見出し画像

【ポケモンSV S18 最終320位 最高最終レート2017】絶望の未来

よろしければ使ってみて下さい!しばらくの間はレンタル残しておきます!!


はじめに

皆様いつもお世話になっております、べると申します!

今回はポケモンSVにおける初の伝説ありルールであるS18でレート2000を達成することができたので自分の備忘録も兼ねて構築記事を書かせていただきました!

是非読んでいただけると嬉しいです!

構築名は今回の並びにピッタリだと思いFE覚醒から取りました!FE好きなポケモン勢の方ぜひぜひ仲良くして下さいませ!

最終結果

320位
レート2017

構築経緯

剣盾の禁伝環境をあまりやっていなかったことから過去作の伝説を使うには経験値の差もあり分が悪いと感じたこと、単純にSVのストーリーが凄く好きで最初はSVの伝説を使いたいという気分になったことから禁止伝説枠はミライドンと1ヶ月過ごすことを決意しました。

禁止伝説の中で使用率トップのコライドン相手にある程度安定して勝ちたいこと、環境から少し落ちた位置にいる伝説相手も極力落とさないことを考えた時に、毒菱が最も有効なアプローチだという結論が自分の中で出たため、毒菱を展開するポケモンとしてキラフロルを採用しました。

最初はミライドンともシナジーのあるテツノドクガを毒菱撒き要員として使っていましたが、テツノドクガではコライドン相手に毒菱を撒く1ターンが作れないことが多く安定して毒菱を展開することが難しかったため、最終的には毒化粧によってコライドンやパオに後投げするだけで簡単に毒菱を撒くことのできるキラフロルに変更しました。

キラフロルの毒菱とセットで相手に毒が回るまでの時間を稼ぐポケモンとしてチオンジェンを採用しました。

毒菱展開とは別軸で、ミライドンのエレキフィールドと相性の良いエースであるエレキシードオオニューラを採用しました。

フロルチオンの毒菱選出ができない時用に、パワーのある対面選出のような選出パターンが欲しかったため、ミライドンが呼ぶ地面に対して強い氷タイプでかつ、対面性能が高く汎用的に選出していける襷パオジアンを採用しました。

初めはホウオウに抗える電気テラバ型で採用していましたが、ホウオウ相手にはミライドンで全く同じこと(電気氷の範囲の押し付け)をするため、パオジアンまでテラスが残らず全く電気テラバを使う機会がなく、落とすことの多かったミライドンミラーに強くなれる地面テラスに変更しました。

この枠は、ミライドンとシナジーのあるテツノツツミも有力な候補ですが、私には使い慣れた襷パオジアンの方が信頼できました。

ここまでで重いポケモンがゴリランダー、ザシアン、鉢巻神速カイリュー、スカーフ霊獣ランドロス、連撃ウーラオスあたりの物理に偏っていたため、そのあたりにまとめて強く出ることのできるHBベースのゴツメハッサムを最後に採用して構築が完成しました。

個体解説

ミライドン@とつげきチョッキ

最速霊獣ランドロス抜き、残りHC


本構築の伝説枠で対面性能の鬼です。テラスも含めると対面で負ける相手がほとんどいなく(コライドン、ザシアン、ノマテラ鉢巻カイリューくらい)かなり信頼して初手に投げることができました。テラスはほとんどこのポケモンに使うため裏のポケモンにはテラスが残らない想定で戦うことが多かったです。

技構成はタイプ一致最大打点のイナズマドライブと流星群、超火力で殴りながら対面操作のできるボルチェン、地面への打点としてテラバーストの4つ。交代技は蜻蛉も候補ですが、拘っていないので地面を出されても見てから氷テラバを打てば間に合うことと、ボルチェンで裏のオオニューラ圏内に入れるという展開がかなり多かったためボルチェンにしました。

テラスタイプは殴る場面においては最強の氷にしました。電気+氷の範囲で殴ることが強いのは周知の事実ですが、それをミライドンの超火力から押し付けることができるのが本当に強かったです。白バドやパオジアン相手など、地味に唯一の氷耐性が役に立つ場面も多くありましたが、裏からくるイーユイや連撃ウーラオスなど、貧弱な耐性に苦しむケースもありました。

