クオリーメン_構想

クオリーメンとは?

かつて人類が混迷の時代にあった頃
その悪の支配から人間の誇りと自由を
取り戻した偉大なる者がいた
人は彼をバーチャファイターも呼ぶ!
それはそれとして、採石場にて出会い
志を同じくかたい絆に結ばれし勇者たち
“クオリーメン”は職人気質を武器とする
ジョブを駆使し魔王ダモンデを打倒した
彼らは其々が指導者として君臨したが
内政値がダメだったのか、すぐ失脚し
正しい歴史は人々から忘れ去られた
そして、勇者の物語と彼らが使ったという
“伝説のジョブ”を宿す“タダノ石”のみが
記憶の片隅にひっそりと残るのみとなった

物語冒頭

4人の少年はみなしごで
オンボロの街のヘイワニート教会に
保護されて兄弟の様に育った
彼らは毎日ジャガイモを揚げた菓子をつまみ
ポリ・コレ汚染の無い日本の漫画を読み漁り
吸うと気持ちよくなれる煙をふかしながら
ギター片手に自分たちを讃える音楽を
高らかに歌い合い楽しく生活していた
しかし、そんな平穏が続くはずもなかった
突如、街のアウ・トロー達が教会に押し寄せ
不当な契約をタテに立ち退きを迫ったのだ
頭に来た4人は果敢に戦いを挑むのだが
やはり大人には敵うはずもなく
伝統?のオープニング全滅を喰らってしまう
それで美人の姉ちゃんシスタークレアが
身代わりとなって悪党に拐われてしまった
このままでは全年齢でリリース
できなくなるかもしれない……
なんとかしなければならない4人は
なんとかしなければならないと思った
そんな彼らに意地悪女のメアリースーが
アンタらバカねといつもの調子で絡んできた
彼女が言うにはこの教会の地下には
“おたから”がありギャングの奴らもそれが
目当てでちょっかいを出してきてるらしい
なるっぺそ、じゃあそのおたからを差し出せば
教会も無事だしシスターも返していただけるし
なんなら、逆にこっちがいくらかもらっても
いんじゃね?などと呑気な発想の4人
善は急げ、そいつを見つけに行こうぜボーイと
探索に取りかかると本当に地下洞を見つける
4人は運命に導かれた様に中へと進み
妖怪変化もぶっとばしタダノ石を発見する
タダノ石はヒゲじいみたいな精霊になり
4人に偉そうに語り出した
お前らこそ選ばれし真の勇者なのだ、と
そんなのいいからおたからが欲しい4人
ヒゲじいを恫喝すると
お前らはすでに“友情”という名の真の宝を
持ってるとかボケたこと抜かしやがるから
更に2、3発ぶん殴ってやったら
流石に効いたのか、泣きギレしながら
力が欲しいならくれてやるよバカと
フリーファイター(FF)のジョブを与えた
4人は原哲夫先生が描いたみたいな
八頭身ムキムキ野郎に変身する
FFは数あるジョブの中でも最も脳筋な形態で
4人はこれまで重くて装備できなかった武具を
軽々と使いこなせる様になった
当初の予定とは変わったが上機嫌の4人
この力を使い、街のギャング“インム会”を
ボコボコにして差し上げクレアを助け出すと
街の人々から英雄だepicだともてはやされる
クレアもこのイケメンたちがあの4人だとは
思わなかったかしっかり頬を赤く染めている
大団円を迎えたかに思えた矢先
ヒゲじいが衝撃の事実を告げる
ジョブの力を使った彼らは魔王ダモンデと
死ぬまで戦う運命を背負ってしまったのだ
ふざけるな、あんまりだと抗議する4人に
ヒゲじいは尚もダモンデの悪辣さを語る
彼奴らは人類から再び全ての職を奪う
スーパーニート計画を企てているという
別にいいじゃないかと憤慨する少年たちだが
そうなってしまうと彼らが楽しみにしている
ファイナルストリートソルジャー64という
ゲームが開発中止になってしまうため
しぶしぶ戦う決意をかためる
彼らは旅立ち、ダモンデに対抗するため
世界中にあるタダノ石とジョブを
手に入れなければならかった(誤植)
出所したばかりでインム会を滅ぼされた
ヤクザの兄貴インジャンジョーは
このやりとりを見るや復讐心か、
はたまた私欲のためかは分からないが
タダノ石の一人占めを画策する
こうしてクオリーメンとなった4人
VS強欲なインジャンジョーの
石を求め血を吐きながら続ける悲しい
マラソンが繰り広げられることになった
冒険はまだはじまったばかりである

