FFWFの物語構想2

Mighty Strike Freedom

エイシャアの章
マイティストライクフリーダム(傍若無人)
第二部もほとんどローラン側の話なんだが
成敗される都合上、主役にはならない
そういった手前ヒーロー役はエイシャアとなる
ただ既婚者の上、成熟してしまってる
キャラクターなので成長や色恋の物語はなく
ゲームプレイのみでの主人公といった趣が強い
所謂「わしが育てた」的に腕組んでる人です
どちらかといえばポートピアのボスとヤス的な
関係となるマクシミリアンの方が
そういった要素を受け持っているかもしれない
(別に犯人ではない)
とはいえ、このエイシャアおじさん
前作品でテキトーなモブ将軍のつもりで
登場させた敵役の一人ぐらいの出自だったのに
顔グラが陵南の田岡監督に似てるというだけで
贔屓にされるなどという奇跡を起こしている
今回もまあ頑張っていただきたい
名前の由来は……、まぁ まぁね……


物語の前置き1

戦は終わり、ヘイワ教会に保護されていた
ルイスも親元へ帰りパリスに笑顔が戻った
しかし、ローランの顔色は浮かない
タリラルではシャルルマーニュ亡き今
STORMは解体され、ヘイワ連合に下るも
強硬に改宗を迫る教会及び騎士団の横暴さに
その不満が日増しに高まっている中
広大なタリラル南部に炎の同盟はいまだ健在で
なお秘密基地ジャブローに身を引いていた
ハゲチャビーンが愛人との間にもうけた子を
クルエラ王女が死ぬ間際に残した王子と偽り
タリラルの正当な統治権を主張しているのだ
いつまた、戦乱が起きてもおかしくない状況
その様子を隣国ネトラルやクコロッサ駐屯の
アラモード帝国軍が獲物を狙うハゲワシの如く
伺っているのである

物語の前置き2(長いよ)

ヘイワ占領下のタリラル民衆の間で
ローランはケイオス部族であることから
過大とも言える強い支持を集めていた
それを知ってかクラムチャウダー少将は
元STORMの騎士たちをローランに一任する
彼らは元々、隷属させられた部族の出だったが
組織体系に実力主義をとっていたことから
シャルルマーニュの信奉者は意外と多かった
ローランはあからさまな強盗とやりあって
冷静で的確な判断力を見せつけることで
前指導者とは違った魅力ある超人像を示し
彼らをなんとか懐柔していくのだが
ヘイワ教会への疑念は日増しに高まっていた
そんな最中、ローランは師ゼノンと再会する
彼はその身分とは違い多くの者を従えていた
ゼノンは素性とその目的を明かし
ローランに新世界同盟への加盟を促す

物語の前置き3(長いって)

ローランはかねてより不仲であった
わがまま女のパリスと別れ
新たにアラモード貴族である
オペラ座の歌姫イヴと婚姻を結ぶ
イヴサンローランである
俺は金髪が好きだ、と耳を疑う様な理由に
怒ったパリスはルイスの親権をかけて
めっちゃくちゃに争う決意を固める
同様にヘイワ教会も怒っていたが
当人はどこ吹く風である
ハーディンとニーナ、役者が揃ったことから
猛烈に嫌な予感が漂うタリラル
傷心のパリスは故郷に帰ることにする
その帰路、彼女と見送りに付き添ったアニーは
不幸にも黒塗りのカラバッジオ氏に衝突
二人は消息を絶った
それはそれとして、状況の改善のため
ヘイワ軍はまずハゲチャビーン派閥との
和解を求め会談の場を設ける計画を進める
レッドワル和平会議である
そして、物語は一発の銃声によって始まった
ローランのクーデター(司馬懿)により
レッドワル和平会議に出席していた
重鎮らと共にエイシャアは囚われてしまう
彼を生かしておくのは危険だと
ゼノンは指摘するがローランに大恩ある
エイシャアを殺すことはできなかった
ここに歴史のIFポイントを置いとく、一応ね
ローランら反乱兵たちは新世界同盟
(チームニューワールド)を名乗り
ケイオス人によるケイオス人のための改革
タリラルからヘイワ教勢力の一掃を宣言
ネーミングセンスの酷さにみな閉口する
かくしてタリラルとカトケンの戦争が勃発
ネトラル、クコロッサ、そして
ハゲチャビーン(まだ生きとる)率いる
炎の同盟は漁夫の利を狙いその動向を見送った

エイシャアの章プロット

温情によりショーシャンク刑務所に収監された
エイシャアは囚人のオスプレイと仲良くなる
彼は監獄内において外から商品を取り寄せる
ルートを確立しており、嗜好品やポルノを
中心に手広くビジネスを展開していた
エイシャアはそれを利用し
民芸品のニポポ人形を使って
部下と連絡を取ることに成功
監獄内に司令塔を作り、戦いを支援する
これによりこれまで優勢だったタリラルは
カトケン城を眼前に二の足を踏む事態となる
オスプレイの息子、ジョン・サヴェッジは
父の面会に訪れた際、ことの次第を察して
ローラン方にそれを報告、こうして
エイシャアの死刑執行が決定されるのだった
第二部は今作と前作を繋ぐ内容である
故に両作品に登場するエイシャアが
主役に適任だったということで
プレイヤーは彼の視点で戦う
物語の流れの中で、やや傍観者的立ち位置で
あっても主人公という役割を与えられるのは
ゲームの特権のような気もしなくない

序_脱走編

情報を得たエイシャアの妹ミリシャは
いよいよエイシャア救出作戦を決行する
メンバーはシャイニングフォース外伝みたいに
2軍、3軍連中の寄せ集めだが
がんばるしかないよ
なんとか脱走したエイシャア一行は
関東一円を支配するサザンクロス党の
妨害を受けながらもカトケンを目指す
途中、乞食同然の殺し屋や
迷い込んだ東洋人の女武者
ルンペンのガキなどを仲間に
順当にイロモノ集団と化していくのだった

