雪降るリテラシー

自然環境リテラシー学 山Y1Z1 ”森にとまる水とあそぶ”大台リテラシー 令和三年十二月二十五日~二十六日

こんにちは、ヒロジーです。今回三重県の大台町でリテラシーを行いました。両日共にかなり冷え込んだ回となりました。冬ならではの工夫や動きがあったので、少し大変でした。

自分としては、八月八日以来のリテラシーとなりました。その様子についてお伝えできればと思います。

一日目

この日は燻製した鶏肉やベーコン、チーズを作りました。またそれと並行してピザも作りました。

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燻製したチーズはできてすぐ食べましたが、売っていても不思議に思わないくらいおいしかったです。燻製した分香りが良く、水分がとんでいたため、味が凝縮して本当に好きになりました。

ピザは、生地をこねて広げ、そこに具材を乗せて焼きました。具材はピーマン、ソーセージ、チーズ、トマトソースでした。自分で整形したピザはやはり美味しかったです。

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また、熊野大杉谷ガイド協会の山岳ガイド、森正裕さんにロープワークを学びました。谷の上から落ちてもいいようなロープワークを実践しました。まず、それぞれ思い思いに2mくらいのロープで自分と幹縄を結びました。僕は、幹縄とはもやい結び、自分とは自在結びで繋ぎましたが、それではダメだということを森さんから教わりました。もやい結びは、幹縄に対し並行方向への力に弱く、谷が途中で終っている場合などの、動いてはいけないときに動いてしまう恐れがあるそうです。また、自在結びはどんどんしまっていく恐れがあるため、自分と結ぶと危険だと言うことがわかりました。幹縄とはまき結びで、自分とはもやい結びでやる方が良いとのことでした。家でも練習したいと思います。

夜になり、夕食を作っている時に、燻製した鶏肉とベーコンを火で焼いて食べました。これもチーズ同様とても美味しくなっていました。特に、鶏肉が好きでした。私はあまり骨つきの鶏肉を好んで食べることはないのですが、燻製した鶏肉ならいくらでも食べれると思います。ご飯があったら、2合くらいはいけそうな気がします。

クリスマスだったということもあり、参加者の方やヴェルデ大台ツーリズムの方がケーキを拵えてくれました。下宿してからは全然食べていなかったので、久しぶりに食べることができました。
とても美味しかったのですが、2カットくらい食べると胃がもたれて食べれませんでした。ちょっと前から胃の老化を感じていましたが、やはりケーキはダメだとわかり、実はショックを受けてました。正月に実家に帰るので、いっぱい食べて、胃をいじめて、鍛えたいと思います。


二日目

この日も朝からかなり冷えていました。
朝起きると体がこわばっているのがわかりました。ストレッチをして体を起こしましたが、股関節の違和感がなかなかとれず、困っていました。起きて火に当たると幾分かは良くなりましたが、やはり残る違和感。冬ならではの洗礼を受けた気がしました。
寝る前にもストレッチをやるべきだったと思います。次回からはこまめにストレッチを行いたいと思います。

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この日は、森さんといっしょにリース作り体験をしました。あまりしっかりと見たことがなかったので、かなり難しかったです。加えて僕は不器用なためかなり苦戦していました。
森さんには、昨年度の大台でお会いしたことがありました。森さんは知識がとても豊富で、話がとてもおもしろかったです。あまりよそで話すことは好まれないようなので、この場で話すことはしませんが、とても面白かったです。このクラフト体験だけでも、その片鱗が見えたのですから、しっかり話をすると大変興味深い話を良く聞けると思います。ぜひ積極的に話しかけに行ってみて下さい。

森さんの話で僕がとても興味深いと感じたのは、針葉樹の先祖返りの話でした。先祖返りは進化した生物に進化する前の生物の形質が現われるというものでした。突然変異なのかとも思ったのですが、よく分っていないようです。以前和歌山県にある、太地町立くじらの博物館に行った時に、先祖返りをしたオキゴンドウの展示がありました。このようなこともあり、先祖返りには大変興味があったのですが、ネットで調べても出てこなかったです。図書館でも調べてみたいと思います。


最後に

以前大台町に来たことがありましたが、やはり大台町は楽しかったです。僕は、暑いのが嫌いなので冬のリテラシーということも相まってとても楽しく過ごすことができました。とても良いところなのでプライベートでもまた来たいと思いました。みなさんもぜひまた大台町を訪れてみてください。


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