夢と知らずに夢を見てた

なんだかんだで歩いてく
なんもないけど進んでく
平穏有限先は暗く
時間は止まってくれない

やがて僕の向かい風
になっていく光に満ちてる
快晴に架かる白い虹
を映す 眼を伏せる

回想そうして岸辺へ
想像会遇水面の上
僕はずっといやだった
時間が言葉を紡ぐだろう

遠く誰かの赤い朝
になっていく光が沈んでく
月光に濡れる青い傘
を差す 君が消えてく


明日だって 昨日になってく
記憶だって 薄れていくよ
君の声が 君の声が
小さくなるよ

雨を待った 風を待った
夢と知らずに 夢を見てた
僕の空に 僕の水面に
描く幻

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