破_決戦編

カトケン軍と合流したエイシャアは
タンコナス少佐の嫌味を受け流しつつ
ローランとの決戦に控える
副官のマクシミリアン(マックス)は
複雑な心境をエイシャアに吐露する
彼とローランが親友であることは
エイシャアもよく知るところであった
一方、同様にローランの知己である
ハーチェルはスギナミ領に彼を誘い込み
それを討つという作戦を立案する
これは逆にハーチェルが敵に寝返れば
こちらが一網打尽になる様な案だったが
エイシャアは彼を信じ、決戦の地スギナミへ
戦いは凄惨を極め第一部の面々が
刑事ドラマみたいに次々と殉職していく
ローランは「わわわっ」とか「げえっ」とか
情けない声をあげて敗走を重ねるが
いよいよ観念し、シムラ谷の山中にて
盟友ゴングの介錯のもと自決する
戦いはここに終わり、ヘイワ連合は勝利したが
時同じくしてタリラルはアラモード軍によって
占領されてしまった
ネトラルと共謀し、これを成したのは
ヒカシューという17、8の若者だった
新たな時代の移り変わりを感じ
その苦味を噛み締めるエイシャアであった

急_魔王編

エイシャアらは勝利の余韻もなく
キルラン公国へと向かっていた
かつてロイック王国を擁したヤーバン地方を
ゴクーブラック島のズァーク公が
自らを魔王と名乗り侵略したのだ
これにキルランのプリンス公女と
ノリオンのアラミス王、そして
勇者を名乗るユニーク氏が一軍を率いて
解放に向けてがんばっていたんだけど
チンクルストーンの輝きを得た魔王に
苦戦を強いられていたのである
急に二枚目系キャラになったマックスは
思いつく限りのキザな方法でこれに対処する
ゴーデスの影に真のボーナス有りの理屈で
黒幕カラバッジオの存在を暴く
カラバッジオは退散し、魔王は力尽き倒れる
だがその素顔に一同は動揺する
魔王はズァーク公などではなかったのだ

最後の任務

反逆者ローランと魔王を打倒した
エイシャアの英名は三国に轟き渡り
弱虫だったマックスも胸を張って生きる
自信を身につけていた
だがヘイワ教会にはある懸念があった
ローランの子ルイスについてである
教会はこの少年を保護し教育を施さねば
いつまた、この様な災いが再び
訪れてもおかしくはないのだと言う
エイシャアはマックスに教会の意向を相談する
二人の認識は一致していた
保護されたルイスが教会でどの様な目に遭うか
例え死んだとしても疫病が蔓延するこの時代
いくらでも理由はつけられてしまうだろう
ルイスの捜索を命じられた騎士団だが
同時にエイシャアの名に傷を付けたくない
教会は彼の選んだ者にその任を与えるとした
失敗すれば恐らく、その者の将来は暗いだろう
マックスは思い悩むが任を引き受ける
自分がやらねば後輩のフォッカーや
友人ディクソンにこの役目が回るからだ
それに彼には思い当たることがあった
プリンス公女が件のルイスを
匿っていることを察していたのだ
悪いとは思いつつ彼女を騙すような形で
ルイスとその祖母の居場所を特定し
いよいよ、彼らの生家に足を踏み入れるも
パリスの面影深いルイスと必死な祖母の姿に
マックスは強く心を打たれ見逃すことになる
彼ら山彦(エコーズ)はその後
隠れ里へ潜み、歴史から姿を消すことになる
ルイスを追うことは二度とできないだろう

エピローグ

残念なことになったマックスさん
「何 の 成 果 も 得 ら れ ま せ ん で し た」
と報告する以外になかった
教会の怒りを買った彼を
エイシャアとて守り切ることはできず
マックスは嫌がらせの様に
ラスボス直前の土地へ配属されることになった
エイシャアから言い渡された決定に
心痛の面持ちのマックス
教会の言うことはともかく
君は間違ったことはしていない
だから自信を持ちなさい、そして
辛くともけして諦めてはいけない
エイシャアの言葉を受け一礼をし、
部屋をさろうとするマックス
エイシャアはそれを引き留め続けた
君のことを知り、ある者が君に付き従い
一助となりたいと志願して来た
紹介しよう、そして
どうか力を合わせてやっていってほしい
そう言われ入室してきたのはミリシャだった
マックスとミリシャ、彼らは愛し合っていた
感激し抱き合う二人
肩をすくめるエイシャアに敬礼をした二人は
希望の明日へレディーゴーする
厳しくも優しい眼差しで見送るエイシャア

一方、ルイス少年はいじめられていた
祖母が女装なんかさせるからだ
(なお、本人も癖になってる模様)
幼馴染のダイアナに慰められながら
ルイスは強くなりたい、
みんなを見返してやると強がる
それでも、なお泣きたくなる時
ルイスは里で一番高い木に登って
遥かな遠くを見つめていた
その先の丘を越え
いつの日か
父と母が帰ってくる気がするから

あとがき

一応、メインシナリオは以上となる
(予定です)
後はパラレルワールド的な番外編の
パリスの章
Act-age(自己矛盾)
があるにはある、まぁオマケでございます
よかったら見てってちょ
ちなみに、つどつど出てきては
盛大に何もしないで退場する
ハゲチャビーンさん
彼は死んでいません
何なら前作の時代にも生きてて
ルイスを批評し支援する貴族たちの
一人になってるのかもしれない
紋章のラング位の扱いだったはずなのだが
なんか気にいっちゃったwwwwwwww
(ちゃんちゃん)


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