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若い女子が20代後半になることに怯えているのはなんでだろう

どこで見かけたか覚えてはいないが「25歳とかババアじゃん,終わってる。」といった感じのコメントを10代女子が発していた。どこで見たんだろう。テレビかな、雑誌?Twitterとか?まぁ、色んなところで似たような発言を何度か見た。どこで見たかは覚えてないけど、ずっとなんでだろうなぁと思っている。学生じゃなくなるからだろうか。

未成年や学生の間は未来は幅広く選び放題で、夢も希望も可能性もたくさんある。社会人になったら、仕事などで自由が少し減るということに怯えるのはわかる。でも、私は自分で働いてお金を稼ぐようになってから、自由になった。新卒の時より2年目や3年目の頃の方が、できることは増えたしやりたいことも増えてもっと自由だと思った。

25を過ぎたくらいから「若いので」という言い訳ができない年齢になったと感じたことを覚えている。後輩が増えていき先輩としてしっかりしなければ!と思う気持ちは強くなっていく。でも、おばさんだから〜、とかババアだから〜とか思ったことはない。幼稚園とかの子と話す時に「おばちゃんに見せて〜」とか言った方がいいのかな、と迷ったこともあるし言ったこともあるけど、まぁそのくらいだ。30になった時に若者から見ればおばさんであるということは認識はできているが、自らおばさんです!などと主張するシーンも必要もないので、若者達は安心して欲しい。20代を終え、30代半ばの今はもっと自由だと思う。

私は、中学生の頃に椎名林檎さんと出会った。カッコいいと思って憧れてCDを買ったりライブに行ったりずっと見てた。今は正直その頃ほど熱狂して追っているわけではないが、それでも新作を聞けばかっこいいと思って震える。活動を見て嬉しくなる。自分より年上に憧れて見ていられる人がいるから、歳を重ねるのが怖いとは思わなかった。林檎さんに限らず、CHARA、Cocco、UA、女優さんで言えば深津絵里さん、天海祐希さん、ずーっとかっこいいと思って憧れて見ている。もう少し上の世代なら夏木マリさん、加賀まりこさん、亡くなられたけど野際陽子さん、八千草薫さん。漫画家さんなら田村由美先生や河原和音先生、羽海野チカ先生。もっといっぱいいるけど、キリがないのでここで止めます。何が言いたいかというと、こんなに素敵な方々がいるんだから歳をとっても全然大丈夫⭐︎ということです。自分がこんなに凄い人のように慣れるなんて微塵も思ってないですが、それでも生きていく私の心の物凄い支えになっている。もちろん、そんな有名な方だけではなく、身近な人にも素敵で好きな人はたくさんいる。それも支えだ。

最初に書いたように「○歳の女はババアで〜」なんて本当に思ってる女子がいたら、ちょこっとでも憧れる歳上の人をたくさん見つければいいと思う。楽しいよ。まぁ、本気で思ってる人はいないと思うけどさ。どうせ自分もその年齢になるし、それ以降の時間の方が長いんだから楽しいことを考えてる方ががいいよ。

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