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希望だったのは確か

すごいファンじゃないです。ライトなファンでもない。
でも、コロナ禍でテレワークが推進され、ほぼ会社なんて行かなかった時期。
メジャーリーグが遅れて開幕し、無観客で試合をしていて。
自宅での昼休み、お昼ごはん食べてるときに今日の大谷翔平は打ったの?投げたの?をチェックするのがいつの間にか習慣になっていました。
打ったら「すごいな…」、投げて勝っても「すごいな…」、せっかく投げて勝てなかったら「そっか…」という感想しか無かったんだけど。
先行き不安の中で黙々と野球をして結果を出している大谷翔平に小さく一喜一憂し、ほんの一瞬だけでも感情が動いたのはあの時期に大きかった。

今年は通訳の騒動や奥さんのことで野球以外でもニュースになったし、毎度人間性の素晴らしさもよく話題になってお腹いっぱい気味になっちゃったど。
それでもあの時は「今日の大谷翔平」に助けられてたわ。

何がどうスゴいかっていう具体は表現できないけど日本の野球でだってあの成績残すのは難しいんでしょ?
「この人すごいな」っていうのはコロナ禍で憂鬱な日々の中では少しポジティブな出来事でした。

この人はどこまで行くのかな。
きっと引退して現役時代を知らない人が増えたときには「そんなバカな」って言われるんだろな。
大丈夫、リアルタイムで見てる人間も「そんなバカな」って思ってるから。

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