コンセプト

あまりめんどくさくならないRPGとしたい
物語、世界観は前項の通りで
トムソーヤとかグーニーズ、タートルズ
スタンドバイミー的なノリ……、か?
また、ジョブものでFF5ではなく3の方を
モデルとしてるのはアビリティの付け替え
要素がおっくうとかそんなとこです
商業的にはメチャクチャな判断だろうが
こういうとこで個人的趣味に走れるのが
無料で遊べちまうゲームを作る側の魅力だ
問題はジョブシステムなんて作れんの?
てとこになるが私にもわからん(メタルマン)
ツールはツクールってことになるだろうが
これについては全然わかってない
studioのまんまFE作れますという部分に
介護されてきた私である
期待できないことこの上ないわけだ

今の所の考え

こだわりたいのは時間の経過だ
期限を過ぎれば打ち切りENDになるし
足止めをくらえばインジャンジョーに
タダノ石を奪われてしまう
より道をすれば強くなる一方で
こういう危険性がともなうという寸法だ
どんだけ収集要素が嫌いなんだって話だが
それ以上に取捨選択式の方が
プレイヤー個人の考えが出るので
面白いと思ってるだけである
また、揃わないなら揃わないで
見落としてもいいかとかえって気が楽になる
ちなみ時間経過はイベント毎として
ある程度、計画は立てられることにする
構成はロックマンの様にしたいが
レベルデザインを考えるなら
途中まで一本道の方がいいだろう

登場ジョブ16種

ノーティ_N
たまねぎ剣士相当、外見は飛行帽少年
特技にはいたずらがある
大器晩成でほぼ役立たず

フリーファイター_FF
戦士相当、外見は世紀末ルック
全ての武器が装備できることに加え
ダメージを受けるほど攻撃力が上昇

マジックユーザー_MU
黒魔、風水士相当、外見は道化師
魔法に加え、軍師的な計略が使える
属性攻撃が得意で防御の影響を受けにくい

クレリック_C
白魔相当、外見はターバン導士(ミンウ)
回復担当だがゾンビ系に極めて強い力を持つ
盾、棒術、体術が使え、そこそこ戦える

レンジャー_R
シーフ、狩人相当、外見はエルフ(リンク)
弓やブーメランなどで後衛から攻撃できる
奇襲を受けにくく逃走成功率も高い業師

エンチャンター_E
赤魔、魔法剣士相当、外見は三銃士風
基本的な魔法と中途半端な剣術しかないが
それらを組み合わせて本領を発揮する

スペクター_S
青魔、野生児相当、外見は狼男
魔法とは違う怪人・怪物技を使える
モンスターになりきり耐性も得られる

タレント_T
詩人、踊り子相当、外見は美形ナルシスト
芸能を使う補助のスペシャリスト
戦うだけでは芸は身につかない?

アルケミスト_A
学者、薬師相当、外見は理系メガネ
アイテムの効果が強化される特技を持ち
それらを合成する発明も強力

ギャンブラー_G
幻術士相当、外見はカジノディーラー
ランダム性が強い特技、博打を持つ
ドラクエ遊び人の様に運が飛びぬけてる

パラディン_P
ナイト、竜騎士相当、外見は正統派騎士
全ての防具が装備でき、盾と槍術に長ける
味方を庇ったり、バフ積みができる護り手

オンミツ_O
忍者、モンク相当、外見はガルフォード
短剣や爪の二刀流や忍術、体術に優れ
速さと強さを兼ねるが少々打たれ弱い

デビルサマナー_DS
召喚士相当、外見はファウスト博士
魔物と契約して使役する厨二病患者?
召喚にはMPではなく金を使う

ハスラー_H
シーフ、商人相当、外見はグラサンハゲ
金儲けのプロで盗みやペテンを得意とする
アルケミストやサマナーとの相性がいい

ベストキッド_BK
空手家相当、外見はちょんまげ武人
何も装備できない素手のスペシャリスト
HP、攻撃力ともに最強だが耐性面が無力

ワイズマン_W
賢者相当、外見は老魔術師(ガンダルフ)
魔法を全て使える上に二重詠唱ができる
魔法職最強だがHPもMPも低くスタミナ不足

16種というのもキリがいいかな?位の考えで
特にこれが素晴らしいってこともないんだが
こういうのは多けりゃ多いほどいいってのと
できるだけ選定した方がいいってのだと
私は完全に後者の思想の持ち主である
洗練されてる=美しいって程度のフェチズム
ファミコンばっかやってるとこうなります
気をつけましょう
しかし、そう思うと16ってのはハンパだな~
FE新作出るたびにユニットとスキルの数が
多すぎて覚えられないと文句たれるくせに
自分自身でSRPG作るとグダグダで
ユニットもスキルも整理できないんだから
思想があるというのとそれをできるか
どうかってのは完全に別だと思われる
おれ……、やっぱつれぇわ(涙声)

反省

正直RPGなんか作れんだろという
ツッコミ及び反省は猛烈にあるんですが
なんかこう色々、浮気してしまうというか
考えが止まんなくなるってこともあるわけで
考えるだけならタダだしねえ……と
オメ、そんなことしてっから
制作進まねえんだろ(野沢雅子の声で)
という事実が突きつけられるのであった
(ちゃんちゃん)

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