調整はずっと最速霊獣ランドロス抜きの残りHCで使っていて変える勇気がありませんでしたが、ミライドンの流星群を確定耐えできるくらいDを伸ばしたり、最速ウーラオス抜きなどの調整は一考の余地があると思います。

打ち分けが可能なのがとても偉く使いやすかったです。相手の裏に地面がいようが、地面を出されてから氷テラバを打ち込めば良いだけなので、素直に目の前に通る電気技を押せば良かったので技選択が非常に楽でした。地面テラスだけはどうしても警戒しないといけないため、黒バドのような地面テラスや地面引きの可能性があるかつ氷テラスの裏目が少ない相手や、初手ツツミのような露骨に地面テラスしてきそうな相手の時には積極的に氷テラバを打つようにしていました。

また、拘り前提の動きをされることも多かった(氷テラバ連打でディンルーを倒したあとザシアンやパオで剣舞してきたり遅い水ウーラオスが出てきたりなど)ため、そういった時に簡単に勝てるケースが存在するのも良かったです。拘りのミライドンが抱える技選択の難易度によるストレスを一切感じることなく1ヶ月感運用することができました。

単体でも非常に強いのですが、エレキシードや未来パラドックスと合わせて強力なシナジーをいくつも作れるポケモンなので、まだまだ可能性に溢れているポケモンだと思いました。

電気タイプなので電磁波無効、パオ対面テラスするため零度無効、ヘイラッシャ来ない&ディンルーも地震ステロカタスあたりを打ってくるため、ポケモンでストレスになりがちな麻痺と一撃必殺の運要素を自然にシャットアウトできていて、使っていて非常にストレスフリーなポケモンでした。運負けに苦しんでいる人は是非氷テラバミライドン使ってみてください!誇張抜きで今月は一撃必殺の被弾0でした!

さすがに違う伝説も触って扱える構築の幅を広げていきたい気持ちもあるので、私はS19もミライドンを使うかはわかりませんが、チョッキ氷テラバミライドンは今でも単体なら最強クラスの型のミライドンだと信じているので、取り巻きを再編したらもっと上に連れていってあげられると思うので、この記事を読んで興味を持った方が意志を継いでくれないかなと密かに期待しています笑。こんなことを言いつつ、違う伝説を使うことに頓挫したらS19でもまた自分で使っているかもしれません笑

キラフロル@レッドカード

HBぶっぱ


毒菱ポケモン代表。特性によってターンを消費することなく毒菱を撒くことができるのが唯一無二にして最大の強み。

ミライドンと組んでいるキラフロルはエレキシード型が有名ですが、エレキシードは軽業のオオニューラに渡した方が絶対に強いと考えていることと、物理に後投げして毒菱を展開できてもその物理ポケモンを一度流さないと毒菱を踏ませることができないため、相手の物理に後投げして毒菱を展開したあと、その物理ポケモンを最も手っ取り早く流す方法としてレッドカードを持たせました。
実際、パオやコライドンに対してこのキラフロルを投げるだけで将来的に毒状態が確定するため、チオンジェンで簡単に処理できるようになるのが非常に強力でしたが、最終日は剣舞を無理矢理積んでくるコライドンやパオジアンがあまりにも多すぎて多くの試合を落としてしまったことは反省です。毒菱展開、さすがに対策されていて通しにくさを感じました。

一発耐えてくれないことにはレッドカードを発動させることができないため努力値はHBに特化しました。かなり硬くて色々な物理技を耐えてくれたのでとても偉かったです。

技構成は、テラス後のコライドン意識とタイプ一致打点でまあまあ火力のあるパワージェムと鋼タイプや毒タイプ意識でマッドショット。目の前のポケモンに毒を入れるキラースピンと対面が特殊でも毒菱を撒くという仕事を遂行するための毒菱の4つです。最終日まではずっとテラス前のコライドンに刺さるマジカルシャインで使っていましたが、最終日にあまりにも鋼コライドンに起点にされたためマッドショットに変更しました。その後、メタモンにコピーされた時に地面技を入れたせいでかなり困ったので裏目に出ました笑。

