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#BacklogWorld 2020 はプロジェクトそのものだった

Backlog World 2020 運営委員長は、中止したオフライン開催(2/29)、形を変えたオンライン開催(4/18)の合計2度、委員長という貴重な経験をしました。西から来た馬面の男、西馬 一郎です。

準備から立ち上げ、その後の中止、再起と続いた約1年間はまさにプロジェクトそのものでした。メンバーを再結成しre:Unionと名付けたオンラインイベントが無事終わり、ホット一息付いたところです。2つのイベントで共に走りきった運営メンバー、登壇者の皆さん、天神放送局さん、視聴者の皆様、お世話になった皆様に感謝したいと思います。

苦渋の決断での中止と応援

新型コロナウイルスの影響が拡大しており、2/17の夜の運営会議で中止を決めました。やや重い雰囲気の中で「中止」という言葉を出すまで最後の1秒までなんとか光明が見いだせないものかと粘っていました。健康と安全が第一です。苦渋の決断ではありましたが、その判断はみんな納得の上だっと思います。

中止したイベントのクロージング活動をキッチリ終わらせてから次を考えよう、今は閉じることに集中、というメンバーの提案があり、意思統一ができました。逆境の中、メンバーの言葉に何度も救われました。イベント中止に伴うタスクは辛い面もあります。まさに身を屈めるフェーズだったと思います。一方でどういうカタチでいつ再起を図るか模索した状態が続きました。中止の決定をアナウンスしてからのツイートによる皆さんの応援が後押ししてくれました。

再起

このままでは終われないと、有志のメンバーを再結成、代替開催に向けてチームでキックオフしたのが3月16日。約1ヶ月後の4月18日のオンライン開催まで怒涛の準備でした。

長い時間をかけて積み上げ準備したオフライン開催。短期でギュッと詰め込んだオンライン開催。両者はまるで違うプロジェクトでした。それぞれ違った醍醐味があり味わうことが出来ました。どちらも運営メンバーの熱い思い、熱量が「プロジェクトマネジメントを民主化する」という学びのイベントを作り上げていたと思います。ONEというテーマを掲げ、運営メンバーがワンチームとなり邁進しました。本当に感謝しています。仲間と共につむいだ奮闘ストーリーはまさにプロジェクトそのものでした。

団結

団結という言葉。少し古めかしく、堅苦しくも感じます。メンバーのブログにこの言葉を見て、まさに一致団結を思いました。メンバーそれぞれが得意分野を生かしつつ、こぼれたボールを積極的に拾う、関心と気付きの声かけ、課題を潰していく、メンバーが完全に結束していました。そして迎えた re:Union の開催は、メンバーの諦めない思いが結実した瞬間でした。コミュニティ活動ができる現状に感謝しつつ、本当に感慨深いものでした。

1年間の思いと講演内容がシンクロ

運営委員長として過ごした1年間。re:Union 当日の登壇者の講演内容とシンクロするところが多々ありました。「プロジェクトマネジメントをはじめる前に大切なこと」は、前任の運営委員長の永野さん。我々のキックオフ前に入念な委員長引き継ぎと準備で永野さんからプロジェクトを円滑にスタートさせる術を学びました。「リモートワークでプロジェクトマネジメントを上手く行うための技術」は、Backlog World 2020 運営チームキックオフ当時のリモートで初対面同士も多く、慣れないリモート環境だったこと。そして佐藤先生の「プロジェクトリスク&クライシスマネジメント」には、一旦閉じたイベントを復活させるべく奮起したこと、目まぐるしく変わる外部環境に応じてリスク想定をしたこと、そしていつか必ず春が来ることを実感として学びました。勝手ながらこの1年間の思い出と講演内容を重ね合わせて拝聴しておりました。開会・閉会の挨拶に司会も合わせ、あっという間に過ぎた4時間半でした。

最後に

最後になりますが、ワタシも含めメンバーのコミュニティ活動を支えてくれた会社の同僚やご家族、本番オンエアー中に静かしてくれた家族に感謝です。ありがとうございました。開催から1週間、バタバタしていてアーカイブ映像を見返したり視聴者の皆様のツイートも見れていないので、余韻に浸りたいと思っているところです。

引続き、JBUGコミュニティの活動は全国各地で続いていきます。是非オンライン・オフラインでお会いしましょう。

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