今年は延泊によって温泉だったり海で泳いだりご飯食べに行ったりやりたいことをひたすらやれた。

一番の思い出はウミガメと泳いだことだ。帰りの1日前の16日底土港の海は今までと比べ物にならないくらい澄んでいた。みんなで海で小魚を見ながらゆっくり浮かんでいた。そこに、小さなウミガメが現れた。神湊港でみたカメよりも人懐っこく、男6人くらいで一緒に10分くらい一緒に泳いだ。背中をタッチしたが、全然逃げなかった。ヒレにタッチしてるやつもいた。この10分は延泊が無ければ訪れることはなく、美しく透き通った時間であった。生涯忘れることはないだろう。

学生最後の八丈島は台風による延泊で長期滞在となったが、これで本当に良かったと思う。
人生流れに任せることも重要であり、ポジティブな考えで楽しむこころの大切さを再認識出来たと思う。

八丈を出た時そして本島に着いたとき。あ、もう思い出になってしまったんだと。一抹の寂しさを抱きつつも楽しかった思い出となった。八丈はいつでも行けるが、このメンバーで行けるのは最初で最後である。儚く寂しい。

心底俺は仲間に恵まれてると感じる。人の大きさは死んだ時に自分の周りの人間がどれほど思ってくれるかではかれると思っている。それは、仲間との経験や思い出による。みんな楽しいやつで楽しい時間を過ごせたこの夏合宿は最高だった。

この思い出に乾杯。

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