保冷剤は万能なのか?

食中毒、ダメ、ゼッタイ
実は昨日のポストに疑念がある。

”低温移送のため保冷剤を利用することにした。”

自分で書きながら引っかかってたんだ。はたして保冷剤は効果があるのか?

確かに弁当バックに氷を突っ込んでる様な物と推測できるが、これで大丈夫であるという人の信憑性はどうなんだ?保冷剤界のプロパガンダかもしれないぞ?

くどいようだが、奴ら(食中毒の原因菌)は、20度から増え始め37度近くになると猛烈に増え食べ物が腐敗する。最悪、奴らで死ねるんだぞ?

移動中の温度変化はネットでも見たことは無い。調べても「大丈夫だろう」という心の浮き輪しか出ないのに、どうやったら安全と理解するのだ?

仕方がない。検証が必要だ。

amazonに良い物があった。温度測定ロガーだ。
この日のために買っておいた。

簡単に解説すると、任意の設定秒数毎に自動的に温度を測定して記録、後でPCにダウンロードして閲覧する事が出来る。

IT技術者だったら1個ぐらい持ってもいいか。不調機器のラック温度とか気になるでしょ?え?気にならない?

これ以外の使い道も決まらないのが悲しいが、これを持って弁当バックの内部温度変化を調べる事とした。

その結果がこれ。

ガッデム!20度Over!!(希望予測は15度付近)

実際の移動時間である8時30分から9時30分の間は、21度付近。別で測定している外気温は、28度から29度へ。外気温が上がっているのに、弁当バックの中は一定である事から、ある程度の効果はあるのであろう。

しかし、、、

気を取り直し、少し詳しくグラフを見ていこう。

7:52:30-8:00:30
弁当が完成。今日の弁当は中華冷麺なので冷たくも無し、熱くも無し。
このときの温度が30度程度。

8:00:30-8:29:30
弁当、温度測定を冷蔵庫に。急激に冷え、12度まで低下。
そして最後に温度計をタッパーに入れ、弁当箱と保冷剤2個と一緒に弁当バックに。

8:29:30-8:44:30
会社に向かって移動。外を歩く。
外気温28度。弁当バック内21度。

8:44:30-9:15:30
会社に向かって移動。地下鉄。
外気温不明だがエアコンが節電状態ながら効いている。
弁当バック内は21度で変化なし。

9:15:30-9:25:30
会社に向かって移動。外を歩く。
外気温29度。弁当パック内21度。

9:25:30-12:00:30
会社に到着。弁当バックごと冷蔵庫にIN。
温度急低下。21度→8度。


これは、保冷剤だけでは温度を下げることが出来ず温度上昇を抑えると見た方が良いのか、外気温-10度程度が限界なのか?いや、今回、弁当と共に温度計をタッパーに入れて、冷蔵庫に入れなかったことで弁当は冷えているがタッパー、タッパー内部の空気は冷えていないと言う食い違いがある。

明日、もう一度調査が必要なようだ。
まぁいいや。この機械、今の所これ以外使い道がないし。

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