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鼻呼吸

酸素は生命維持に不可欠ですが
呼吸で体内に入れただけでは
内臓や皮膚、筋肉などの
細胞まで運ばれません。

酸素は赤血球に含まれる
ヘモグロビンと仲が良いので
一緒に体中を巡って
細胞の酸素を届けています。

しかし、ヘモグロビンが細胞までやってきても
そこに二酸化炭素がないと
酸素を細胞へ渡してくれません。

ヘモグロビンは、
二酸化炭素と交換することを条件に
酸素を細胞へ渡していくからです。

無事に酸素と二酸化炭素が交換されることで
初めて細胞に酸素が供給され
細胞の活性化がスムーズになります。つまり、体内にしっかり酸素を取り込めるかどうかは
二酸化炭素の量によります。

もし、体内の二酸化炭素が 
少なければ細胞へ供給される
酸素量も少なくなり

反対に二酸化炭素量が多ければ、
多くの酸素が細胞へ放たれ、
細胞の呼吸が促進されます。


二酸化炭素と交換した酸素が
細胞までしっかり取り込まれると
そこにエネルギーが発生します。

エネルギーが発生するということは
体温が高まる
疲れにくくなる
同じ運動をしていても 
バテにくくなる 
風邪をひきにくなる

などのメリットが期待できます。

口呼吸では二酸化炭素が 
多く排出されてしまいます。

でも、鼻呼吸なら適度に 
二酸化炭素が
体内に保たれているので、
酸素が細胞に届く量が 
多くなるのです。

鼻呼吸には身体にとってメリットがたくさんありますが
最近はマスクの影響で口呼吸になりがちです。

鼻呼吸を意識することで
綺麗な空気を取り入れることができ
酸素を身体の隅々まで
届けられるようになります。

鼻呼吸をマスターしてyogaすること・生きることが健康に繋がります。

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