見出し画像

こゆび

2010年11月26日活動開始
2016年4月29日解散

2017年11月23日再結成

わたしがボーカルとギターをやっているバンドです
はっきり言ってすごく大切です


バンドやってるって言うと、どんなバンド?って大抵聞かれるけれどいつも一言で答えられない
こんな音楽をやりたいとか、こういう活動がしたいとか、どうなりたいとか、考えていた時期はもちろんあったけれど最初から何かを明確に考えてバンドを始めたわけではなかったように思う
こうするしかなかった、とか本気で思ってた
でも、そんなわけはない
勉強も人並みにしていたし、部活も、習い事も、家族や友達との時間も、生活には音楽だけではなかった
引きこもりでもいじめられっ子でも不良でもない、ふつうのひとでした
ただ、気付いたら歌を作って、それを歌える場所があった


東京生まれ東京育ち、恵まれた音楽環境だった
ラジオからもテレビからも当たり前に音楽は溢れて、好きだと思ったらすぐにライブに行けた
初めて行ったのはモーニング娘。のコンサート
初めて買ったCDは宇多田
でもこの音楽好きだなと初めて思ったのは平川地一丁目だった
父のクラシックギターと、母のストラト
家には2本のギターがあった
ただ平川地を弾くためには掻き鳴らせるアコギが欲しい
午前授業の日、お母さんと御茶ノ水で待ち合わせてクロサワ楽器でスタッフォードのギターを買った
これがずっとわたしのメインアコギであり続ける
そしてバンプに傾倒したわたしはレスポールを欲しがり、またしてもクロサワ楽器に出向きGIGの白いレスポールを購入した
これは大学時代サークルでつしまみれやミドリを弾き倒し、思い出は詰まっているはずなのに今どこにあるか分からない
なぜならばこの後わたしは人生で確実に1番好きなギターと出会う

ジャガー

ジャガー
これは今のメイン
即決購入したフェンダーモダンプレイヤーのジャガー
同じの使ってる人に遭遇したことがないし楽器屋でも見かけないけど、最高に大好きなギターです

ジャガーとの出会いはtosakaheadの根本さん
なんってかっこいいギターがこの世にあるんだ、これを絶対に弾きたいと強く思った

初代ジャガー

数年後、エスカップを配るバイトを頑張ってジャガーを買う
ガラケー画質だけど、今見ても高まる

足元は、ファズとフランジャーがあれば良いやって感じです
踏んだらとにかく大きくて強い音を出したい
頭わるい

最近は

大好きなバンドpaioniaに影響されてRATも組み込み始めた
この間のライブではみんなに音大きいって言われた
褒められた、と思っておくことにする

2020年9月、こゆびは初めての全国流通ミニアルバム「あなたのことです」を発売しました
2年経ちました
このレコーディングをしていた頃、ちょうど5年半くらい続けたバイトを辞めてどん底でした
発売日、スタジオ前に池袋のタワレコで売り場に並んでいるのを見ていたら、今の職場から内定の電話をもらいました
いろんな考え方、思想、正義があるけれど、わたしにとっての音楽は、バンドは、生きていくことそのものです
理想や綺麗事で美味しい酒は飲めないので、わたしはラブホテルに行った次の日も、明日も明後日も10時から働きます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?