少牌華8五等

2022/10/11 曇 華8セット -6k

  •  この日はzooバイト時代の同僚で最近卒園したれみの熱い要望で華8五等セットをする運びとなった。誤解されがちだが、れみは女ではなく男だ。由来は知らないが俺たちは彼のことをれみちゃんと呼んでいる。少し気色悪いね。

  •  約束の5分ほど前に着いたがれみちゃんは既に卓についており、華8設定や、れみ自作の金牌、白ぽっちなどを入れ替えて(広島zooは田舎のため自作して持ち込む必要がある)結構和やかな雰囲気でセットが始まった。今日は楽しくセットできそうだとか呑気に考えていたらお座り1本目かられみが自慢の豪運でチューリップ4華を即ツモし、132枚オールをかましてきた。この日は0.05お気持ちだったので約6.5kほど払ったことになる。この記事を書いている時にその和了手牌の写真でもとっておけばと軽く後悔したが、当時の俺は132枚被弾にキレすぎてそれどころではなかったから仕方ない。キレつつもめげずにコツコツと和了を重ね一時期は勝ち頭になっていた。華8を打ち5時間ほど経った頃、同卓者のs君が「飽きた。華8と少牌混ぜよ」というバカみたいな提案をしてきた。れみちゃんは乗り気ではなかったが、俺も物足りなさを感じていたので、提案に乗り、人間による最も愚かな発明こと多数決により、その狂ったルールで決行される事になった。反対していたれみちゃんが少牌に変えた途端ぶっささりだし、国士無双に抜き北放銃などし、れみちゃんは熱いを通り越して冷めきっていた。冷めたれみちゃんと未だに五等のルールを把握していないs君が相手では最早勝負あったかのように思われた。もはや何回目か分からない俺が大トップ目のオーラス、8巡目に俺が切った発がs君に捕まった。黙聴だったので大して高くないだろうと鷹を括っていたら、小車輪アメチー表表北北北夏にぶっ刺さり、親の5倍役満は六万点を支払った。その放銃を皮切りにダムが決壊したかのように俺から点棒とチップが放出されまくり、俺がたっぷり蓄えていた運量は何故かれみちゃんに移り、れみちゃんは9連勝していた。俺は疲労困憊で待ち取りも間違えるようになり、ギブアップをし解散することとなった。途中あれだけ蓄えたチップは全て放出し、負け頭にまで墜ちていた。明日もやろうなどと二人はふざけた事を抜かしていたが、二度とやらない。俺はTOEICの勉強で忙しいのだ。


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