初の…!!お勧めの誘いのおはなし。

久しぶりに同級生から連絡が来たのです。それも女子!!
なかなか女子からお酒のお誘いを頂くなんてない話。

私はガッツく。多分あの時の目はキラキラ。いや、ギラギラしていたでしょう。そして、鼻の下はこれでもかと伸びきっていたでしょう。

日程などの話を進めていると彼女から突然「ビジネスを始めた」と話が来た。

「び、ビジネス…。」

我々落語家から聴くことのない言葉。

「ビジネス」

最近、同級生の間でそのビジネスとやらが流行っているのは聞いていた。

「俺にも来たーーー!!!」

友達の少ない私にとってその話が来るとは思っていなかった。(これはネタにするチャンス!!)

これはルノアールでよくやっているあのやつだ!!

当日集合場所を教えられる。その場所は「ルノアール」。

進研ゼミでやったところだ!!(そんなもんねーよ!!)

待ち合わせの場所へ行く。同級生が待っている。綺麗な格好をしていた。

軽い挨拶を終え店に入ろうとすると
「少し待ってて。」

え、あ、ん?まあいいや待つか。少し時間より早めに着いたしな。そうだ一人美人が来ると言っていたのを思い出した。

そして、同級生の子は店の中に消えていく。

あら?僕ちん一人になっちった。

5,6分待つとその娘からお呼び出しを頂く。

行くとそこには僕より2,3こ上であろう女性がいた。目が大きくて可愛らしいがどこか気の強そうなの女性。

最初はなんともない世間話。まず落語家ですとなれば話はその方面のことになり私の慣れたセールストークをする。(なにそれ!)

徐々にそのビジネスの話になる。

感想を言っておくと「よく分かんねー!」である。

まずはシステムとやらを古風にも紙とペンでご説明頂く。
その後現代らしくタブレットでご説明。

内容は諸々の関係上控えさせていただきます。(ただ矢継ぎ早に説明されたためぼんやりとしか覚えてないため)

でも、流れるようなセールストーク、強めな言葉選び、名前の聞き出しかた、相手を混乱させて誘導していくやり方など大変に勉強になった。

今度の高座でこのテクニックを使ってやる!

しかし、この「ビジネス」の内容は本当に分からなかった。

一つ最後に思ったことはここで俺がやったらある程度は稼げるな。だ。(やらないけど)

冷静になれば何ともないことだがいざ現場にいるとその圧倒的な雰囲気とその場のノリとやらでながされてしまうのだろう。

その後同級生の子はその現場に残ったのでした。

あれ?俺と飲みに行くんじゃなかったっけ?

まあ、コーヒー2杯は飲めたからいいかな。
いや、待て。その子と全然話してねーや!!ま、いいか。ネタもらったし(笑)。いや、よくねー!

皆様もどうぞお気をつけ下さい。

もう少しは深い内容を知りたい方は落語会のマクラにて…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?