見出し画像

眠れない夜に。

眠れない夜に、私は次週の大きな競馬レースのことを考えます。

すると、けっこう、すっと眠りにつけます。

結果がどうなるかわからないので、最後には、眠るしかない、と脳があきらめるのかもしれません。

しかし、次週のことを考えるのは大体水曜ぐらいからで、日曜の夜は、まだ終わったばかりの土日の結果をめぐって脳がぐるぐるしています。。


今日また競馬に負けてしまい、何かnoteを書こうと思ったのですが、「まず反省だろう」と思い、反省しようと思ったのですが、何をどう反省すればいいのかわからず、以前からちょっとやってみたい、と思っていたことをやってみました。


それは、角居さんという、もう引退してしまったのですが、数々の大レースに勝利した名調教師の方がどこかでおっしゃっていた、「競馬ファンは、もっと陣営コメントを参考に馬券検討をしたらどうか。」という提案を読んでの、『陣営コメント』の体系化(及び、それを使った馬券検討)です。
(角居師の著書「さらば愛しき競馬」は勉強になります。)


・・と書いても、競馬をやったことのない方には、何が何やら、という話だと思います。

『陣営コメント』というのは、競走馬を送り出す陣営、厩舎、その統率者であるところの「調教師」や、その右腕である「調教助手」などが出走前に出すコメントのことです。

例えば、このようなものです。

「調教は予定通り。いい具合に仕上がり、絶好調。今回は勝ち負け。」
「まだ少し太めが残っているものの、力は出せる状態。リズム良く走れれば、上位争いできる。」
「最近どうも前向きさが足りない。以前勝ったことのある条件できっかけを掴んで欲しい。」


こういった「陣営コメント」をどのように解読し、どのように馬券検討に活かすかは、競馬ファン次第です、もちろん。

まったく参考にしないファンもいると思いますが、私はけっこう、これを読むのが好きです。

「競馬新聞」というものを手にしたことのない方も多いかと思いますが、一生に一度は手にとってみてもいいかもしれません(笑)。

かのヘミングウェイは競馬新聞のことを、「最高の小説」とか言ったとか、言わなかったとか・・。

でもそうだとすれば、毎週「最高の小説」を味わえる競馬という趣味は、いいもんです。


えーと、・・眠れない夜です。

「まず反省」と思い、少しずつでも「陣営コメントの体系化」を初めてみました。(→別ブログなのですが、こっちで。)

ちょっとやってみて、もう、作業量の多さに目が眩んでいます。心折れそうです。。

ある調教師が、その週に出走した馬についてコメントした内容を紐解くのは、容易なことではありません。

当たり前ですが、前向きなコメントはほとんどの場合裏切られ、その逆に、ほとんど期待してなさそうな後ろ向きなコメントの馬が、激走することもあるのが競馬です。

しかし、時に、調教師が自信たっぷりのコメントを出し、本当に勝ち切ることがあるのです。(今日でいえば、中山7Rを楽勝したナスノカンゲツについて、武井調教師は「確勝級」と言い切っていました。)

ただ、注意が必要なのは、強気でいつもそういうことを言う調教師もいれば、コメントは弱気なのによく勝つ調教師もいるのです。

「確勝級」
ここまでの強気は中々お目にかからない。


「陣営コメント」の解読、いつまでつづくかわからないですが、反省の取っ掛かりとしては良さそうなので時間が許す限りやってみようと思います。


おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?