正直、上手くいけば物理に受け出して裏の圏内に入ってそのままやられるみたいなパターンがほとんどで技を打つ機会がそもそも少なめなので、割と技構成はお好みでいいかもしれないです。体感、タイプ一致のパワージェムと毒撒きのキラースピンと毒菱は便利でした。マジカルシャインもキラフロルを舐めてテラスを切らずに居座ってくるコライドンを何度か屠れて強力でしたが、鋼タイプやオオニューラに何もすることがないのは微妙でした。
6/2追記:こらえるを採用すれば、キラフロル引きのタイミングでコライドンに剣舞をされても最悪択ゲーには持ち込めるようになり多少は抗えるようになるため、こらえるを採用するのはかなりアリかもしれません。

テラスタイプは、最終日までは草で使っていて、最終日の地面技採用に伴って一応地面に変更しました。どちらも一度も切っていないので何でもいいです。

基本的には毒菱を撒いたらそのまま使い捨てることが多いですが、残せそうなら残しておくと、チオンジェンでTODをするルートが取れたり、チオンジェンの守るをリセットして毒ダメと残飯回復を稼ぐことができたりするためお得です。

チオンジェン@たべのこし

HBぶっぱ

超耐久ポケモン。本当に頼もしかった。毒菱の刺さっている構築(主にコライドン)にキラフロルとセットで選出して、宿木とみがまもで時間を稼いで毒菱と合わせて相手のポケモン全てを削り切ることが役割です。

宿木入れたあとに交代されるかどうか、素直に守るを押すか守る読みの積み技に身代わりを合わせるかなど、毎ターンのように択が発生するポケモンのため使っていて非常に難易度の高いポケモンでしたが、レギュFで主に使っていた水オーガポンも宿木身代わり型だったため、その時の経験がかなり活きたと思います。

主にコライドンや白バドを相手にするため調整はHB特化。このおかげで鉢巻白バドの種爆弾をミリ耐えして勝てた試合もあったためDには振らなくて正解だったと思います。技構成はこの4つで完結していると思っています。

テラスタイプは、白バドの氷技とコライドンの炎技を半減にできて、コライドン入りに採用されているポケモンからほとんど弱点を突かれない水テラスを採用しました。白バドのダイスタネマシンガンやフェアリーや氷打点のあるミライドンには弱くなってしまうのは難点です。しかし、他にコライドンの炎技に耐性のある炎ではコライドンとよく組んでいるかつミライドンのせいでよく選出されるディンルーや霊獣ランドロスに対して非常に弱くなってしまうため水テラスがベストな選択だったと思います。特に対白バドとコライドンでは本当によく頑張ってくれました。

オオニューラ@エレキシード

かるわざ発動後最速スカーフ黒バド+1

ミライドンのエレキフィールドからエレキシードとかるわざを発動させて暴れるエースです。月の中盤に厳選して早めに出てくれたオヤブン色違い個体を嬉々として使っています笑。

技構成はメイン打点のインファイトとアクロバット、黒バドやサーフゴー意識のシャドークロー、火力を補強するための剣舞にしました。フェイタルクローは、エレキフィールドのせいで一番強い眠りが引けないのが弱いため外しています。フェアリーテラスをしてくる相手に毒打点が欲しくなることもありますが…。挑発か身代わりがあると飛行テラスと合わせて色々なポケモンを完封できるので、シャドークローは身代わりか挑発に変えてしまっていいと思います。サーフゴーが死滅していたことと、黒バド相手には襷で耐えられるかテラスされるかであまりシャドークローが刺さらなかったので…。

耐久が本当に足りないので、素早さをツツミ抜きまで落として残りを耐久に回すかかなり迷いましたが、どうしてもスカーフ黒バドを切れずにこの調整で最後まで使いました。黒バド相手にはスカーフの可能性を恐れずに立ち回ることができて、シードオオニューラミラーでも1度しか素早さで負けていないのでこの調整で良かったと思っています。

テラス無しでも十分強いですが、テラスが残っていればチョッキディンルーなどを剣舞の起点にする展開なども作れるため、テラス管理の難しいポケモンでした。

基本黒バド入りやミライドン入りに投げていましたが、最終日は襷の黒バドが増えていたりミライドン入りにもテツノカイナが増えていてなかなか無双させてもらえなかったため難しかったです。

ちなみに、メタモンにコピーされてもメタモン側が道具を消費しないと素早さが2倍にならないため、積みエースにも関わらず相手のメタモンを一切気にする必要がないことも強みです。

