スクリーンタイム対策 2024春

近頃明らかにスクリーンの見過ぎだ。調子が狂ってきた。なぜか。暇だからだ。そして、暇の潰し方を僕はあまりに知らなすぎる。

暇の潰し方を探そうと思い、スマホとPCをケースにしまって鍵をかけ、2時間ほど暇な時間を過ごしてみることにした。何をしたか。テレビで野球を見て、録画してあったドラマを見て、本を読んだ。よしよし、いいじゃないか。

意外だったのは、普通にぼーっとできたことだ。僕は自分がぼーっとするのが苦手だと思っていたが、そんなことはなかった。他にできることがあるにも関わらず、ぼーっとするのが嫌だっただけかもしれない。あるいは、「ぼーっとするぞ!」と決意してぼーっとするのが苦手なだけかもしれない。いずれにせよ、野球とドラマの間、ドラマと本の間、あるいは本を読んでいてふと顔を上げた数十秒、僕はぼーっとしていた。間欠泉的にぼーっとする時間が生まれるのは何の苦でもなかったのだ。

では、間欠泉的な隙間に僕は何をしているのか。スマホやPCをいじっているのである。ところで、ネットサーフィンやSNSは心身によくない。姿勢が歪むし、明らかに神経症的な精神状態が助長されている。だが、スマホが全て悪いわけではない。たとえば、音楽やラジオを聴くのは、ダメージよりも遥かに快楽が上回っている。ギターの練習のために使っている、スロー再生できるアプリもいいようにしか作用していない。英語やフランス語の辞書も重宝している。これらは使っていいツールだ。

いつでもいじってしまう、まずいアプリは何か。リストアップしてみた。

・Slack
・Discord
・Podcasters(Podcastの視聴者数データをみるためのアプリ)
・note

結局SNSだ。上の3つはPCに移管可能だ。即刻やめられる。問題はnote。主にこのブログを書くのに使っているわけだが、他人の新しく更新された記事は気になるし、自分の記事への反応も気になってしまう。毎日書くようにしているが、夜寝る前に気づいた時や、時間がなくて電車の中で書いた時はスマホのアプリから投稿している。noteは「X日連続投稿」と囃し立ててくるのが悪い。依存させる仕組みになっている。

Noteのプラットフォームを借りてnoteの批判をするのもどうかと思うので、一応擁護もしておく。向こうもビジネスだ。なるべく多くの人に、なるべく多くの時間、利用してもらった方がいいに決まっている。そして記事=コンテンツが増えれば増えるほど、note自体の魅力も(一応)増していくはずだ。そして記事から知見を得たり、記事に癒されたりしている人も多くいるのだろう。

だが、僕の心身にはフィットしていない。これではキツすぎる。

と、いうことで、今月中に自分のホームページ(HP)を開設して、自分のHP(体力)を回復させることにした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?