兄貴
(797字)
こんばんは。ベストフレンドという4人組漫才師のボケを担当しているけーしゅーです。
note毎日投稿189日目の今日金曜日は、
兄貴というテーマで書いていきたいと思います。
ぼくは弟だ。
そんな弟から考えて、理想の兄貴とは
何だろうか。
理想の兄貴とは、自分よりも常に一歩先をいき、
常に誰かに褒められている存在だろうか。
理想の兄貴とは、優秀な成績で先生と親を喜ばせる存在だろうか。
理想の兄貴とは、得意な絵やジョークを生かし、
女子にモテモテな存在だろうか。
理想の兄貴とは、弟のぼくに常に優しくて、柔らかい手で頭を撫でてくれる存在だろうか。
理想の兄貴とは、弟にとって、合理的な生き方を
背中で教えてくれる、優秀な教師のような存在だろうか。
こんな兄貴を持っていたならば、
親は安心し、世間からの見られ方もよいのだろう。
そして、弟からは、兄貴の通った道をそのまま真っ直ぐ進みたいと思われて、尊敬されるのかもしれない。
だけど、ぼくの兄貴はこんなんじゃない。
ぼくの兄貴とは、自分よりも常に一歩先をいくが、常に誰かに怒られている存在である。
ぼくの兄貴とは、成績以外の能力で先生と親を喜ばせる存在である。
ぼくの兄貴とは、得意な絵やジョークを生かしきれず、女子から煙たがられ、男のみから好かれる存在である。
ぼくの兄貴とは、弟のぼくに常に容赦なく、硬い手で頭を殴ってくれる存在である。
ぼくの兄貴とは、ぼくにとって、非合理的な生き方を背中で教えてくれる、優秀な反面教師のような存在である。
こんな兄貴を持っているから、
親は常に呼び出され、世間からの見られ方は知ったことではない。
しかし、弟のぼくからは、何故かありがとうと、感謝されている。兄貴より面白くなりたいと、尊敬されている。
ぼくは弟だ。
そんな弟から考えて、理想の兄貴とは
何だろうか。
きっと理想の兄貴とは、いつまで経っても
一緒にふざけられるぐらいの存在のことだ。
#ベストフレンド #弟#兄貴
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?