パオジアン@きあいのタスキ

ようきASぶっぱ。

襷が最も似合う対面最強ポケモン。地味に私のレート2000皆勤賞です。襷パオジアンの強さはもはや説明不要ですが、本構築ではミライドンが呼ぶ地面タイプに対して氷柱で弱点を突くことができるため、ミライドンと非常に相性が良かったです。

技構成とテラスタイプは襷パオジアンのスタンダードな氷柱、聖剣、不意打ちの3つと対ミライドンミラーの勝率を少しでも上げるために地面テラス+地面テラバーストを採用しました。

一般的な襷パオはゴーストテラス+零度ですが、この構築ではミライドンとオオニューラで受け系統の構築はだいたい崩せることと、プレイングが濁る原因になりそうなため零度は不要であると判断しました。そのため、勝率の安定しなかったミライドンミラーに対して奇襲をしかけて少しでも勝率を上げようというアプローチを試みました。ミライドン以外にパオジアンを選出する試合でも、パオジアンは氷柱聖剣不意と襷さえあれば既に完結した性能があるため特に困ることはありませんでした。鉢巻神速カイリューが重いため、ゴーストテラスなら良かったなぁという場面は多かったですが…。

実際、殆どのミライドンはパオにボルチェンをしてくれるため有利な展開からスタートすることができた。しかし、水ウーラオスやテツノカイナやハッサムが裏にいると受けられてしまうため、そのあたりに明確な回答が用意できていたらもっとこの型のパオジアンを活かせたなと思います。あと初手コライドン相手も鋼テラスが増えていたので初手地面テラバ打てば勝てていた試合も多かったですが、そんな勇気はありませんでした…。

ちなみに最終日めっちゃ氷柱外しました。レギュFで使っていた時も今期の2000までの道のりでもとてもよく頑張ってくれたので収束したと考えたら仕方ないといえば仕方ないですが…。

ハッサム@ゴツゴツメット

数値は低いのになぜかすごく強いポケモン。ミライドン構築で重くなりがちな、パオジアン,ゴリランダー,鉢巻神速カイリュー,連撃ウーラオス,ザシアンあたりをまとめて誤魔化すために採用しました。

持ち物は、役割対象への削りを意識してゴツゴツメットにしています。実際に、ゴツメダメージのおかげでザシアンと相打ちに持ち込めたり襷でHPが1になったパオジアンを処理する時に使えたり、連撃ウーラオスの水流連打に合わせてアドを取れたり、ゴリランダーに削りを入れられたりと何かと便利な持ち物でした。

技構成はハッサムのアイデンティティでもあるバレットパンチ、黒バドに打てて他にも何かと便利な叩き落とす、ウーラオスやグライオンやオーガポンあたりに強くなるダブルウイング、何かと積める機会も多く火力の補強ができる剣舞の4つです。蜻蛉帰りがありませんが、あまりサイクルをすることは考えていない構築のため困る場面は特にありませんでした。

テラスタイプは、一応黒バド意識かつ叩きの威力が上がる悪テラスにしています。ミライドンで氷テラバを打つ展開が多かったので数えるほどしか切りませんでした。

調整は、レギュFの時の構築記事にあったものをそのまま拝借させていただきました。火力も耐久も絶妙でとても使用感がよく最後までそのまま使わせていただきました。

メインロムの2000チャレンジとサブロムの1回目の2000チャレンジのどちらでも大活躍してくれたため、このポケモンにはとても感謝しています。

最終日、命の珠を持った電気テラスの剣舞パオジアンがとても増加していて、ハッサムにパオジアンを任せようとする行動が安定しなくなったのは明確に向かい風であったと思いました。

