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腕時計のリューズが取れた原因は?修理料金は?

腕時計のリューズは時間の調節には必須アイテムです。
いくら時差が少ない腕時計でも年数を経過すれば時間がズレてきます。海外に行くことがあれば時刻を変えることもあるでしょう。
リューズが外れるのには何かしら理由があります。
また、リューズが外れた場合、自己判断での修理などは最悪時計を使えなくなってしまうことになるかもしれません。
今回は、腕時計のリューズが取れる原因と、取れた場合の対処法、修理料金をご紹介します。


腕時計のリューズが取れた原因は?

腕時計のリューズが取れるには原因があります。
部品が折れたり、変形したり、ロックが効かなかったりなどさまざまな理由があります。
次からはそのほかの原因をご紹介します。

経年劣化

リューズは回すことができます。
回すことによっても摩耗や時間が経つことによる部品の劣化は避けられません。
経年劣化することによってリューズが歯車に噛み合わなかったり、部品が壊れるなどで取れてしまうのです。

逆回しをしたから

腕時計が作られた年代や腕時計の構造によって関係がですが、リューズを逆回しにすることにより取れてしまうことがあります。
リューズはねじ込み式が多く、リューズを回すことで時刻合わせなどができますが、基本はネジが閉まるように回すようになっています。

これを逆回転させると緩める行為になってしまうため、結果的にリューズが取れてしまいます。
年代によっては叩き込まれているだけのリューズもあるため、あらかじめ腕時計を確認しておくと良いでしょう。

腕時計のリューズが取れた場合の対処法

リューズを無理にねじ込まない

リューズが抜けてしまうとなんとなく元に戻せば治ると思って、またねじ込もうとするかもしれません。
無理にねじ込もうとすると他の部品が壊れてしまいかねません。
そのまま腕時計本体とリューズを修理店に持ち込みましょう。
無闇に時計を分解しても元に戻せる保証もないので、腕時計に詳しい専門家に任せた方が良いでしょう。

リューズをしっかりととっておく

リューズが取れただけで新しいものと交換ということが当たり前ではありません。
場合によっては、リューズが外れた時計を分解して取れたリューズを元に戻して修理が完了する場合もあります。
取れたリューズを無くしたり、必要ないと捨ててしまうのは勿体無いです。

ブランドにもよりますが、ロレックスの場合リューズだけで3万円ほどお金がかかります。

また、取れたリューズは変形させることがないように保存しておく必要があり、リューズが入っていた部分にはセロハンテープで塞ぐなど時計の内部までにゴミや水が入らないようにしておきましょう。

腕時計のリューズ修理料金

基本的にはリューズのみの修理になりますが、場合によっては他の部品も壊れているなどであればオーバーホールをしないといけない場合もあります。
ここではオーバーホールの場合をメインにブランドごとの修理料金をご紹介します。(それぞれの料金はあくまでも目安になります。)

ロレックス

ロレックス正規店の場合、オーバーホールの料金は47,000~88,000円となっています。
これに加えてロレックス正規店ではリューズの交換を含め60,000~100,000円ほどになる可能性もあります。
また、ケース素材が高価であったり、機能が増えたりすると価格は高額になってきます。
修理店の場合は、オーバーホールの料金30,000~50,000円程度になります。
修理店によって技術などが変わるため、料金も総じて変わる可能性も高いです。
ただ、比較的正規店と比べると安くなりやすいです。

オメガ

オメガ正規店の場合、オーバーホールの料金は74,800〜163,900円となっています。
修理店の場合は、30,000〜60,000円となっています。

カルティエ

カルティエ正規店の場合、オーバーホールの料金は39,000〜90,000円程度となっています。90,000円と記載しましたが実際には90,000円〜となっているので場合によって金額がさらに高くなる可能性があります。
修理店の場合、19,000~55,000円程度になります。

タグホイヤー

タグホイヤーの正規店の場合、オーバーホールの料金は36,300円〜69,300円程度となっています。

修理店の場合、19,000円〜55,000円程度になります。

ハミルトン

ハミルトンの正規店の場合、オーバーホールの料金は24,200〜50,600円程度となっています。

修理店の場合、19,000円〜30,000円程度になります。

ガガミラノ

ガガミラノの正規店の場合、オーバーホールの料金は19,000円〜となっています。
修理店の場合、16000円〜となります。
また、正規店での修理において、限定モデルと生産終了モデルについては正規販売品のみ、日本国内で対応します。
そのような場合、正規販売品であることの証明として国内正規保証書または有効な国債保証書の提示が必要になります。

ウブロ

ウブロの正規店の場合、オーバーホールの料金は51,000~130,000円となっています。
修理店の場合、22,000〜60,000となります。

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腕時計のリューズ修理の実績


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