【競馬】宝塚記念2024～京都開催と道悪

早いもので、上半期の総決算の時期がやってきた。今年はオークスまで好調だったものの、それ以降で中々取りきれない戦いが続いた。東京開催が軒並み不調。反対に、京都はかなり好調なんだけど、いかんせんレースの数が違う(基本的にG1限定のため)。ここを取りきって、なんとかいい形で締めたいところだ。

さて、今年は阪神改修のため京都が舞台となる。ディープインパクトが勝った年以来だね。奇しくも天候は雨で道悪。当日朝からの雨だから稍重だったけど、今年は前日から雨。重～不良が予想される。

阪神と京都、同じ2200でも条件がまるで違う。阪神は内回りで坂を二度越えるのに対し、京都は外回りで坂はひとつになる。問われる適性が全然違うんだよね。この点がかなり重要だと思う。

宝塚記念の前哨戦といえば、大阪杯や春の天皇賞。東京のマイルG1などもあてはまる。その中で気を付けたいのが、大阪杯だ。

例年なら大阪杯の阪神2000から2200に距離が伸びるものの、同じ内回りとなるが、今年は京都の外回りとなる。なので、大阪杯での上位メンバーをすんなり評価するのは危険だと考えている。

加えて、昨今の大阪杯は海外レースの影響でメンバーがいまいち揃わない。今年も例外ではなく、開催前からG2以下だと囁かれるほどだった。

大阪杯組を割引評価とするのに対し、注目したいのは道悪実績と京都(外)実績。それにプラスして、サンデー系の血。このあたりを上位評価としたい。

では、印を出していこう。

◎ブローザホーン
○プラダリア
▲ドウデュース
△ジャスティンパレス
☆ディープボンド
注シュトルーヴェ

結構攻めた印になったね。

ブローザホーンは血統、京都実績、道悪実績と全てに評価出来るポイントがある。天皇賞では控える形となったが、阪神大賞典のように前での競馬をして欲しいところ。京都外回りに加えて、ハイペースで引っ張るメンバーではないので、前目に付けることは十分可能だと見ているし、先行から勝負強さで残す形に持ち込んで欲しい。

プラダリアも血統、京都実績、道悪実績全てにクリアしているが、長い休みを入れずに6走目となる。さすがに上積みが期待しにくいだろうし、ひとつ評価をさげることにした。

ドウデュースは京都実績、道悪実績が疑わしいものの、持てる力は最上位。さすがに軽視は出来ず、▲に据えた。当然マークが厳しくなりそうで、そのあたりのリスクも込みで考えると、これ以上印を上げるわけにはいかなかった。

ジャスティンパレスは血統と京都実績。長い脚が使えるし、ドウデュースが近くにいるのも大きい。ベラジオオペラはドウデュースより前だろうし、ジャスティンパレスがドウデュースに張り付く形になるんじゃないかな。それより一列下げてしまうと苦しいし、道悪の実績も未知数で頼りないところがある。故に△。

一発あるかも枠でディープボンド。
さすがに1着はなさそうだが、道悪実績と京都実績は申し分ない。キズナの血もタフな展開になれば向くだろうし、ヒモ荒れになるなら食い込んでもおかしくない存在だ。

注意したい存在に、シュトルーヴェ。
目下連勝中ではあるものの、各レースのレベルは今一つ。しかしながら、京都2200は1～3枠の成績が良い。同じく道悪と京都の実績が未知数なローシャムパークと枠の差でシュトルーヴェをとった。

今回は本命が少し不安混じりなので、対抗と入れ換えるパターンを用意した三連複でいきたい。オッズが微妙で、取りガミとなり可能性もあるが、ひとまずはこの形で押していきたい。