選出・立ち回り

vs黒馬バドレックス

ミライドン+オオニューラ+ハッサム
初手のミライドンで黒バド対面やディンルー対面は氷テラスを切りつつ暴れます。黒バドレックスに対してはHPが残っていればミライドンのボルチェンでオオニューラの圏内に入れながら下からオオニューラ着地で対応、アスビ圏内まで削られてしまっていたら裏からオオニューラで切り返す。襷だったりシャドークローケアでテラスをされると厳しいが、襷やフェアリーテラスならバレパンで倒せるのでラスト1体次第になります。よく組まれている水ウーラオスやゴリラやカイリューにはハッサムで対応します。あまりないですが、ミライドンにテラスを使わなかった試合展開の場合は、ハッサムの悪テラスでの奇襲やオオニューラの飛行テラスアクロの火力を活用することも視野に。毒菱の通りが良い場合も多いですが、相手の黒バドがラムを持ってたり、テラス+身代わりでチオンを起点にできる型だったりすると見えないところから即負けるので、私は黒バドには毒菱投げない派です。

vsコライドン

パオジアン(ミライドン)+キラフロル+チオンジェン
初手パオジアンかミライドンでキラフロルで毒菱の撒けないハバタクカミやイーユイに対して対応しつつ、コライドンと対面したらキラフロルに交代して毒菱を展開します。毒菱を展開したら、後はチオンジェンで耐久して削り切れます。テラスは必ずチオンに切ることと、相手のコライドンが剣舞型っぽい場合は守らずにイカサマを打つように意識してください。パオを残しておくと、チオンの取りこぼしがあっても最後にスイープできるので、できれば残しておきたいです。特に相手に毒が入っている状況なら不意打ち択を回避できます。

vsミライドン

パオジアン+ミライドン+オオニューラ
初手にパオジアンを投げて相手の初手ミライドンに合わせて、地面テラバで奇襲を仕掛けられる展開が理想です。ミライドンやツツミなど、相手の特殊アタッカーの圧がすごすぎて、キラフロルで毒菱展開を試みることは難易度が高いため、毒菱を踏んでくれるポケモンは多いが毒菱選出はしない方が賢明です。そもそもオオニューラがいることも多いです。相手のミライドンもいるせいでエレキフィールドのターン管理が難しいので、オオニューラの着地タイミングには細心の注意を払う必要があります。

vsホウオウ

ミライドン+パオジアン+オオニューラ
初手ミライドンを投げて、ホウオウと対面したら氷テラバを打ちます(だいたい地面or草テラスを切って地震をしてきます)。次のターンはだいたい引いてくるのでボルトチェンジを押します。最悪噛み合わなくても、ミライドンのおかげでヘイラッシャなどがいないことも多いため裏のパオやオオニューラが通るケースも多いです。相手のホウオウのテラスが氷が弱点ではない電気やフェアリーだとかなり厳しいのはこの構築の欠陥ですね…。

vsザシアン

ミライドン+ハッサム+パオジアンorオオニューラ
初手ミライドンで地面と対面したら氷テラバを打つことも視野で対面的に動いていきます。ザシアンとミライドンの対面ができてしまった場合は、ミライドンを失ってはまずい状況ならハッサム引き、ミライドンで1体持っていっているなどこちらが有利寄りな状況なら剣舞ケアでボルトチェンジをしてハッサムに繋ぐイメージです。ハッサムのゴツメのおかげでザシアンをパオの不意打ちやオオニューラのインファイト圏内にはかなり入れやすいため全力で削りに行きましょう。

vsカイオーガ

ミライドン+キラフロル+チオンジェン
伝説の相性的に有利です。よく組まれているゴリラに対してはキラフロルを投げて毒菱展開の起点にします。ゴリラの蜻蛉が痛いのでチオンにテラスを切りたいですが、そうすると草技やエレクトロビームや雷などが痛くなるためテラスは慎重に。チオンでの様子見なども含めて、カイオーガがスカーフなのか電磁波なのかを見極めて、削れてしまったミライドンを残すべきか切ってもよいかはちゃんと判断したいです。

vs白馬バドレックス

ミライドン+キラフロル+チオンジェン
毒菱のかなり刺さる相手なので有利です。初手ミライドンから動いていき、物理技に対してキラフロルを投げて毒菱を展開し、最後はチオンジェンで毒が回るまで耐久したりミライドンを通すことを目指します。テラスはブリザードランス半減が偉いため赫月ガチグマと対面した時などはミライドンに切ってしまって大丈夫です。チオンでまもみがをする時は、守る読みでトリックルームや剣舞をされると崩されかねないため、極限まで守るは押さないように注意してください。

