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会津で感じた「何か」〜福島ファイヤーボンズホーム最終戦〜

4月16日。バスケットボールB2リーグ、福島ファイヤーボンズのホーム最終戦の応援で、福島県会津若松市に行ってきました。年度始めで仕事がかなり忙しい状況でしたが、愛する妻に背中を押されて、実に12年ぶりの会津来訪となりました。

私の住む栃木県那須塩原市から会津若松市へは新幹線と磐越西線を乗り継ぎ約2時間。駅前では赤べこや白虎隊の銅像がお出迎えしてくれました。

会津若松駅前の白虎隊の銅像

会津若松駅からは会津バスで約20分。バス車内では、私と同じくバスケ観戦と思われる方が何人かいらっしゃいました。最寄りの「運動公園前」で降車。少し歩くとほどなく、試合会場のあいづ総合体育館に到着。普段の福島ファイヤーボンズのホーム、宝来屋郡山総合体育館ほどではありませんが、それでも想像以上の大きさでした。

この日のランチはバスターミナルで買った、田季野さんの「きのこわっぱ飯」

会場に入ると、試合開始1時間前にも関わらず、アリーナ内はかなりの混雑。この日のチケットは完売、2000人を超えるお客様が来場されました。私は福島ベンチ裏の指定席を選んでいたのですが、もう辺りはギュウギュウ詰めで、身動きしづらい感じでした。でも私と同じくボンズを応援する紫色のブースターがほとんどのアリーナは、何だか一体感があって、とても嬉しく感じました。

アリーナ内は大いに盛り上がっていました。

試合ですが、この日の対戦相手は東地区首位を走るアルティーリ千葉。試合開始当初は一進一退でしたが、2Qから徐々にボンズが試合の流れを掴み始め、3Qには一時10点差を付けて、今日は行ける、今日は勝てると思ったのですが。最終4Qで次第に差を詰められ、残り1分を切ったところで逆転を許し、そのまま77対79で惜敗。ホーム最終戦を勝利で飾ることはできませんでした。

私も試合が終わってから暫くは放心状態で、立ち上がれませんでした。負けたショック以上に、大好きなボンズのホーム戦が終わってしまった寂しさでいっぱいだったから。でも負けた悔しさ以上の充実した「何か」を私は感じていました。

この日のボンズ。選手やスタッフはもちろんフロント、ボランティアそして沢山のブースター、ボンズに関わる全員が純粋な「勝ちたい」という気持ちで戦っていた、一つに繋がっていたように思います。勝ちたいからみんな必死に懸命に戦う、ボールに飛び込む、そして私も含めたブースターが声を枯らして懸命に最後まで諦めずに声援を送る。その姿はとても綺麗でした。本当に美しかった。だからこそ負けたけど、見ている人の心に響く、心を動かす試合だったのだと思います。そんな想いを感じながら、会津を後にしたのでした。

さてレギュラーシーズンは残りあと2試合。ボンズのプレーオフ進出はまだ決まっていません。でもこの日のボンズのように懸命に戦い続ければ、絶対にプレーオフに手が届くはず!最後の最後までみんなで心を一つに応炎しましょう!ボンズなら絶対にできる!GO!GO!BONDS!

また大好きな福島ファイヤーボンズのホームゲームに
絶対に行きたいと思います!

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