巨人の大型補強についての、元巨人ファンの余計な心配。
なんか、プロ野球関連のコンテンツばかり見ています。
江川さんのYouTube「たかされ」を見たのですが、、
年明け最初のアップロードは、「巨人の大型補強」について語る、でした。
江川さん、出だしなんか元気ないな、と思ったら、年末年始で原因不明の咳と声が出ない症状が出てしまっていたみたい。
今年で70歳(には見えない若さですが)、体調に気をつけて欲しいな。
・・と、思いながら見始めたのですが、「巨人の大型補強」については、けっこう辛口な評価をしているように感じました。
■田中将大
まず、名球会入り200勝まであと3勝の田中将大投手については、「残りの3勝は、最初の20勝ぐらいの難しさだろう。それぐらい厳しい。やはり峠は越えているので」と。
ローテーションは10日に1回、月に3回の先発。年間通して18回ぐらい投げさせるイメージではないか、と。
(江川さんは知らなかったようですが)巨人には、昨年、菅野投手を復活させた久保投手コーチがいます。江川さんとしては、そういうことであれば、久保コーチの元で、いかに今の投球技術を活かして勝つ方法を考えるかにかかっているのでは?という見解でした。
あんまり、戦力としては期待していない感じが伝わってきました。(人間性は高く評価していて、菅野投手が抜けての精神的な柱、お手本ということであればこの補強はいいのでは?という評価のよう)。
■甲斐拓也
ソフトバンクの正捕手・甲斐拓也選手のFA宣言を受けての獲得。巨人はここのところ、FA選手の獲得にことごとく失敗していたようで、ようやく取れた、と言う感じのよう。
でも、巨人は結構キャッチャーは層が厚くなってきていたように思うので、なんかこの獲得もどうなのかという気がしますが。・・と言うのは私の見解なのですが、江川さんは甲斐選手自体はいい捕手でプラスなのはもちろんだけど、では大城はどうする?大城がファーストを守るなら、岡本はレフトに回るのか?という、他に与える影響を懸念しているようでした。
■ライデル・マルティネス
中日の守護神、マルティネス投手の獲得については、これまで巨人の守護神だった大勢投手との使い分けをどうするのか?という点を解説されてました。
守護神の分担性、今日マルティネスが最後を投げたら、明日は大勢、そんな使い分けになるのかも、と江川さんは話されていましたが、実際には、大勢が8回、マルティネスが9回、という役割分担になるようですね。
マルティネス投手の力についてどうこう、というより、江川さんとしては、巨人ファンの賛否は分かれるのでは?という感じでした。大勢の、ピンチをぎりぎり抑える緊張感もまた、ファンは楽しんでいたのでは、と。
私は「元・巨人ファン」なので(笑)、あまり意見を言う資格もないのですが、同じリーグのバリバリの守護神をとってくるのって、どうなの?と思ってしまいます。例えが古いですが、言ってみれば、佐々木主浩投手を横浜から獲得するような話。それはさすがに、白けると思うのですが・・。
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「大型補強」、あまりいいイメージがないです。
阿部監督は就任一年目、現有戦力でよく戦った、というか、ペナントレース優勝しているのだから、ここまでやる必要があったのかなあ、と思っちゃいます。
「大型補強」でチームの気持ちが緩んだり、あるいはチームの和が乱れたりして、優勝を逃してしまう、というのは昔もあった話です。
そもそも、今の巨人ファンは、この大型補強を喜んでいるのかな?と思ったりもします。
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ところで、3年前のお正月に、こんな記事を書いていました。
松井秀喜は、巨人の監督にならないのか?という記事でした。
松井秀喜・巨人監督が誕生したら、個人的には、プロ野球や巨人への興味はまたよみがえりそう。
そして、最近実現した「イチロー・松井秀喜対談」の中で、松井さん、「自分はとにかく、お世話になった長嶋さんが喜ぶことをやりたいと思う」と語っていました。
長嶋さんが喜ぶことは、巨人ファンを喜ばせることじゃないかなあ・・。
私は、松井秀喜が巨人の監督になったら、喜びます。そういう、元・プロ野球ファン、元・巨人ファンは少なくない気がするのだけど。