vsテラパゴス

ミライドン+オオニューラ+パオジアンorハッサム
初手ミライドンから展開して暴れていき、裏のテラパゴスを引きずり出すイメージです。テラパゴスミライドン対面はボルトチェンジを押すことでシェルを剥がしながら裏のオオニューラなどを展開できます。とにかくガンガン殴って攻めてテラパゴスに積む暇を与えないようにすると良いです。テラパゴス構築はパッと見毒菱の通りが良いことが多いですが、テラパゴスが眠るを持っている型も多く、負け筋になりかねないため毒菱は選出せずにミライドン+オオニューラのボルチェン+格闘技の処理ルートの方を優先していました。

vsムゲンダイナ

ミライドン+オオニューラ+パオジアンorハッサム
ムゲンダイナのせいで毒菱はまず通らないため、ミライドン+オオニューラを軸に選出を考えます。受けループなら、ミライドンに対してハピナスを後投げしてくるタイミングにボルチェンを合わせてオオニューラを着地させて剣舞をすればヘイラッシャ以外は全て貫けます。ヘイラッシャもミライドンの影響で出てこない&もし出てきてもミライドンが通ったり眠るで回復できなかったりするので何とか。初手ミライドングライオン対面は守るにテラス無しテラバを合わせて圧力をかけてからボルチェンでほぼほぼ通ります。
受けループ以外のダイナも選出の考え方は同じで後はコスモパワー積ませる隙を与えないように殴り続けるイメージで。

これ以外にも伝説はたくさんいますが、私がほとんどマッチングしなかったこともあり、あまり詳しく書けないため省略させていただきますが、ご了承ください…。

重いポケモン

鋼テラス、剣舞

最終日勝てなかった最大の原因。フロル引きのタイミングで剣舞されると誇張抜きで世界が終わります…。最終日のコライドン使い全員パオジアンやミライドン対面で剣舞してきて本当に辛かった…。鋼テラスだと毒菱も通らないので、最終日の環境的にはコライドン対策に毒菱を選択したことが根本的に間違えていたのかなと反省しています。


最終日勝てなかった原因②。主にミライドンと同居していますが、物理耐久が高すぎて物理での突破が困難でかつ、特殊のミライドンでも氷テラバや流星は打ちたくないため、非常に対処に困る相手でした。ミライドン相手だと、特殊のミライドンの圧でキラフロルで毒菱を撒く暇がなかったり、同居していることの多いオオニューラに毒菱を回収されてしまう懸念もあり、毒菱選出をすることができないため、打つ技に困るミライドンと物理のパオハッサムオオニューラで無理矢理対処しなければならず、本当に苦しかったです。

フェアリーテラス、電気テラスなど

ミライドン相手に切ってくる草テラスや地面テラスに対して氷テラバを合わせるという綱渡りな対策をしていたため、ミライドンが打ち負けてしまうテラスタイプだとそのまま裏もホウオウの突破が困難になってしまいます。幸い数は少なく、当たっても地面や草テラスがほとんどでしたが、さすがに氷テラバを合わせるのは対策方法として不十分すぎるため改善が必要だと感じました。

おわりに

剣盾の時には伝説ありのルールをほとんどやっていなかったこと、レギュレーションGのルールが発表された後も、先月のランクマに集中していて今月のルールについての考察も何もできていないし、環境を先取りした仲間大会にも参加できていなかったということで、スタートラインの時点で不安しかなかったシーズンでしたが、なんとかレート2000を超えて自己最高記録を更新できたことは良かったと思います。
正直、最終日もっと上に行きたかった気持ちが強すぎて悔しさの方がずっと強いですが…。

また、今まではレート2000を達成したらそこで保存してしまいこれ以上潜ることはありませんでしたが、今期は人生で初めてレート2000から潜って更に上を目指すということができたので、一つ成長することができたかなと思います。
同時に2100の壁の高さを思い知って自信を失ってしまった側面もありますが、挑戦したことを後悔したくはないので、自分にとって結果プラスになっていると信じたいです。今月の悔しさをバネに来シーズンも頑張ります!!
新ルール最初の環境ということもあり、私の構築記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。10000字超えというとてつもない文量になってしまいましたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!

最後にX(旧Twitter)もやっていますので、仲良くしてもいいよという心優しい方がいらっしゃいましたら、気軽に絡んでいただけるととても嬉しいです
TwitterID→@Berupiyo1234

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?