自然とふれあう

令和3年7月17日~18日 C1回 

こんにちは、ヒロジーです。今回はリテラシーのC1回についてお伝えしたいと思います。この回では、他大学との交流もできました。和が広がってとても楽しい回になりました。

1日目

南伊勢町にある「ロッジさらくわ」で参加者のみなさんと合流してから、ロッジさらくわについての説明や自然環境リテラシー学とは何か、リテラシーを行うにあたっての諸注意などが共有されました。リテラシーでは、1日ごとにログブックというものを書きます。これは、その日の海気と言われる海の情報や風の状況、天気などを細かく記したものです。これを書くことによって、後でリテラシーを振り返ることができます。

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諸注意などの説明が終わり、昼食をとった後、カヤックの乗り込み方の説明やパドル操作の説明を行いました。カヤックの乗り込み方の説明では、コックピッドの中に立たないことや、乗り込む際、足から入らないことなどカヤックに乗る際重要なことを教えました。この時、教えられる側と同じ視点で説明を行うことが大切だと感じました。参加者のみなさんの前で教えることだけでなく、つまずいている人には実際に実演したり、個別で教えたりして分らないことがあってもすぐに聞けるような教え方をすると良いということに気づけました。

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説明が終ると、海に出ました。この日は微妙に曇っていましたが、風が吹いており、気持ちよくカヤックに乗ることができました。参加者のみなさんは初めてのカヤックと思えないほどターンや停止などの飲み込みがはやく、漕ぐのも早かったので、これからのリテラシーが楽しみになりました。

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上陸し、カヤックから下りると片付け、テント設営、夕食をとり、夜の座学をしました。座学では、海気とは何か、アウトドアを行う際のリスク管理、安全管理についての講義がありました。野外で活動を行うリテラシーにおいて、危険はつきものなので、その危険にどのように対処するのかということはとても重要です。例えば、出艇するときです。ロッジさらくわは海に面しています。出艇する場所では、カキ殻が多く堆積しています。このカキ殻に船底を擦ると、船が傷付いて水漏れの原因などになってしまいます。カヤックを漕いでいる時に船の中に浸水してくることを避けるためには、出艇するときは船を持って海に出すことが絶対条件となります。このように、すこしの気遣いで危険を避けることができるということを学べました。

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2日目

この日は、朝食をとった後すぐに、海に出ました。前日に引き続き曇り空でしたが、幸い雨は降らなかったです。参加者のみなさんはあいかわらず上手で、ぐんぐん進んでいきました。

この日はさらくわから座佐の浜というところまで行きました。座佐の浜について昼食をとりました。座佐の浜について昼食をとった後、少し時間があったので、参加者のみなさんは近くの座佐池に行ったり、しゃべったり、仮眠をとったりしていました。僕も、座佐池に行こうと思ったのですが、慣れないリーダーとしての仕事に想像以上に疲弊していたようでその場で寝てしまいました。ただ、近くに森や海といった自然がある状況での睡眠はとても気持ちよかったです。

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海から上がり、帰りの片付けの準備をしているところで、ウリ坊がさらくわに遊びに来ていました。近くに森があるという環境ならではの光景だったと思います。僕は、久しぶりにイノシシを近くで見たのでかなり興奮していたのを覚えています。

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最後に

今回は、他大学の学生との交流もできました。このリテラシーを通じてもっと人の和が広がれば良いと思いました。コロナがなかったら、もっと人の和が広がっていたと思います。自然を体感できる機会は他には滅多に無いと思うので、どんどん参加して自然とふれあい、その素晴らしさや雄大さだけでなく、その危険性も他の人に伝え、正しい認識で自然と触れあってもらえるように周りの人々に広めていきたいと思います。

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