好きな映像の紹介 part2

はじめに

この記事は、EEIC Advent Calendar 2022 の16日目の記事です。

eeic2022のべあと申します。普段は鍵垢でTwitterをやっています。折角の機会ということで、昨年に引き続き、今年もEEICのアドベントカレンダーに参加させていただきました。よろしくお願い致します。

さて、昨年の eeic2022 Advent Calendar 2021 では、「好きな映像の紹介」というタイトルで、自分の大好きな、音楽と2DCG・3DCGの動きが心地よくシンクロしている映像を中心に、いくつかの作品を紹介させていただきました。

今年の記事では、昨年の記事と同様のジャンルの映像で、昨年の記事では紹介し切れなかった作品や、今年新たに投稿された作品を紹介していきたいと思います。

本当に素晴らしい作品ばかりですので、ぜひ各動画をクリックして、実際に見ていただければと思います。

MOONSITE

情報系の人にメチャクチャ刺さる作品だと思います。フロントエンドで見られそうなUIの気持ち良い動きを、見事に映像作品に発展させています。あまり映像作品を見たことがない方にも、ぜひおすすめしたい作品です。

個人的には、1:12~や1:24~のウィンドウの動きが気持ち良くて好きです。また、全体的に使われている、虹のような妖しい質感の表現が、とても綺麗で印象的だと感じます。

lost found melody

ハイクオリティなアニメ風3DCGが特徴的な作品です。映像全体の構成や雰囲気、キャラクターのモーションなど、何を取っても本当に素晴らしいクオリティで、超一流の作品だと思います。

個人的には、音に合わせて、綿密に設計されたアニメーションが展開されていく2:09~のパートが好きです。また2:35~では、場面の切り替えに非常に印象的な方法が用いられているので、ぜひ一度見ていただけたらと思います。

ヒカレルサテライト

(他の作品に比べてやや音量が大きいです)

光の表現が印象的な作品です。デフォルメされたシンプルな図形を基本として作られていますが、光のグラデーション表現が本当に印象的で、両者が相まって美しいデザインに仕上がっています。

個人的には、光の点滅で音楽の盛り上がりを表現している2:26~のパートが好きです。また、0:56~や3:01~のパートでは、一つ一つの場面の切り替えがとても自然な流れで行われており、感動を覚えます。

メイデー、メイビーネイビー

細部の作り込みが非常に丁寧な作品です。映像のどの一瞬を切り取っても、一枚の静止画として作品になるのではないかと思うほどの作り込みがなされています。

個人的には、徐々に明るくなっていく光の表現が美しい2:23~のパートが好きです。また、2:48~のパートに代表されるように、全体を通じて、歌詞の文字の配置が非常に工夫されているのが印象的です。

Angel's Salad

(ホラー映像ではないので安心してご視聴ください)

自分の趣味にメチャクチャぶっ刺さる作品です。初めて見たとき、「これこそが自分の求めていた映像だ!」と感動したのを覚えています。ここまでやるか!というほどに激しくかけられたノイズが印象的な作品です。

個人的には、音に合わせて、文章がサッと切り替わりながら表示されていく0:41~のパートが好きです。全体として、音楽の細かい音一つ一つに対して、映像が完璧にシンクロしているのが本当に素晴らしいと思います。

Lilith ambivalence lovers

3DCGの動きが爽快感MAXな作品です。音楽に合わせて3DCGがガンガン動いてくれるので、見ていてとても気持ち良いです。VRでこの作品の空間に行くことができたら、最高だろうなあと思います。

個人的には、なんといっても1:41~のサビのパートがノリノリになれて大好きです。また、0:25~のパートでは、細かく変化する一音一音に対して、映像表現が完全に調和していて、見るたびに感動します。

keep hopping

非常に丁寧にデザインされた作品です。メインで使われているのは、球や直方体のようなシンプルな図形ですが、それらがとても効果的に配置されているので、非常に美しい仕上がりになっています。

個人的には、0:27~のパートが、一つ一つの細かい動きに魂が宿っているかのように感じられて好きです。また、0:42~の平行投影を用いた表現は、他の映像作品ではあまり見かけないため、非常に興味深いと感じます。

EMOMOMO

「絵文字」というコンセプトが天才的な作品です。作品内では、ほとんど全てのモチーフが絵文字で表現されています。普段何気なく眺めている絵文字たちが、軽やかに動いている姿を見るのはとても楽しいです。

個人的には、0:00~のチャット風のパートが、心地よい動きをしていて好きです。また、0:50~では、場面の切り替えにとても面白い方法が用いられているので、ぜひ一度見ていただけたらと思います。

おわりに

素晴らしい映像作品というのは、この世に本当にたくさんあります。日頃何気なく眺めている映像も、よく見てみると、様々な工夫が凝らされていることに気づくかもしれません。今回の記事を通して、「映像作品」という芸術のジャンルをより身近に感じていただければ、嬉しい限りです。

前回の記事の最後に、私も高校生の頃のように、また映像制作をやりたいなあと思ったという話をしました。その後、私は所属している東大電気系のVTuber、御城みつきと風里えれなのみつえれチャンネルで、動画編集を一部担当しています。YouTuber風のサムネを作成したり、メチャクチャ太い縁取り文字で字幕を表示したりするのは、とても楽しかったです。

今後もみつえれチャンネルの運営に携わっていきますので、よろしければチャンネル登録をお願い致します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?