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オンラインセミナー「脳卒中者の姿勢・歩行の問題と機能再建」開催終了。アーカイブのみあり。3,000円

セミナー概要

 脳卒中者の歩行障害に対する従来の運動療法は、潜在能力がかなり高い症例であっても画一的に4点杖を用いた3動作継ぎ足歩行からスタートして「杖・右(麻痺側下肢)・左(非麻痺側下肢)」と号令をかけ、まるで随意活動の一部のような方法で歩行練習が行われてきた傾向があります。すなわち片麻痺者の典型的な歩行は療法士によって作られている可能性があるのです。
 本来歩行に必要な姿勢制御機構は脳幹網様体から両側性に制御されている部分が多く、また、リズミカルな下肢の筋活動は脊髄CPG(中枢性パターン発生器)による自律(自動)的な要素が深く関わっているので姿勢制御機能の潜在性が高い症例では最初から交互歩行を目指した方が効率的な場合もありますが、それを見極めるためには療法士にはいつどのような歩行練習を始めるかといった症例に合わせた細やかなクリニカルリーズニング能力が要求されます。当日は実例を交えてそのリーズニングに必要な姿勢制御機構の背景と、症例治療動画を通してその介入方法を提示したいと思います。症例提示動画では脳卒中ガイドラインで推奨される歩行練習についても紹介いたします。
※内容は理学療法士の方むけのものとなっています。臨床1・2年目の方には少し難しい内容かもしれません。「べるさんの17Live無料配信」・「ボバースチャンネル」で過去にお話しした内容を一部含みます。

講師:伊藤克浩(神経系専門理学療法士/日本理学療法学会理学療法ガイドライン第二版脳卒中・頭部外傷ガイドライン作成班班長/回復期リハビリテーション病棟協会総務委員)

開催日:終了しました。

1. 姿勢制御の神経科学と立位姿勢の見方(1時間30分)
2. 歩行の神経科学(1時間30分)
3. 立位・歩行の分析・治療・ガイドラインで推奨される歩行練習とは(2時間)

開催方法:ZOOMを用いたオンライン研修会
参加費:3,000円
参加方法:ZOOMで開催した講義のアーカイブ動画アップロードしました。欲しい方は下記からリンク先を入手してください。

※不明な点はpt@yamanashireha.jpまでお問い合わせください。

↓下記からアーカイブリンク先を入手する


1月24日 9:00~15:00に開催したオンラインセミナー「脳卒中者の姿勢・歩行の問題と機能再建」(全5時間)の録画動画

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