岩井バッシングと同性愛差別
自分とは異なる性的嗜好を持つ人がいても批難しない。これが、多様性を許容する社会の基本です。
例えば、私は男性に対して性的な魅力を感じることはありませんが、男性に対して性的魅力を感じる男性がいたとしても、これを批判しようと思いません。男性同士で愛し合って家庭を築く人たちがいたとして、それを社会から排除しようとは思いません。
だから、ハライチの岩井さんが19歳の奥森さんとの結婚を決めたことについて、例えば、
等といって非難している人たちには違和感しか感じません。
31歳の時に13歳の異性を見ても自分は付き合おうと思わなかったとしても、そのことは、31歳の時に13歳の異性を見て付き合いたいと考えた人を批難する理由にはならないからです。
現代日本では、主として「10代女性に対して性的魅力を感じること」が「マジョリティと異なる性的嗜好である」としてバッシングされる対象となっていますが、昔の米国であれば、「異なる人種に対して性的魅力を感じること」がバッシングされる対象になっていましたし、現代でもアジア諸国では、「同性に対して性的魅力を感じること」がバッシングの対象となっているところが残っています。
つまり、現在、奥森さんとの結婚との関係で岩井さんを糾弾している人たちは、同性愛者を攻撃している人たちと、基本的な発想が共通しているといえます。
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