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負の連鎖を断ち切る

人間関係というのは、連鎖するものだと思っています。
例えば、家庭環境が悪い中で育った方が、その後大人になっても良い人間関係を築けず、そのスパイラルに陥り結婚や友人関係なども相性の悪い方と繋がってしまうという、そういう感じではないかと思います。

まず、家庭環境が良くなかった場合、自分にとって心地良い人間関係を学ぶことができていない状態で社会に出ることになります。
そのため、大人になってから築く人間関係も自分にとって最適なものでない場合が多いかと思います。
「自分にとってプラスになる関係」がよく分かっていないからですね。

「大人になってから築く人間関係」と書きましたが、ここは主に結婚が挙げられるかと思います。
仕事関係よりももっとパーソナルな関係で、この「心地良い人間関係の原初体験がない」ことの影響が出て来る、と私は感じるのです。

かく言う私も、そのようなことで悩んだことがありました。
人との関係については長く悩んで来たと思います。

ただ、私の場合ですが、その負の連鎖を断ち切るきっかけになったことがあって、それがカトリックへの入信でした。
カトリックに出会う前は特定の宗教に帰依することが全くなかったのですけど、カトリックの司教様との出会いからキリスト教の教義に触れ、私はカトリック信徒となりました。
自分としては世界宗教の一つであるカトリック信徒になれたことは、本当にプラスになったと思っています。
そして、結果として私の人間関係も少しずつ良くなって来ていると思います。
クリスチャンとしての研鑽を積むことで、周りの人たちからの理解を得られて来ているからです。

これは私の例でしかありませんが、このように悪い人間関係を築いてしまう負の連鎖に陥った場合、何かしらの導き手がないとその連鎖を断ち切ることは難しいです。
しかし、負の連鎖に陥っている自分を責めることはやめて下さい。
温かみのある人間関係を知らないこと自体は罪ではないです。

もし、かつての私のように人間関係の負の連鎖に悩まれている方々がいらしたら、微力ながら祈らせて頂きます。
より多くの人が愛と真心を知って生きられますように。

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