Talktuneがリリースされるまで#01
曲が作りたくなりました
2023年も三が日が終わり「年始だから」というどれだけだらけても許される最強の免罪符を失った私、beniwakareは、Radiotalkで出会ったバンドマンにこんなLINEを送った。
前後の脈絡など何も無い。
本当にただの思いつきだったと思う。私は、元々学生の頃からギターをやっていたものの、完全に趣味。配信でギターを弾き語る事はあっても、作曲を最後にしたのも10年近く前。
LINEを送った相手は、ガチのバンドマン、ベーシストであるナカザトトモヤ。普通なら「いつかしたいですね~」がいいところだ。
しかし彼の返事は…
こうして、1月5日、音楽バカ二人の雑談から、この企画は転がり始めました。
ニコニコ動画の動画投稿主やYouTuberがやっていた形に倣い、合唱という形でRadiotalkのトーカーを集めて合唱にしよう!という話がすぐに出た。
楽曲が合唱という形に決まったのも、この同じ日だ。
転がり始めた岩は、一気に加速していく。
アイディアその1です!!
そのたった4日後、ナカザトトモヤはあっと言う間に弾き語りでのコード進行、そしてメロディラインを作って私に持ってきた。
ナカザトトモヤにbeniwakareが「曲を作りたい」と言った5日後には、ほとんどの形は完成していたことになる。恐ろしい男…。
一旦この曲を作ってみて、よくなかったらボツにしましょう、という恐ろしいテンションでこのアイディア1は突き進む。そしてこのアイディア1が、最終的にそのまま楽曲に使用される事になる。メロディもほとんどそのままだ。
このタイミングで、公開を夏頃にしようと言うのも確定した。
その一週間後、私がRadiotalkerの中から歌を歌っている人や配信頻度の高い方をナカザトさんに伝え、そしてこの中から最終的なメンバーが決まることとなる。
※メンバー選びに関しては、また別の機会で書こうと思う
メンバー確定を行いながら、ナカザトトモヤは楽曲データの作成を行っていた。ドラムはなんとナカザトトモヤがベースを担当するバンド「3rd Time Lucky」のドラマーであるYumaさんが叩いてくれるということで、beniwakareもテンション爆発。めちゃくちゃ嬉しかった。
ベース、バッキングギターはナカザトトモヤ、アコースティックギターと作詞をbeniwakareが担当することとなった。
リードエレキギターもbeniwakareが担当する予定だったが、私はアコギがメインのギタリストのため、旧友であるウルズ7に声をかけてみた。すると、二つ返事でOKを頂き、リードギターはウルズ7に担当してもらう事となった。
このタイミングで、楽曲作りのメンバーは確定した。
共感できるものを
作詞はbeniwakareとは言え、beniwakareが作ってきた曲はアコギの弾き語り曲ばかりだ。人に歌ってもらう前提で歌詞を書いたことはないし、まして合唱など高校の文化祭でやったのが最後のように思う。
何度も書いては消し、書いては消しを繰り返し、その度にボツにする理由はいつも同じだった。
「聴いてくれた人がもっと共感できる歌詞がかけるはず」
こうして作詞作業は難航していく―――。
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