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私は花を棄てて来た。

私は以前 花が好きで生花店に勤めていた。
新しい花を仕入れたい、でも今売ってる花を売らなければ 新しい花が仕入れられない。
当たり前のことだ。
しかし、花はナマモノ。古くってしまう。
花を棄てるのも仕事。

そこで出てくる問題は ニーズと自分の好きな花のバランスだった。もちろん私が経営していれば問題ないのだが、雇われ店長はそうもいかない。
ニーズを重要視して 好きな花は仕入れられない。
少しずつ 大好きだった花へのジレンマがおきていたのです。
小さな花屋さんほど花にこだわりがあり
花が好きな人が多いと思う。
そこではフラワーロス(花を棄てる)は経営的にも花への気持ちも辛くなっていくのです。