ラジオドラマ「オートリバース」感想【ブログお引越し投稿】

この投稿も2020年12月20日に書いていたもの。
ブログを引っ越すにあたり、その当時の気持ちが残したくてお引越しします。



「俺、好きな女出来たから、お前とはもう遊べない。」

何だろう、この言葉を放つ作ちゃんの声がものすごく耳に残ってしまって、
思わず目次タイトルにしてしまった。

HiHiJetsを知ってから2年が経っただろうか。
最初は歳も離れすぎていて何とも思わなかったけど、
YouTubeでの学生ノリの面白さと、TVなどで見る真剣に踊る姿とのギャップに目がいき、
気づいたら気になる存在に。

普段のフィールドであるミュージカルの影響か、
手先指先がしなやかな作ちゃんを特に見てしまう自分がいて。
(だけどが高橋優斗という俳優がドラマで見せる演技力もすごいと思うし、
基本的には箱推しってやつなのだと思う。)

毎週日曜のJr.チャンネルが楽しみで。
わちゃわちゃしている5人を見ると翌日からの仕事に向けて気合が入るというか。

そんなHiHiJetsの最年少コンビの活躍が見られる機会、
作ちゃん、ガリさんの出演するラジオドラマ「オートリバース」が早く聴きたくて、
情報解禁されて以降、原作を予習で読んだりして年甲斐もなくわくわくしていた。
(ミュージカルの原作以外で原作の予習をするのは久しぶり。)

青春ラジオ小説「オートリバース」

青春ラジオ小説オートリバース特設サイト

ガリさん、ナレーションが本当に上手い。
直の、少し人生にやる気のない印象も声で表現出来ている。
最初の方はあまり感情が入ってないように思えたけど、
高階に出会い、だんだんと表情豊かになっていくのが、声の感情とリンクしていたように思えた。

作ちゃん、武闘派な高階。
きっと自分の引き出しにはないキャラクター設定だったと思うけど、ちゃんと高階がそこにいた。
すごいな、小泉今日子に出会って純粋にわくわくしていた頃と、
高階隊が結成された後の落ち着いた声色が全然違う。

「高階はどこかもう、別人のように見える。」
直が発したその言葉にすごく説得力がある変化だったと思う。

原作を予習していたのでどんな結末かは知っていたけど、
2人の声で聞くとより物語への理解が深まった気がする。

原作で描かれている高階のビジュアルって、私が読む限り、
とっても作間くんなんですよね。
是非、映像でも見たいところです。本当に。

全話聴いた後の「ドラゴンフライ」がまた良いんだよなぁ。

ドラゴンフライ

ドラゴンフライ


会いたい会いたい痛い この胸にあいた穴
会いたい会いたい痛い この傷がくれた夢

海の上 この小さな羽根をひろげて
空の果て あの小さな光もとめて
海を飛ぶ僕らトンボ それを海とも知らないで
海を飛ぶ僕らトンボ それを無理とも知らないで

海のむこうへいければ 僕らドラゴンフライ
この街さえでれれば 僕らドラゴンフライ
会いたい会いたい痛い この胸にあいた穴
会いたい会いたい痛い この傷がくれた夢

僕はここ まだ誰にも嘘をつけずに
君はどこ 見上げる空の色を変えて
恋をした僕らトンボ それを愛とも知らないで
恋をした僕らトンボ それを永久とも知らないで

海の向こうへいければ 僕らドラゴンフライ
誰もいけぬと笑うんだ 僕らドラゴンフライ
会いたい会いたい痛い この胸にあいた穴
会いたい会いたい痛い この傷がくれた夢

海のむこうへいければ 僕らドラゴンフライ
この街さえでれれば 僕らドラゴンフライ

海のむこうへいければ 僕らドラゴンフライ
誰もいけぬと笑うんだ 僕らドラゴンフライ

会いたい この胸の穴はあなた
ああ痛い この胸の穴はあなた

余談ですが…

この「オートリバース」って季節の設定はないと思うのだけれど、
仕事終わりの暗い道、冷たく澄んだ空気の中で聴いたradikoが
本当に沁みたのでおすすめです。

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